行雲流水の如くに

立民・維新の国会共闘は「戦術論」としてあり得る

「呉越同舟」という言葉がある。

敵味方や仲の悪い者同士が、同じ場所や境遇にいること。

本来は、仲の悪い者同士でも、共通の困難や利害のために、協力したり助け合ったりすることの例え。

 

犬猿の仲だった立憲民主党と維新の会の「国会共闘」が実現し、今のところ上手くいっているようだ。

感染症法」の改正では、与党も巻き込んでこの国会で成立しそうだ。

まさに「呉越同舟」を絵にかいたような感じではある。

 

野党がばらばらで、そのために自民・公明が国会で多数を占め「モリ・カケ・サクラ」に見られるような専横政治がまかり通っていた。

しかし今国会は、野党第一党と第二党が手を組んだので、かなりしまった国会になって来た。

立憲民主党の安住国対委員長は、「ちびっこギャング」というあだ名の通りなかなかの業師だ。

一方の維新の遠藤敬国対委員長もふところが深い。

秋田犬保存会の理事と言うところが面白い。

「与党の補完勢力」だとレッテルを貼られてやってきたが、バラバラでやっていても同じことだ。

やれることから一緒にやらへんか、ということだ。

 

次の課題は「旧統一教会被害者救済法」がどうなるか?

先送りしたい自民党にどこまで迫れるか?

さらには政府のバラマキ的補正予算案に対して

野党として違う旗を立てることが出来るか、久しぶりの緊迫した国会を見てみたいものである。


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コメント一覧

megii123
kenちゃん、こんにちは。
今の自民党は完全に「金属疲労」の状態。
統一教会問題は長年の錆が浮き上がって来た感じですね。
これは少々の錆落としでは無理。
政界再編成がどうしても必要ですね。

公明党の実態は、明らかに創価学会の手ごま。
献金制限を恐れるわけです。

御指摘の通り「土台作り」が大事です。
knsw0805
「行雲」さん、おはようございます。
私は立憲民主党が維新の会と「国会共闘」することは良いこと思います。本当は野党勢力の大結集が望ましい姿ですが、共産党を除いた野党勢力の結集で次の衆議院選挙は戦い勝利してもらいたいです。そして公明党に煮え湯を飲ませたいです。そのためには行雲さんがいつも言われている地方組織の土台作りですね。3年間勝てる体制づくりに邁進して欲しいと思います。
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