国内では自民党も立憲民主もトップを誰にするかで喧騒を極めている。
お祭り好きの日本人には格好の娯楽なのだろう。
進次郎は兄の孝太郎同様、「お茶の間のタレント」扱いだ。
一方のアメリカでは、トランプとハリスの熾烈な戦いが続けられている。
今のところほぼ五分五分だ。
そこで11日のテレビ討論会の直接対決が注目されていた。
私の感じでは「ハリス優勢」だったと思う。
同様の感想を述べる識者もいた。
ハリスは検事出身、トランプはいくつもの罪を背負う重罪人だ。
こんな二人がテレビ討論をするのだから、アメリカという国は、懐が深いというのかいいかげんというのか理解しがたい。
トランプは周りから諫められているのか、いつものトランプ節は封印していた。
個人攻撃を控えた可能性がある。
逆にハリスから攻められる場面があったりして、ハリス優勢と判定しても良いだろう。
トランプになるかハリスになるかは、世界にとって大きな問題だ。
トランプになればアメリカはもとより世界の亀裂がさらに大きくなる。
ハリスになれば「分断から包摂」へと向かうだろう。
その意味ではハリスが大統領になるのが望ましいが、決めるのはアメリカ国民だ。
翻って日本を見た場合、
危うい崖っぷちに立たされているのに気が付かず、お祭り騒ぎに明け暮れている気がする。