行雲流水の如くに

混迷深まる自公政権は泥沼に嵌ったかーー火宅無情の世界と認識すべし

山雨来たらん欲して風楼に満つ  許渾(唐王朝衰退期の詩人)

(事件が起ころうとする前の不穏な気配をいう)

今や自民党内は「疑心暗鬼」の山雨が降りだそうとしている。

山雨の中心には菅義偉という人物がいる。

今までの自民党の中でも特異な首相が「自爆解散」も辞さない状況だ。

願わくばその自爆は自民党だけにとどめて国民にまで害を及ぼしてほしくない。

 

煩悩具足の凡夫・火宅無常の世界は、万のこと皆もってそらごと・たわごと・真実あることなき   親鸞

自分なり世の中をこれくらい厳しく見つめておくことが、コロナウイールスに侵された火宅無常の世界に必要なのだろう。

雨が上がって希望の光は見えるだろうか?

親鸞は次のように救いの手を差し伸べてくれているのだが。

ただ念仏のみぞまことにておわします。

 

薔薇(テレトン)

とにかく樹勢が強い。初心者向きだと思う。

アプリコットの優しい色合いが心をいやしてくれる。

 

権力とは不思議なものだ。

これを持つと、つい振るってみたくなる。

菅義偉の胸中には「解散権」が散らいついている。

このところ政権内部の様子が駄々洩れになっているのは「解散権をふるわせたくない勢力」がいる証拠だろう。

 

秋来ぬと目にはさやかに見えねども風の音にぞおどろかれぬる  

藤原敏行朝臣

つりばな


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コメント一覧

megii123
kenちゃん
「佐久間象山」ですか、これは思いがけないご意見ですね。
私は佐久間象山の書物を読んだことがなかったもので、彼を意識したことはあまりありませんでした。
私はどちらかというと「西郷隆盛」の考え方や生き方に共鳴しておりました。
ただ彼の言う「宇宙に実理は二つなしーーー」はその通りだと思います。

菅義偉の胸中のご指摘なかなか鋭いですね。
「策士策に溺れる」たぐいです。
knsw0805
「行雲」さん、こんにちは。
今日の文章を拝見して瞬間的に「佐久間象山」を思い浮かべました。
幕末の英傑が象山を訪ねて教えを乞うたとそして「吉田松陰」の逸話は余りにも有名です。
まさに「行雲」さんは現代の佐久間象山であります。
彼の学問に対する態度を調べました。
宇宙に実理は二つなし。この理あるところ、天地もこれに異なる能わず。
鬼神もこれに異なる能わず。百世の聖人もこれに異なる能わず。
近来西洋人の発明する所の許多の学術は、要するに皆実理にして、
まさに以って我が聖学を資くる足る。
私は今菅義偉の胸中は
「秋来ぬと目にはさやかに見えねども風の音にぞおどろかれぬる」
ではないかと思っています。
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