行雲流水の如くに

自民・公明の連立にひび割れだが、とりあえず粘着テープで応急措置。

日本の政治が久しぶりに面白くなってきた。

「面白い」などと言うと不謹慎だと怒られそうだが、今までの在り方が異常だったのだ。

そもそも自民党と公明党は政策が似通っているから連立を組んでいるわけではない。

自民党は票が欲しい。統一教会と組んだのも同じ。

実に節操のない政党なのだ。

 

一方公明党は宗教政党としての在り方をこっぴどく自民党に叩かれたトラウマがある。

要するに憲法20条の「政教分離」に違反するのではないかという疑いだ。

それでやむなく「平和政党」としての節を曲げて「下駄の雪」になっているわけだ。

公明党を事実上あやっているのは、創価学会の佐藤浩副会長と言われている。

今まで菅義偉との太いパイプでつながっていたから何とか話が通じた。

しかし岸田・麻生・茂木・萩生田は根っから学会が嫌いのようだ。

パイプがつまれば流れがスムーズに行かなくなるは必定。

そこで、自民党には公明党とうまくいかなければ維新と組むという下心がある。

 

おそらく次回総選挙までなんだかんだ言いながら連立は維持するだろう。

そのほうが当面双方にメリットがある。

大きく動くのは総選挙の結果が判明した後だろう。

それまでは、ああだこうだと組み合わせを考えてもしょうがない。

それぞれの政党が自力でどこまで戦えるか、真の力が試されるだろう。


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コメント一覧

megii123
9vs9qvsqさん
投書スタートは当初スタートの間違いでした。
megii123
日曜画家さん、こんばんは。
やはり日本の風土には「中選挙区制」の方が合うのかもしれません。
小選挙区の弊害がこの20年にわたる自民・公明の理念なき合体です。
日本衰退の元凶だったかもしれません。

これからの日本の政界は正しい軌道に戻るのか、注視したいと思います。
megii123
9vs9qvsqさん、こんばんは。
維新の投書スタートのメンバーは殆どが自民党ですから、発想や行動パターンが水面下ではつながっています。
維新は関西のマスコミを上手く手なずけているようで、実力は今のところよくわかりません。
公明党は自民と付き合いが長くなってすっかり毒されました。
かっての純粋さは望むべくも有りません。

この三つの政党は似たり寄ったりです。
giroku0930
行雲 様
 「それぞれの政党が自力でどこまで戦えるか、真の力が試されるだろう」に賛成です。「棲み分け」という候補者の一本化談合や、大同を捨てた選挙協力など、有権者を愚弄するもので政党政治にあっては許されざる愚行と思っていました。
 自公の選挙協力解消は政党政治正常化の一歩と歓迎するとともに、連立解消にまで発展して欲しいものです。
9vs9qvsq
このエントリーは、誰が読んでも傑作だ。「維新と組む下心」もその通りと思いつつ、下の部分はとくに。
「おそらく次回総選挙までなんだかんだ言いながら連立は維持するだろう」
megii123
けんすけさん、こんにちは。
投票率は今や50%程度。半数の有権者は選挙に行きません。
選挙に行くということは、ある程度気持ちの余裕が必要です。
そんな余裕も持てない人が増えているということでしょうか?

誰が選挙に行っているかといえば、宗教団体や労働組合など組織された団体。
そして自民党を支える業界団体です。
組織化されていない個人は一番割を食らっているという構図ですね。
この辺をどうするべきか、野党(与党寄りでない)の最大の仕事だと思います。
uncle-ken2055
理想の為の団結なら良いのだが・・

どうも損得での野合だから始末が悪い。

政治は何の為にあるのか最近考えてしまいます。

どうも国民も誰の為の政治か分かっているのでしょうかね・・
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