行雲流水の如くに

トランプ大統領歓待で日本の得たものは何だ?

今までにアメリカの大統領が何人か来ているが、国民はもう少し落ちついた雰囲気で迎えたと思う。
今回のメインテーマは何だったのだろう。
ゴルフや大相撲観戦だとしたら両国民を馬鹿にしていないだろうか?
新天皇になってから迎える国賓第1号だというが、これこそ天皇の政治利用であろう。

安倍晋三が国益を背負って懸命に努めているのであれば応援もするが、どうもそんな感じはしない。
すべて自己の政権維持に利用し、しかも日本の国益をほとんど考えず、トランプへのごますりに終始している。
「太鼓持ち」という言葉がある、
豊臣秀吉の御伽衆を務めたといわれる曽呂利新左衛門が、秀吉の機嫌が悪そうな時は、「太閤、いかがで、太閤、いかがで」と。太閤を持ち上げて機嫌取りをしていたため、機嫌取りが上手な人を「太閤持ち」から「太鼓持ち」というようになったと言われている。

ゴルフをしながらトランプにお願いをしたのか、日米貿易交渉の結論を参院選後に延ばしてもらったのが唯一?の成果か。
しかしトランプはビジネスマンだからそのようなお願いに対して必ず対価を要求する。
それは牛肉や農産品の関税引き下げ早期妥結だ。
参院選後には日本の農家は痛い目に合うことを覚悟しておいた方が良いだろう。

日本の大事な文化であり、国技である大相撲もプロレス並みのショウビジネスに貶めてしまった。
どうして貴賓席で観覧しなかったのか?
トランプ大統領入場のために途中断がなされ力士は「相撲を真剣にとる」どころでなくなった。
観客もほとんどの人がスマホをかざして撮影だ。
全くふざけた話である。

この数日で何か前向きに進展したものはあるのか?
喧騒と虚脱感のみが日本を覆っただけだ。

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