静岡大学の教授の稲垣栄洋さんの専門は「雑草生態学」である。
誤解を恐れずに言えばという注釈付きで「日本人は雑草が好きな国民である」と説かれる。
確かに、日本人は雑草を完全に悪い植物だとは見ていない。
「あなたは踏まれてもくじけない雑草のような人ですね」というのは誉め言葉だ。
このような発想をするのは日本人だけらしい。
デージー(ヒナギク)
こぼれだねで増えるので宿根草の扱いだ。
雑草と入り混じっているがあまり気にしない。
プロ野球選手は「雑草魂」が好きなようだ。
鈴木啓示投手は「草魂」を座右の銘にしていた。
ちなみに私は草むしりは嫌いではない。
何も考えずに集中できるから雑念を払うのにちょうど良い。
ジキタリス
この花はほとんど手をかけたことが無いのだが今年は立派な花をつけた。
何か話しかけているような気もするが良くわからない。
カーペットカスミソウ
この花も手がかからない。
ただ酸性土壌には弱いようで、暑さや湿気も苦手。
原産地がヒマラヤだからそれもうなづける。