行雲流水の如くに

「マニュアル語」の使い過ぎが世の中を悪くする。

ファミリーレストランやコンビニが一般化して便利になった。

しかしここで使われている「マニュアル語」なるものにいつも違和感を感じる。

「---でよろしかったでしょうか?」

「うむ!何で過去形なんだ。目の前にいるだろう」、と言いたくなるのをぐっと我慢する。

最近はコロナ過のせいかだんだんギスギスしてくる。

困ったものだ。

 

犬(コーギー)にとって楽しみは、散歩、食べること、そして寝ること。

 

安倍・菅政権で極端に増加したのが、「お答えを差し控える」。

国会中継で頻繁に使うが、この言葉を使うのは、「もう私はあなたとまともな会話は致しません」ということ。

これではまともな対話が成り立たない。

国会の形骸化が甚だしいのだ。

大部分の責任は、この言葉を使う方に問題がある。

 

マニュアル語が増え始めたのは、非正規雇用が増え始めたのと軌を一にする。

ヒトのモノ化である。小泉・竹中改革(どちらかというと竹中のほうが悪質)の結果。

マニュアル語でバカ丁寧に返事されるより、「ありがとう」と、にっこり微笑んでもらう方が良い。

 

薔薇(ルイ ド フユーネ)  フランス メイアン


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