先日のジャニーズ事務所の記者会見で、井野原快彦氏が次のように発言した。
「この会見は子供たちも見ている。出来る限りルールを守りながら、ルールを守っていく大人たちの姿をこの会見では見せていきたい。どうかどうか落ち着いてお願します」
この発言を受け、記者席からかなりの拍手がなされた。
ジャニーズ事務所べったりと思しき記者たちだという。
質問させてはいけない6人のNGリストも作っていたというから、本当にたいした「株主総会」なみの記者会見だ。
あるがままに咲くシュウメイギク
拍手した記者たちは、子供たちに性加害をくわえた側が子供やルールを持ち出して正義者ぶることに何の違和感も持たなかったのだろうか?
もしそうだとしたら共犯者であろう。
メディアの重要な役割の一つに「watch dog」がある。
権力者が不正を働いていないか、監視する犬、ということだ。
ところが手を叩いた記者たちは、全部とは言わないが、餌をねだってすり寄る犬のようだ。
アスター
NGリストに載った6人について詳細はよく知らないが、ある意味では名誉なことだ。
権力におもねずジャーナリストとしての使命を果たそうとしているのだろう。
日本政府や大手企業のメディアコントロールはかなり巧妙に管理されている。
現場にいる若手・中堅の記者は総じて優秀だという。
いろいろ圧力はあるだろうが、ジャーナリストとしての使命感を持ってほしいものだ。
ダリア