《 空想から科学へ 》 奧菜主義革命~ 革命的奥菜主義者同盟非公然ブログ

奥菜恵さんは、精神と肉体の両方から無駄なものをすべて削ぎ落とし、必死に舞台に立っていた

読売新聞購読者であることを、こんなに恥ずかしく思ったことはない。恥ずかしい。

2011年03月17日 21時32分04秒 | Weblog
野球を愛する者として、セ・リーグ3/25開幕強行へ、という動きについてひと言。

まず、確認事項として、ナベツネ氏が振り回しているだけですよね。
「イヤなら、セリーグを出て行け」的な口調で。
セの総意とは思えない。という前提に立ちたい。

我ら、《革命的奥菜主義者同盟》は意見の衝突があるときには、
「理解し、賛成する」
「理解したいので、ここは修正して欲しい」
「理解はするが、賛成できない」
「理解も出来ないし、もちろん賛成しない」
という態度を明らかにし、それに応じた対応や行動を重んじたい。

複雑に利害が衝突する現代社会で、特に必要とされるのは
「貴方の主張は理解できた。しかし私はそれに賛成できない。しかし、貴方が多数意見を形成する行動を妨害することはしない。したがって、私が多数意見を形成することも妨害しないでもらいたい」
という“合意形成のプロセス重視”なのでしょう。

で、セ・リーグの、というか、渡辺氏の主張なんですが、
選手のプレーが、被災者の皆さんを元気にするという効果が有るかもしれない。
その可能性を否定する材料を弊同盟は持ち合わせてはいない。
だから、本当は「理解はするが、賛成できない」という態度で対応もし行動もしたい。

しかし、ナベツネ氏のあの発言と発言態度を知っちゃぁ、「理解すら出来ない」。
マスコミの総帥が、なぜ、あんな稚拙な主張しかできないんですかね。
お年のせい?それは全国の、ご高齢の方に失礼です!

我が職場の、こちこちのジャイアンツ・ファンが今日、ぼそっと言いました。
「ナベツネ発言を知って、球団ファンから、チームファンになりました。」
「球団」と「チーム」の違いについての言葉が足りないかもしれないけれど、
わかるでしょ、その気持ちが。

被災者を元気づけるために試合をするのであれば、
原爆に深い関わりのある広島と、阪神淡路大震災に関連の深い甲子園と、計画停電との関わりが有る東京ドーム・神宮・横浜を除いた球場で、
(甲子園の宮崎県予選のように)観客無しの試合を行い、
それをテレビではなく、ラジオで中継して、被災者を勇気づけたらよろしい。
新聞ではいくらでも大きく報道したらよろし(でも電力を多く消費するテレビ中継は自粛すべし)。
特に読売新聞では、被災地の情報も、安否情報も、救援情報も、原発の情報も、すべてすっ飛ばし、全紙面セ・リーグの試合報道に当ててよろし。
でかでかと巨人監督の「野球で、被災者を応援できました」てな笑顔を一面に載せてよろし。

だが、
4/12まで開幕を延期したパリーグを、世情に迎合して野球を愛していない組織であるかのように放言するのは、やめなはれ。