《 空想から科学へ 》 奧菜主義革命~ 革命的奥菜主義者同盟非公然ブログ

奥菜恵さんは、精神と肉体の両方から無駄なものをすべて削ぎ落とし、必死に舞台に立っていた

我らは太平洋野球連盟(パ・リーグ)と連帯する!!

2011年03月23日 22時10分27秒 | Weblog
計画停電がひと段落する時間となりましたので、
こんなご時世ですが、止むに止まれぬ思いで、一言、言上申し上げます。


読売巨人軍の、いいですか?読売ですよ、その巨人軍の滝鼻オーナーが下記の発言をしました。

“蓮舫担当相がセ・リーグの29日開幕の見直しを求めたことについて、巨人の滝鼻卓雄オーナーは22日、「開幕はお上(政府)が決めることじゃない。節電に協力しろということでしょう」と不快感を示した。さらに「(4月12日への開幕延期など)パ・リーグが先行して色々決めているようだが、そうはいかない。交流戦がいらないなら、いろいろ組み合わせはできるけど」とパの姿勢を牽制(けんせい)した。 ”


さすが、「日本運動協会」や「宝塚運動協会」を“プロ野球史”から抹殺して「巨人軍が日本初のプロ野球球団」と言い放ち、
河野安通志先輩の「東京カッブス」や宇高勲氏の「国民野球連盟(国民リーグ)」を自壊に追いやることに積極的役割を果たした
読売巨人軍の、いいですか?読売ですよ、その巨人軍のオーナーじゃわい。


交流戦をなくすぞ!と言えばパが跪くと思っている感覚と、
巨人が新リーグを結成するぞ!と言えばセの他球団が跪くと思っている感覚は、
近鉄球団・ライブドア・楽天誕生騒動のときとまったく変化がないんですね。


高校野球が開催され、サッカーの復興支援試合が予定されていても、大きな反感を買うことがないのに、
なぜ、セの開幕は大きな反感を買っているのか?
謙虚さが無くて、品格が無くて、(パや選手会と共に野球をしているという)同志愛が無くて、ファンの思いに対してごく普通の想像力を働かせていないからでしょう。


交流戦を持ち出されると、パのオーナーは弱い。
雇われでない、実質オーナであってさえ、
国際会計基準と赤字部門の関係は「宣伝費と思えば…」の論理は通じなくなっている。
交流戦縮小、廃止を持ち出されては、屈するしかないであろう。
貴方が、そこを非難をなさるのは自由だが、
「賛成しないが理解はする」という分別も見せてはいただけないだろうか。
貴方の自由を守るために。
みんなの民主主義を守るために。


「交流戦無しでもパ・リーグの意志が通せるように、資金の面からもリーグを支えよう!」
という募金活動でも始まれば、震災救援募金に対する想いと同じだけの思いで
協力するであろうに。


ところで、江戸時代の「お上=徳川政権」だって、
思いっきり広義の意味で考えれば、「国民的合意」の下に成立したのですよ。
明智光秀の運命をたどらなかったってことは、大まかに言ってそういうことでしょ。
豊臣秀吉の没後、江戸開府までの時間はそれに費やされたわけでしょ。
伊達独眼竜が天下をあきらめたのは、個人的保身ばかりではなかったのでしょう。
「国民的合意」が大げさなら、「皇室と徳川氏以外の正当性を併存させなかった」。
ま、とにかく軍事的勝利以上の「政治的納得」を得てから天下の統治に乗り出したんですよ。

ましてや、現憲法下で成立した内閣ですよ。
将軍様の国じゃあるまいし、名実共にあの内閣は(恥ずかしいことに)民意を反映した政権なんですよ。
その一員である閣僚の少なくとも二人の大臣から
あんなにもはっきりと意思表示されたにもかかわらず、
「お上が決めるものではない」と言い放った読売関係者は、
議会制民主種主義、とか、議院内閣制という政治システムをどう考えているんでしょうかね。
造反有理?あるいは購読数革命肯定なの?


念のために申し上げておきますが、
弊同盟は、1日も早い民主党政権の瓦解を願っています。が、
2・26事件の時の青年将校じゃないんだから、
政府の言い分は理解しますよ、賛成しなくても。