《 空想から科学へ 》 奧菜主義革命~ 革命的奥菜主義者同盟非公然ブログ

奥菜恵さんは、精神と肉体の両方から無駄なものをすべて削ぎ落とし、必死に舞台に立っていた

“《空想から科学へ》奥菜主義革命”開設から2200日目

2012年02月19日 02時56分00秒 | Weblog
ブログ編集ページに行ってみたら、↑こんな数字が目に飛び込んできた。
よくがんばった、オレ。
自分にご褒美ってんで、新宿高野で「いちごパイ」を購入して、
大好きな女優さんに差し入れ。

昨日は奥菜恵さんの舞台『ベルが鳴る前に』を拝見。
2つ目の衣装「Gパンにブーツ」というmegさんのお姿が凛凛しくて、
ちょっと、というか、かなりドキュンとしました。
megさんにまた新たな魅力を発見!
何年追っかけていても、新たな発見がある。大女優ですね。
そして、これはいつも感じていることですが、手の動き(手が作り出す“シナ”と言えばいいんでしょうか?)が美しいし、魅惑的。

お芝居は大変考えさせられる内容でした。
笑えるセリフがそこかしこにたくさん散りばめられていますが、ふと気がつくと深い。
自分をまず救い、大事な人も救おうとした人物の救済は実現せず、
まずみんなを救い、その中で大事な人と自分を救うとした人の救済も実現せず、
救済は意識しているのだろうが、それよりも自分を捨てることに徹するという最大限の“自己への執着”をした人物の救済が実現する
という、なんだか、部派仏教・上座部仏教も、大乗仏教も、メシア思想も、
ゼーン部ひっくり返してしまおうというような野心作。
というような感想を持ちました。
また、「放射線は問題ないと分類された瓦礫」処理の受け入れについてのトラブルについても、ちらっと考えさせられました。

また本日も、じっくり考えさせられながらも、
こいつは一本取たれたワイ、的な笑いを発散し、
観劇を楽しむ以上の、劇を創る一員たる観客として、本多劇場に存在し、
奥菜恵同志を励ましたいと思うのでした。