《 空想から科学へ 》 奧菜主義革命~ 革命的奥菜主義者同盟非公然ブログ

奥菜恵さんは、精神と肉体の両方から無駄なものをすべて削ぎ落とし、必死に舞台に立っていた

3月29日は醍醐寺・岩屋寺でのお花見~~天気は今イチで……

2013年04月01日 21時03分30秒 | Weblog
新都ホテルの窓から、ドクターイエローを見ることが出来た翌日の3月30日は、
これまで何度もお世話になっている観光タクシーのドライバーさんに
「混んでてもいいから醍醐寺に連れて行って。」
とお願いした。
「ほーーっ、あなたがそんなリクエストをするとは珍しい」
と、ひねくれ者には、これまた応えられない最高のヨイショをされて、いい気分。

最悪の人混みを覚悟していたが、

1、9時45分着で、ギリギリで団体客の到着前に三宝院に入れた。
2、平日だった。(でも、リタイア世代が観光の中心となっている現代では「平日=空いている」とは考えない方がいい。)
3、天気が今イチだった。
4、団体は霊宝館には寄らないらしい。(三宝院→五重塔→バスと動くみたいです)

という諸条件が重なったからだろうか、
まずまず落ち着いて、見頃となっている桜を堪能出来ました。
上野や飛鳥山、隅田川なんかに比べたら、ガラガラといってもいい……

いや、それはちょっと嘘になるかな。
てな程度に混んではいなかったです。


まずは三宝院を入ったところに満開の枝垂れ桜。
奥村土牛が『醍醐』という作品に描いたことで「土牛の桜」とも呼ばれるようになった超有名な桜です。



やはり、惜しいかな天気が今イチ。
だからこそ人混みではない状態で見られたので、
(↑満開間近の三宝院であれば、これでもガラガラに近いと言っていい。と思う。)
愚痴はよそうぜ!奥菜主義革命氏……



次は霊宝館周りの桜。
確か数年前にJR東海が、『そうだ 京都、行こう』に使っていたかと思います。
ちなみに、あのCMは東海道新幹線に東日本の人間を乗せようというCMなので、
関西では放映されていないそうです。
タクシードライバー氏に「今年はどこの桜が使われてます?」
と訊かれたので、「退蔵院ですよ。」と答えたら、
「ああ、だから何度も行かされるんや。やっと納得がいきました。」だって。
ちょっとおもしろい会話でした。





今年は霊宝館を一周できました。いつもは出来ないそうです。
イベントの用具搬入のために通行できるようになっていたのでは?
というのがドライバーさんのご意見でした。
だからこの桜も撮影できました。



その後は、五重塔には行かずに醍醐寺を離れ、
山科区の大石神社のちょっと奥に建立されている「岩屋寺」へ。
大石神社があまりに有名になってしまいましたが、
大石内蔵助閑居跡を寺院にしたもので、由緒とすれば、大石神社なんかより、こっちの方が。
しかし、地元ティーが地味に3グループほど花見をしているだけで、こっちはまさにガラガラ。
いい桜だと思いますがねぇ。天気さえ良ければ。





「愚痴はよそうぜ。」
「でもさあ、こっちは別に快晴でも、人に邪魔されずにお花見できたと思うし。天気のこと、愚痴りたくなりますよ。」


〈次回予告〉
翌31日はばっちり好天でした。
智積院の桃と、京都国立博物館に『狩野山楽・山雪』を観に行くために下車した京阪七条駅出口のすばらしい桜をアップしたいと思っています。
お金をかけた醍醐寺より七条の川べりの桜の方がすばらしかったなんて、
天気が如何に桜にとっては大切か、ということをこっぴどく教えてくれました。