うれし涙を見るために・・・芽育学院

みんなの《うれし涙》を見るために・・学院長がソウルする!
 《うれし涙》こうして流す。
  《うれし涙》家族で流す。

私は雨に濡れました。

2014-06-26 16:37:08 | カズナリ先生より


突然の雨で今日、かなり濡れました。

昨日のブログの題名で嫌な感じはしたんだよね




日本代表は敗退しましたが

ワールドカップはベスト16からがとても楽しいです。

その場に日本がいないのが残念ですけれども

まだ二週間は楽しめますよ。


敗退を受けて

ザッケローニ監督の退任が決まり

それを受けて選手のインタビューなどが流れていました。


涙を流す選手もいました。

四年間努力を重ねて、精進をしてきて

結果が出なかった自分に対する悔しさと

チームスポーツなので、仲間や監督に対する申し訳なさが

出ていました。



もちろん、結果が出るに越したことはないのですが

悔しさで涙が出るというのは、

それだけ自分自身、結果に期待して

そしてその自信に裏打ちされた努力があったからこそ

そうなります。


物事に本気で打ち込んできた人にしか

流せない涙です。


決して流したくはない涙ですが

その涙を流せることには誇りを持っていいと思います。


対極にある嬉し涙も

やはり本気で打ち込んだ人にしか流せない涙です。


これは流してみたい涙ですが

なかなか流せる涙ではありません。

欲しかった結果が得られたとしても


まだまだ先があるんじゃないか、

まだ頑張れたんじゃないか


って心のどこかにそんな気持ちが少しでもあったら出ない涙です。


悔し涙よりも難しいです。


欲しい成果が得られたときに満足感に100パーセント満たされて

自分自身に向かって

やったぞ!

って言えて、泣ける人がどれだけいるかって話です。


成果を出して喜んでいる人がいて

その成果の途中の努力を知っている人が

もらい泣き的にうれし涙を流すのは、かなり簡単なんですけど


自分自身が燃焼しつくして流す嬉し涙は

相当ハードルが高いと思います。


難しいんですよ


常に限界と戦って、それを乗り越えて、

乗り越えた先には、また限界と思われるものがあって、

それが見えてきてもまた乗り越えて

それを何百、何千と繰り返して

もう自分ではどうしようもできない、どうにでもなってくれ

って半ばやけになっても希望を失わず、自分自身に期待して

成果を試される日を迎えて

そこで期待された結果を出して、ようやくうれし涙です。

完全燃焼しなければ出ません


うれしさのあまり、興奮して出る涙とは違って


もう半分抜け殻のような状態で

見てるこっちが大丈夫かってなるくらい

全力使い果たして

ポロポロといってる

そんな涙


そんな涙ってかっこいいと思います。


昨日

一生懸命はかっこいい ってありましたけど


一生懸命は本当にかっこいいんです。

なかなかできないからかっこいいんです。


で、一生懸命になった者同士だけが分かり合える

言葉ではあらわせない「何か」があるんですけど

それにお互いが気付いて、照れたり泣き笑いしたり

その姿がまたかっこいいんです。



えー

これから夏迎えますけど

かっこよくなっていただきたい。

うれし涙流せるまで行けるかどうかはわからないけれど

せめてかっこよくなっていただきたい。