土曜日の夜、NHKのドラマスペシャル『家で死ぬということ』を見た。
主人公は末期がんで、一時ホームへ入っていたが最後はやはり家で死ぬことを選ぶ。
これを見て、5年前に亡くなった義母と重なって色々考えさせられた。
義母は倒れて4年間、一度も家に帰ることはなかった。
その頃私達は商売をしていたし、ビルにエレベーターは無く義母の3階の部屋までどのようにしてあげるかで悩んだものだ。
そしてとうとう義母はホームに入ることになった。
義母は無理を言ってはいけないと思っていたのだろうか、やまとくんにも私にも一度も「家に帰りたい」と言ったことはなかった。
ドラマと同じで、最後には末期の胃がんになりホームから病院へ。
その義母が亡くなる1週間前に初めて私に「家に帰りたい」と言われた。
その時はもう家に帰れる状態ではなかったが・・・。
でもそれは私達が家に帰れないと決めつけていたのかもしれないと、ドラマを見ててそう思った。
今いくら後悔してももうどうしようもないが・・・やまとくんも私も涙が出た。
このテレビを見て何人の人が、親を家で看取ってあげようと思っただろう・・・とふと思ったなでしこです。。。
--- なでしこ ---
にほんブログ村