1/16、鹿嶋に来てからの読書数が100冊になりました。
電子書籍やマンガを除きます。
100冊目あたりに読んだのは、
『すえずえ』 畠中恵
『分解日記』 大山淳子
畠中恵さんの「しゃばけ」シリーズを気に入っています。
ウィキペディアによれば、
しゃばけシリーズ
時は江戸時代。体の弱い若だんなと、若だんなに仕える佐助と仁吉を始めとする妖(あやかし)たちが協力して事件を解決する、
キャラクターを立てた時代物ファンタジーであるが、謎解きにも力が注がれており、拡張ルールを設定したミステリーとしても読める。
だそう。
”すえずえ”は、「末々、将来」といった意味ですが、
若だんなの 自分に自信がないところや、将来への不安など
わからないでもないなあと思います。
畠中恵さんの本が好きなのは、
ハートフルなところです。
お話の最後も、よかった♪と思える終わり方ですし。
それは、『分解日記』の大山淳子さんも同様で、
優しい人々のミステリーです。
『分解日記』は、定年退職したおじいちゃんと孫が一緒になって、
おじいちゃんが巻き込まれた事件を解決するお話ですが、
お話の最初の方では、おじいちゃんは 少し記憶力が怪しくなってきているようです。
そんなところが、五十歳間近のははといたしましては、
ドキッとしますが、
やはり 最後は、「まあいいか」というか「まだこれからだ」と思いました。
ミステリーや妖怪物が好きでして、
特に我が身や将来を考えて 本をセレクトしているわけではないのですが、
なかなか 考えさせれらるところもありました。
老眼と戦いつつ、読書はつづく。