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卸売と小売の新商品

2024年12月21日 09時02分00秒 | タイでの生活
妻の農園はアスプレニウム属(チャセンシダ属)の植物

を中心に栽培しており、近年は売上が落ちて来たので新しくフィロデンドロン バール マルクス
放置すると価値が激減する物 - Menkarm World

放置すると価値が激減する物 - Menkarm World

商品には、売れずに置くと価値が上がる物と下がる物があるが、家業で扱う植物の大部分は在庫の間も成長するので価値は増し、価格を据え置けば売り易くなるし、価格を上げる...

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を始めたが、色物扱いされている様子もあって不安なので、もう1つ始めたのがモンステラ ジャイアン(モンステラ デリシオーサ)。
既に多く流通しているが、妻が育てたモンステラは草姿が整って葉が大きく、売れると思ったのでサンプルをコンケンのいくつかのお店へ置いて頂くと在庫分より先に売れていくと高評価を頂いて注文が入り始めた。
今週は初出荷で売上が倍増…と言っても例年の2割から4割への倍増であり、以前と比べれば半分以下の厳しさではあるが、久々にトラックの荷台は満杯になり、後部座席も折り畳んで商品を入れた。
これで月1回ではなく2、3回配達なら良いのだけど…。
ウドンタニやノンカイの園芸店へも売り込むが、未だ反応は鈍いそうで、コンケンも継続して売れ続けるかは判らない。
バンコク近郊の農園である程度育てた後のリレー栽培なので利益率は低く、私が趣味で試した増やし方
後から前から…どっちがイイ? - Menkarm World

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歌謡曲「後から前から」は、お笑い番組でタレントがフザケて歌っているのを観て知ってたが、「カナダからの手紙」の畑中葉子の歌とは知らなかった。ウィキペディアによると...

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を参考に妻は苗からの自家生産へ切り替えるつもりらしい。
「そんな事をやってる間に欲しい人は全員買ってしまって、出来た頃には誰も欲しがらないよ」と私は言うが、アスプレニウム栽培で十年以上生活出来た小さな成功体験を妻は忘れられないのだろう。

近年はアロイド(モンステラ、フィロデンドロン、アンスリウム等のサトイモ科植物)ブームだそうで、ブームは流行り廃りがあるので乗るなら早めにと私は思うのに、妻がやり始めるのは毎回価格が熟れてマニアが見向きもしなくなる頃なのは何故だろう?w
高過ぎて手を出せなかった人達の需要があるので、そこを狙っているのかも知れない。

最近は…、
philodendron caramel marble


philodendron pink princess marble king

等の苗が500バーツ(2千円)以下で通販サイトへ並び始めたので私も購入。
以前は欲しくても専門店では数千バーツと高価で、通販サイトは安くても斑無しの偽物ばかりだったが、2年も待つと手頃な価格で本物を入手出来る。

私が育てるのを見て妻が気に入れば親株を仕入れ、数年後には殖やして数百バーツで売っているかも?
数百バーツでも地方の園芸店では高価格帯なので卸売りには向かないが、商業施設で小売するには少し珍しい斑入り植物は欠かせず、妻の店では主にラオス人が買って下さる。
同じ街で販売しても卸売と小売では売れ筋商品が違うのが面白い。

商売繁盛を願って数年先に売る品種を探し続ける毎日だ。
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4 コメント

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Unknown (muga)
2024-12-21 18:48:46
同じカブでもスーパーカブは50㏄が生産終了ということで、原付1種が125㏄のリミッター装着したものと置き換えられるそうです
それでもう希少価値が見込まれるのか50㏄が売れに売れて 転売ヤーとは思いますけど買い占めが酷いようです
転売ヤーといえば娘からお願いされた「科学の良問」という問題集の新品がなくて、結局新品同様みたいな価格が上乗せされた中古を発注
なぜかアマゾン「発送しました」割には届かないので6日後に発送状態を調べてみると「明日までに届かねばここでキャンセルできます」とあります。 はあ?と思って それから二日間待っても来なかったのでアマゾンを覗いてみると「キャンセルされました」とありました
仕方ないので価格2倍の中古を買い直し
うまいこと儲けてますね~w

また同じカブでも株式ですけど、大型半導体株が高値を付けて下落を始めましたが東京エレクトロンが3月高値、レーザーテックが6月高値、ディスコが7月高値、アドバンテスト11月高値と順番に下落し始めました
昨年の今頃に買ってたのならばウハウハでしたが、たぶん逃げ遅れてしまい高値掴みになってギャー!って4んだ人も多い事でしょう
やっぱり流行を追いかける短期売買って難しいですよ、ちょっと早めに買って寝かしておいて流行の初動を取るのが長期投資の醍醐味だと思いますけど
それだといつ来るとも知れないカブを色んなセクターに分散して少しづつ買い置きせねばならないので
少額資金の人にはスピードが遅すぎるし、いざ時流に乗ったとしても金額が小さいので大きな利益はつかみにくい
そこで「来た!」と思った時に、モテるパワーをそちらに総動員して分散投資から集中投資に切り替える芸当も必要になるでしょう(これがもう商売勘の醍醐味?)
そうこうするうちに資本が大きくなると無理せず分散だけでも回るので そこまで行くのが難しいのですよね 
ハイ商売下手なヤツの戯言で失礼しました(;_:)
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Unknown (menkarm)
2024-12-22 02:00:10
ムガさん
私の株の先生は、前場の寄付きから数円上下する間に数万株の売買をし、毎朝数万円の利益をあげてました。
そんな技術を持たない私は現物の長期投資でして、損切りもしませんから最初は数百万の損になってましたが、そこからずっと相場を見続けまして、次の波が来た時に銘柄を入れ替えたり追加投資したりでプラスへ持ち込みました。
あれからリーマンやコロナで買いのチャンスはありましたが、資金が無いので指を咥えて見てただけ。w
植物の相場は景気で多少の上下はあってもほぼ右肩下がりでして、数年で1/10は珍しくありません。
だから妻は待つのでしょうが、仕入れ値が下がれば売値も下がりますから一定の利益率を乗せるなら価格が下がれば下がるほど利幅が少なくなるのを妻は解らないみたいです。
顧客が多ければ価格が下がると量が出ますが、限られた層の顧客相手ですから、安ければ多く売れる物では無いのに…。
植物へ大枚を払う愛好家の気持ちも理解できませんから、安いものを大量に準備すれば売れると思っている様子。
愛好家は高くて希少な物を買って満足するのが解らないのは育った環境も関係するのかも?
結婚前は衣類メーカーの直営店を任せられて売上トップだったそうなので販売へ自信があるみたいですが、生活必需品と趣味の品の売り方の違いを解らないのは残念です。
昨日は某喫茶店からの依頼でインフルエンサーとして初仕事みたいでした。
50前のオバちゃんがどこまで出来るか生暖かく見守りたいと思います。w
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流行り廃りは世の常とは言え (ハシビロコウ)
2024-12-22 21:23:07
新商品の出だしが良くて結構ですねぇ😁
協力し合いながら、売れるものが育って行くと思います。

昔、事務所に良くゴムの木、と言うモノが有りました。熱帯の実際のゴムの木とは全然違って居て、如何言う訳だか知らなかったし、如何言う事で流行ったかも知りませんでした。その前は、お金が生る木、というやや小柄な木が流行った事も有った。その前は、房州のおばちゃんが色んな鉢物を売りに来ていて、古いのを捨てて買う事も有った気がします。最後の方ではレンタルで時々、交換していた。
景気やその他要因で凸凹は有るでしょうが、「あきない」で遣って居れば、売れるものが育って行くでしょう✌
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Unknown (menkarm)
2024-12-23 01:48:02
ハシビロコウさん
新商品は小売で扱ってましたが、植物の成長を待ってようやく準備が整い卸売も始めました。
小売は趣味で買われるお客様が大部分なので飽きられない様に次々と新商品を入れると良いと思いますが、妻は売れるとまた同じ商品の仕入れを繰り返し。
私が口を出すと機嫌が悪くなるので、そっと進言する程度です。w
観葉植物のゴムの木はインドゴムの木と言うそうで昔はその樹液でゴムを作っていたそうです。
私もタイへ来てゴムの木が違うのに驚きました。
最近はタンポポから作る技術もあるそうです。
私がタイへ来た頃は、地区対抗で街の美しさを競ったりで花で飾った家が多く、街のあちこちへ国旗も飾られ、農繁期以外は魚や鼠を獲ったりと皆さんの生活に余裕が感じられたのですが、最近は確かに各家庭へ車があったりしてますが、集落から子供や若い人の姿が消えてしまい余裕も活気も無くなってしまいました。
私が小学校の低学年だった頃は、毎日誰かが花を持ってきて教室へ飾ってましたが、高学年になった頃には空の花瓶が教室の角へ放置されていた様な変化が今のタイで起きてます。
日本の地方で街から商店が消えてシャッター街になってしまったのと同じことが起きようとしているみたいです。
息子からは商売替えしたらなんて簡単に言われましたよ。(悲)
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