外国人がタイへ住民登録し、黄色いタビアンバーンを取得すると、タイ政府の健康保険が適用されるという記事を私は今までに何度か書いた。
1回目は2013年02月18日の記事で「タビアンバーン(住民票)が有ればタイの国民健康保険の対象になる」。これは地域の保険委員の勧めで地区の保健所(アナマイ)とコールセンター1330へ問い合わせた結果を書いた。
2回目は2016年05月20日の記事で「タイで住民登録すれば(黄色いタビアンバーンの取得)、タイ王国の健康保険がある」。こちらは2016年05月20日に国立ウドンタに病院を受診し、診察は無料だったのを記事にした。
そして3回目の2016年06月06日の記事「まな板の上へ乗ってきた」では、2016年06月02日超音波検査で検査料と受診料を支払い、2016年06月03日の泌尿器科では受診料を支払ったのを書いた。
この記事に対してHIDEさんから、
イエローブックを取得すれば、「タイの国民健康保険」の対象になるという説は「まやかし」だったのでしょうか・・・。
イエローブック取得の外国人は、「バット・トーン」と同じ扱いという説はどうなったのでしょう。
と疑問を掲示して頂き、私も同様に思っている。
そして、
公立病院の職員には、「外国人は自費」という思い込みがあります。
私は何回も全額請求され、バカンサンコム加入者だとアピールし、加入カードを提示したことがあります。
イエローブックを振りかざして、取得の外国人は10割給付のはずだが・・・とアピールしたらどうですか。
と、アドバイスを頂き、私の突っ込みの甘さを実感。www
まずは、タイの健康保険制度について簡単に書いてみる。ネットで検索した古い情報で書いているので、間違えがあったら指摘して欲しい。
タイの公的医療保険には、公務員が加入する公務員医療給付制度、被雇用者を対象にする被用者社会保障制度、そして国民皆保険を目指して経営者・自営業者・農家・・・が加入する「30バーツ制度」=国民健康保険があり、国民健康保険の創設時には、受診時に30バーツの支払いが必要な加入者と、支払いが免除される「バットーン」を持つ加入者が居た。バットーンが支給されるのは、僧侶や自治会役員と貧困家庭で、アナマイへの申請が必要だった。国民健康保険制度はタクシン政権を倒したクーデター後に改変され、30バーツの一部負担金を無くし、加入者は無料で受診できた。今回のクーデター後に有料化されて値上げの記事を読んだ記憶があるのだが、検索しても見付けられず、非常に曖昧。
30バーツ制度導入前にタイの国立病院を外国人が受診した経験を書いてみると、今から15年位前に国立ナコンパノム病院の外科を簡単な怪我で息子が受診したのだが、治療費は200バーツ以下で安いと思った記憶があるのだが、外国人チャージが5~700バーツ加えられた覚え。順番を飛び越して真っ先に治療されたが、またやられたなと思ったのだった。タイでは国立公園などの観光地から私立総合病院まで、二重価格で外国人は割増料金なのを何度も目にする。国立病院へ二重価格は存在しないのだろうか?
最近のタイの公的医療保険制度について書いた物がネットで検索に掛からないので分からないのだが、今回払った50バーツという診察料は非常に安い。ウドンタニの私立総合病院の診察料だと、処方箋だけでも150バーツ、簡単な問診と処方箋で350バーツくらいで、これへ看護サービスや施設使用料を加えられ、薬を貰うと軽く千バーツを越えていく。
50バーツが住民向け料金で非住民向けは別料金なのか?それとも昔の30バーツのように50バーツが定められた一部負担金なのか?旅行者の外国人が受診しても50バーツで診察してくれるのか?全く分からないのだ。
HIDEさんは、コメントで
全ての受診者に、同じ請求書がいくはずです。
診察料は50Bです。それき薬代・検査費ですね。
それが、「バット・トーン」や「バカンサンコム」では、10割給付で無料になります。普通、外国人は自費です。
と書かれたが、「全ての受診者に、同じ請求書がいく『はず』です。」であり、確認は取れてない。もし二重価格が設定してあり、パカンサンコム加入者への診察料が50バーツでも、パカンサンコム加入者なので住民であり診察料が50バーツ。イエローブック所持者も住民なので診察料が50バーツ。そして非住民は別料金ならイエローブックの効用はあるとなる。
問い合わせても確実な答えを得るのは困難だし、ルール通りに運用されるかも不明。私は初診無料で、2回めから50バーツ払っている。50バーツは大きな金額ではないのでどうでも良い話かも知れないが、もし大病をして手術や入院が必要となったらと思うと、ある程度知っておきたいのだ。しかしながら非住民の外国人が誰か試しに受診してみない限り、答えは出そうにない。
亡くなられたぺんぺん草さんが、住民登録をせずに国立病院を受診されていたが、この時の料金を聞いて「ウドンの私立総合病院と変わりませんね」と話した記憶があるが、今となっては詳細は分らない。料金をはっきり覚えているのは、「ICUで人工呼吸器をつけると、1日1万バーツ」というのだけだ。
タイでこういうのに拘ると、本当に疲れるのである。うちの嫁さんなんか面倒がって絶対に問い合わせない。
誤報で迷惑を掛けてはならないので、過去の記事には注意書きを加えようと思う。
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1回目は2013年02月18日の記事で「タビアンバーン(住民票)が有ればタイの国民健康保険の対象になる」。これは地域の保険委員の勧めで地区の保健所(アナマイ)とコールセンター1330へ問い合わせた結果を書いた。
2回目は2016年05月20日の記事で「タイで住民登録すれば(黄色いタビアンバーンの取得)、タイ王国の健康保険がある」。こちらは2016年05月20日に国立ウドンタに病院を受診し、診察は無料だったのを記事にした。
そして3回目の2016年06月06日の記事「まな板の上へ乗ってきた」では、2016年06月02日超音波検査で検査料と受診料を支払い、2016年06月03日の泌尿器科では受診料を支払ったのを書いた。
この記事に対してHIDEさんから、
イエローブックを取得すれば、「タイの国民健康保険」の対象になるという説は「まやかし」だったのでしょうか・・・。
イエローブック取得の外国人は、「バット・トーン」と同じ扱いという説はどうなったのでしょう。
と疑問を掲示して頂き、私も同様に思っている。
そして、
公立病院の職員には、「外国人は自費」という思い込みがあります。
私は何回も全額請求され、バカンサンコム加入者だとアピールし、加入カードを提示したことがあります。
イエローブックを振りかざして、取得の外国人は10割給付のはずだが・・・とアピールしたらどうですか。
と、アドバイスを頂き、私の突っ込みの甘さを実感。www
まずは、タイの健康保険制度について簡単に書いてみる。ネットで検索した古い情報で書いているので、間違えがあったら指摘して欲しい。
タイの公的医療保険には、公務員が加入する公務員医療給付制度、被雇用者を対象にする被用者社会保障制度、そして国民皆保険を目指して経営者・自営業者・農家・・・が加入する「30バーツ制度」=国民健康保険があり、国民健康保険の創設時には、受診時に30バーツの支払いが必要な加入者と、支払いが免除される「バットーン」を持つ加入者が居た。バットーンが支給されるのは、僧侶や自治会役員と貧困家庭で、アナマイへの申請が必要だった。国民健康保険制度はタクシン政権を倒したクーデター後に改変され、30バーツの一部負担金を無くし、加入者は無料で受診できた。今回のクーデター後に有料化されて値上げの記事を読んだ記憶があるのだが、検索しても見付けられず、非常に曖昧。
30バーツ制度導入前にタイの国立病院を外国人が受診した経験を書いてみると、今から15年位前に国立ナコンパノム病院の外科を簡単な怪我で息子が受診したのだが、治療費は200バーツ以下で安いと思った記憶があるのだが、外国人チャージが5~700バーツ加えられた覚え。順番を飛び越して真っ先に治療されたが、またやられたなと思ったのだった。タイでは国立公園などの観光地から私立総合病院まで、二重価格で外国人は割増料金なのを何度も目にする。国立病院へ二重価格は存在しないのだろうか?
最近のタイの公的医療保険制度について書いた物がネットで検索に掛からないので分からないのだが、今回払った50バーツという診察料は非常に安い。ウドンタニの私立総合病院の診察料だと、処方箋だけでも150バーツ、簡単な問診と処方箋で350バーツくらいで、これへ看護サービスや施設使用料を加えられ、薬を貰うと軽く千バーツを越えていく。
50バーツが住民向け料金で非住民向けは別料金なのか?それとも昔の30バーツのように50バーツが定められた一部負担金なのか?旅行者の外国人が受診しても50バーツで診察してくれるのか?全く分からないのだ。
HIDEさんは、コメントで
全ての受診者に、同じ請求書がいくはずです。
診察料は50Bです。それき薬代・検査費ですね。
それが、「バット・トーン」や「バカンサンコム」では、10割給付で無料になります。普通、外国人は自費です。
と書かれたが、「全ての受診者に、同じ請求書がいく『はず』です。」であり、確認は取れてない。もし二重価格が設定してあり、パカンサンコム加入者への診察料が50バーツでも、パカンサンコム加入者なので住民であり診察料が50バーツ。イエローブック所持者も住民なので診察料が50バーツ。そして非住民は別料金ならイエローブックの効用はあるとなる。
問い合わせても確実な答えを得るのは困難だし、ルール通りに運用されるかも不明。私は初診無料で、2回めから50バーツ払っている。50バーツは大きな金額ではないのでどうでも良い話かも知れないが、もし大病をして手術や入院が必要となったらと思うと、ある程度知っておきたいのだ。しかしながら非住民の外国人が誰か試しに受診してみない限り、答えは出そうにない。
亡くなられたぺんぺん草さんが、住民登録をせずに国立病院を受診されていたが、この時の料金を聞いて「ウドンの私立総合病院と変わりませんね」と話した記憶があるが、今となっては詳細は分らない。料金をはっきり覚えているのは、「ICUで人工呼吸器をつけると、1日1万バーツ」というのだけだ。
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政府部内でも現場でも統一見解が未だ無いような、タイらしい曖昧さで運用されているような感じですね。
行きつ戻りつしながら、段々前進してゆくのでしょう。
国として皆保険を目指すのは、素晴らしいことだと思います。
私は会社のセールスマネージャーに就任した時にパカンサンコムに加入しましたよ。
でも確か、病院指定だとか聞いてました。
その後、会社代表になってからは毎月1500Bt徴収されてますね。
数箇所の指定病院で使えると聞きましたが、まだ一度も使ってません。
骨折したときには役員LHとその姪のぺーぺー弁護士が来ましたがパカンのパの字も話しませんでしたね。
よく分からないので税金だと思ってますww
でも、年間1万8千はもったいないから調べてみましょうか。
必要ない情報かもしれませんが、何か分かれば報告します。
私は保険が大嫌いで、極力入りたくないのですが、
妻は安定した生活を守りたいのか
私に却下されながらも、次々話を持ち込みます。
民間の医療保険へ入って、
病気や怪我の時は私立総合病院と考える人が多いと思いますが、
バンコク等大都市なら大丈夫でも、
私の経験ではウドンの私立病院にまともと思われるのは見つかりません。
以前も何度か書いてますが、一つはバカ高く、ロクに治療もしない。
娘が高熱で救急へ入ったら、入院させといて放置。
軽い喘息で吸入すると言えば入院。
検査結果を嘘でごまかしても
とにかく入院させたい。www
他の人のブログにも入院させて放置された話があります。
経営者は殺人の疑いで逮捕されてます。
三角関係のもつれと報道されましたが、
◯の横流しの口封じという噂もあります。
もう一つは経営母体が変わりましたが、
変わる前の内科医はデタラメ。
娘の頻尿で受診したのですが、
診察結果も治療方針も説明できませんでした。
地方の顧客が少ない病院では儲かりませんから、
腕の良い医者は来ないですよ。
消去法で私が時々使う病院は、
国立ウドン病院の医師がバイトでやってます。
急ぐ時は専門医を電話で呼び出してくれます。
それならって思って、今回国立病院へ直接行きましたが、
朝早く行くからか、思っていたほど待たされませんし、
高僧の寄付のお陰で設備は最新。
医師もよく話を聞いてくれるし、かなり好印象です。
パカンサンコム情報は、加入されているHIDEさんから
いろいろ教えてもらってます。
従業員だけかと思いましたら、経営者も入れるのですね。
妻がかなり興味を持ってます。
イエロー・ブックのことは、知っていました。
「病院の診察カードとイエロー・ブックを持参して、相談してくれ」とのことでした。
ここは、私がバカン・サンコム加入者だと何回もきた事務所です。今は診察カードのコンピューター情報に入っていて、毎回のカルテ{こちらではOPDカードと称する}に明記されています。
おはようございます。
わざわざ問い合わせて頂き、ありがとうございます。
登録事務所の回答が「相談してくれ」ですから、
やはり担当者も取り扱いの規定を知らず、
問い合わせても確実な答えを得るのは困難なのか、
もしくは裁量に任されている部分でしょうか?
もし日本なら国の医療保険が個別に条件が違うなど
考えられませんが、
タイなら、困っていたら助けるけど、
払えるなら払ってというのはありそうですね。
タイへ住民登録をしてない外国人が国立病院へ入院し、
高額の治療費が払えないので治療の中断を求めたのを目にしましたが、
医師は払う方法はいくらでもあると治療を継続しました。
バットーンやパカンサンコムも補償額の上限が有りますが、
もし超えても分割払い等で対応してくれるという話を聞いてます。
病気や怪我で治療費がすぐ払えなくても、こちらが誠実にお願いすれば、見殺しはされないようです。
半日つぶすのを覚悟して、ウドン病院内の登録事務所に掛け合ってみたらどうですか。
うちの妻は交渉が苦手。
特に相手が政府だと全くダメです。(負け犬w)
民間相手だと逆に強く出過ぎて喧嘩になっちゃう。(恥)
息子でも勝手に話させると
話の持って行き方が下手ですし、
通訳をさせても、
揉めないように、早く話が終わるように私を誘導します。
娘も息子同様で話になりません。
だから全く話が通じない。(笑)
だからDACOに調査を依頼したのですが、
あれも使えませんでしたね。(苦笑)
これはもう身動き取れないですよ。
健康保険事務所の職員個人の見解ではなく、
法や通達がどうなっているか根拠となる物を
調べなければなりませんが、
そういうことがデキる人って居ないのでは?
たぶん他のタイ人と同じ料金だったと思っています。
ただ、ある程度外国人料金は仕方ないとは思います。
あれだけ混んでいる病院で、ムヤミヤタラに外国人を受け入れたら大変ですし。
(タイの近隣諸国の外国人など、押し寄せてしまうと困りますし)
私は生活カツカツですが、タイに来たとき日本のような保障はない覚悟で来たので
最後は野垂れ死にも覚悟、です。
ウドンタニだと私立の医師は儲け主義で
あてになりませんし
設備も高僧の寄付で国立が最新。
私立のメリットは待ち時間が短いだけかもです。
私が使っていた私立病院の医師は国立の医師のバイトと判って、
今回は国立病院へ行ってます。
私もタイで生活を始める時に日本とは違うと覚悟したのですが、
いざ病気になると、やはり命は惜しいですよ。
アキさん
私も最初の1年はカード付帯の海外旅行保険がありましたが、
今はバンコク銀行の傷害保険だけです。