走れ?コータロー

東京の多摩川沿いから。
   趣味と家族で徒然なるまま。

勝沼へ日帰りドライブ 大菩薩の湯と大善寺へ

2025-01-30 15:39:25 | 雑記
年末から延び延びになっていた娘ちゃんとの約束。
日帰り温泉ドライブ。1月30日に行く事が出来ました。

向かう先は15年ぶりの訪問、山梨県甲州市塩山の「大菩薩の湯」(甲州市交流保養センター)。
立川出発9時前で八王子ICから中央道利用で10時20分に現地着。お手軽で良し!
諸事情により右側カットしたため、なんだかわからん写真になってしまいました。

市外の方で大人620円(3時間)ということで、利用料金は日帰り温泉の中でもリーズナブルでお財布に優しい。

40度程度のぬるめのお風呂で、長湯しても負担が少なめ。
娘ちゃんは、もう少し熱いお湯のが好みだったみたいです。

温泉を楽しんだ後は、勝沼の大善寺へ。
これが、なかなか良かった。
重厚な構えの山門(仁王門)。江戸時代に再々建。

仁王像 右

仁王像 左

山門にある彫刻

これは象かなぁ

国宝の本堂(薬師堂)。弘安9年(1286年)。

本堂の中は撮影禁止。
御本尊は五年に一度の開帳のため、ご本尊(薬師如来像 平安初期)と両脇の日光・月光菩薩像(平安初期)は写真展示でしたが、その両脇に並ぶ十二神将像(鎌倉時代 嘉禄3年)も迫力があり十分楽しめました。

また、裏手に回ると数々の展示品があり密教系(真言宗智山派)だけに独鈷なども飾られていて大変興味深かったです。

拝観を終えて出てきた、長男坊と娘ちゃん。

公式HPには、薬師堂は昭和29年の大解体修理を経て昔のあり様に復され、とあり。使われている材は鎌倉時代の物が多いと思われ、歴史を感じます。

また、戦国時代では武田勝頼が亡くなる数日前に戦勝祈願に訪れたり、武田家滅亡後に武田信玄の従妹である理慶尼が大善寺で尼となっていたり。

江戸末期(慶応四年)には、近藤勇が率いる甲陽鎮撫隊が新政府軍と戦った(柏尾山の戦い)場所でもあります。

鎌倉時代、戦国時代、江戸時代、と歴史を手軽に楽しみつつ、重厚な仏教建築と仏像を見る事が出来ました。
おみくじとお守りを購入して、帰路へ。

現地では昼食を取らず(勝沼ICから現地ルート上には食事処もコンビニもなかったです)、中央道初狩PA(上り)へ。

パーキングのご飯好きなんですよねぇ。
なんだろ、提供が早くて外れない印象でして。

私は吉田うどんを頂きました。貴重なキャベツが入ってる。
麺はもちろんなんですが、昆布とシイタケの出汁が美味しく、きんぴらとの相性も最高。

娘ちゃんはかつ丼。(箸つけた後なので、カツが一切れなくなってます)

長男坊は、釜玉うどん+おにぎり。よく食べるなぁ。。

というわけで、出発してから6時間で自宅に戻ってこれましたが、なかなか充実したドライブでした!