ケ時々ハレ・2

楽しむために、「晴れ」のために「褻」を生きてます。左脚も人工股関節にしました。右人工股関節はライト、左はエルといいます。

9月13日(土) 演劇部公演「エレベーター」

2008-09-13 21:11:11 | ミュージカル
               レバーに挑戦


早めに手を打ったおかげで、
怪しかったノドの調子はだいぶいい。

夫と、母と、
娘の学校の文化祭で、演劇部の公演を観る。

娘は今年は出演していないが、
夏休みをほぼ毎日、鬼の演出に費やしていた。
客席を埋めるためにも行ってやらねばならぬ。

今年の作品は黒羽英二・作「エレベーター」

脚本が難しい。
すべて会話だけで構成される芝居だ。
出演者は4人いるが、
ほぼ男女2人だけの会話で進んで行く。

いい脚本なのだが、
これをやるには、役者の力量が著しく不足している。

死体運搬人役ラウルは、
きちんと通るいい声をしている。

いつもジェイライブに一緒に行く車掌くんは、
担架で運ばれる死体っぷりが絶品だった。
だらんと垂れた右手が、とてもよかった。

車掌くんは、
舞台のほとんどを会話で進めるの役もやっている。
大健闘していたが、途中、やや息切れした様子。

妙なアクセントが2ヶ所ほど見られたのは、
東京生まれで東京育ちのくせに、
思い込みにより変なアクセントでしゃべる演出家の、
頑固な指示によるものと思う。

母と別れてから、
鉄分摂取大作戦として、夫と焼き肉屋に行く。

生まれて初めてレバーに挑戦

ちょこっと噛んでみたら、やっぱりダメだったので、
小さく噛みちぎっては、水で飲み込むのを繰り返し、
やっとのことで、レバー2切れを胃の中に納めた。
コップ4杯分の水が必要だった。

小学校時代の給食を思い出すよ。

2切れじゃ足りなかったかな。
でも、もうこれが限界。

ロースも食べないよりマシだろうと思い、
こちらは積極的に食べた。

退院後、肉を食べたのは初めて。
(動物性蛋白質は、ずっと魚で摂っていた)

血になれ、血になれ。

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9月12日(金)4周年記念 6-dim+LIVEに感謝(BlogPet)

2008-09-13 08:56:05 | 日々雑記
KEN(♀)の「9月12日(金)4周年記念 6-dim+LIVEに感謝」のまねしてかいてみるね

↑この5年手帳をもらっても。
今の外出は久しぶり...

*このエントリは、ブログペットの「サダちゃん」が書きました。
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9月12日(金)4周年記念 6-dim+LIVEに感謝

2008-09-13 05:57:08 | ミュージカル

             ↑
      この5年手帳をお守りにします。


半日、6-dim+LIVEのためだけに体力温存して・・・
おくつもりだったのだが、
鼻からノドにかけて不穏な気配あり。

「絶対に風邪をひくな」と、
アジカタ先生(仮名)から言われているのに、
激ヤバ。

今のうちなら、まだ治せると思い、
慌てて、かかりつけの耳鼻科に飛び込み、
電話で慎吾先生(仮名)の許可を取った上で、
薬をもらって来た。

もちろん6-dim+は行く、何があっても。

夜の外出は久しぶり。
ネーチャンことびーち車掌くんが一緒。

娘は、カタヨセさんに誕生日プレゼントを渡したくて、
それだけでもう頭がいっぱい。
青春だ~。

京ちゃん。や、マミちゃんや、dolly
女性陣みんなが
「お帰りなさ~い」と言ってくれる。
たった1回行けなかっただけなのに、嬉しいよ~。

私も、長期闘病して1年ぶりであるかのような気分。

嬉しくて、楽しいのに、まだ本調子じゃないのは、
早寝に慣れたせいなのか、
まだ貧血が改善されていないのかわからん。

全員がフレディ・マーキュリーで登場。
すごく胡散臭くていい!
ヒゲをつけると、どうしてここまで胡散臭くなるのだろう。

「入り口と出口」というゲームは初めて観た。
「タッグアウト」に似ているが、場面は変わらず進行する。

コンタクト「社長秘書」
6-dim+ともなると、
「共演者の身体に触れている時しか話すことができない」
というルールそのもので笑わせる・・・
ということがない。

触れている時しか話せないからこそ、
困ったり、困らせたり、うっかりしたりするのがおもしろいのだが、
6-dim+の手にかかると、
あ、そうか、これってコンタクトだったっけ、
・・・というほど、シーンそのものがおもしろい。


これはコンタクトに限らず、
CM、吹き替え、ペーパーズ、取り調べ、
すべてにおいて言えることだった。

これ以上奇跡的な組み合わせの集団はない。

これを同じ時代で目撃できるとは、なんという幸福。

このために生きてるな!

ペーパーズ「卒業生」は、とてつもなく下品な方向へ行き、
期待だけで笑わせられた。
きっと免疫細胞が増えたと思う。
取り調べの、りょーちんの容疑者よかったわ~。

7人があーだこーだ言うMCもおもしろい。

4年前、何をやっていたかという話になり、
まったく今と同じだよなぁと思っていたが、
よくよく考えると違う。

4年前は、毎晩毎晩ウォーキングしていて、
今より8Kgも体重が少なかった。
つまり、ガツンガツン歩けていたということだ。

ウォーキングは今後も控えるにしても、
もう少し、散歩を楽しめる程度に復活したいな。

純さんに喝を入れてもらって、肝がすわった。
未経験のことをワクワク楽しむようにしよう。
(・・・というつもり、今のところ)

明日、文化祭の本番なので、
娘と車掌くんは、先に帰る。

私は、純さん、ゆたかさん、ヨダさんと、
ぐずぐずクダを巻いた後、
混んだ電車に乗る自信がなく、びーちとタクシーで帰宅。
娘より先に家に着いた。

本当にありがとうございました>皆様
心から感謝します。

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四季の出演者情報

2008-09-11 21:28:09 | ひとりごと
有賀さんメソになった。
観たいな・・・。

味方隆司(アジカタリュウジ)さんが、
「トロイ戦争は起こらないだろう」に出ている。

アジカタ先生(仮名)効果で、
逆に、味方隆司さんが観たい。

ターニャを増本藍さんがやってる。

あちこちで、若返り現象が起きているようです。
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9月11日(木) 婦人科&北海道展

2008-09-11 19:15:13 | 日々雑記

偶然やっていた北海道展で買ったルーロー・オ・フリュイ

かかりつけの医大で、18年ぶりに婦人科を受診。

入院前に、漢方薬でも処方してもらえば、
少しでも身体が楽じゃないかと、
担当看護師K野さんのアイディアです。

今日は、母の主治医グループのリーダーだった、
N助教授(♀)が外来に出ている日だ。

18年前に娘を産む時にお世話になった、
助産師のK林さんに再会。
彼女には、母も外来でお世話になっている。

婦人科ではあるが、
整形外科での検査ほどの恥ずかしいことは何もなく、
(しつこいな)
スムーズに、漢方薬を処方してもらえました。

母が大好きなN助教授(♀)は、私とほぼ同世代。
知的で、品が良くて、繊細で、やさしい。
美しい声で、ゆっくり話す方で、
口元が宮沢りえに似ている。

よかった、今日受診することにして。

入院に必要な買い物をしようと新宿に寄ると、
小田急で北海道展をやっているではないの。

そういえば毎年、高校の文化祭の頃にやっていたっけ。

トンデンファームのソフトクリームを食す。

釧路のさんまんまと、
サン・ドミニックのルーロー・オ・フリュイを購入。

階段を昇り降りする元気がなかったので、バスで帰宅。

さんまんま食べて、爆睡。

なんか、いろいろ不安な夢を見る。

息子は留守だから、ロールケーキは三等分だよ~ん。

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9月10日(水) 1日中食べ物のことを考えている

2008-09-10 22:06:26 | 股関節
塩分や鉄分のことを意識すると、
どうしても、料理しないわけにはいかないみたいで。

ツルムラサキと、ほうれんそうと、ブロッコリーを茹でて、
炒めたり、そのまま食べたりする。

おやつはプルーンと野菜ジュース。
ソイジョイFeプラス。

焼き魚も食べる。

ごはんは控えめにする。

家族は全員、帰りが遅いので、
(息子は今日からサークルの合宿、
  娘は文化祭直前)
買い物も、一人じゃままならない。

脚は痛いし、ふらふらするし、
不便だよ!!!

いくらでも眠っていられるけど、
パソコン周りを片付けなければならないので、
ちょっと動き始めたが、すぐにダウンした。

今は、低いテーブルにパソコンを置き、
床にすわっているのだが、
手術後、それができなくなるので、
夫が、パソコン用の椅子と机を用意してくれるのだ。

入院前に片付けなきゃいけないが、
果たしてできるのかどうか。

ベッドを入れる案もあり。

お腹が痛いのは鉄剤のせいかしら。
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9月9日(火) 食べて寝る

2008-09-10 00:14:39 | 股関節

経験者の友人から、
「身体を動かすためには血が必要」だと聞いて、
心の底から納得した。

さらに、
「安静にしていないと次の貯血ができないよ」と聞いて、
そりゃいかん! と思った。

そして店に事情を説明するFAXを流した上で電話。
(たぶん口頭で話してもすぐに忘れるから)

とにかく今週いっぱい休むことにした。

7日にMW優の舞台を観に行けたことの方が不思議なぐらい、
今日もしんどくて、1日中眠っていた。

青魚や、ほうれんそう、プルーンはせっせと摂る。

これまた、別の経験者の友人が、
「レバーが一番効くんだけどねぇ」と聞いたが、
あ~~~、これは嫌だ。
食べられない。

細かく砕いて、オブラートに包んで飲むか?

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前貼り検査の時の・・・・・

2008-09-10 00:06:49 | 股関節
違う。
前貼り検査じゃない。
股関節造影検査

その時、アジカタ先生(仮名)の補助をしていた、
背が高くて、涼しげなイケメンの先生。

絶対に誰かに似ていると思っていたが、
誰だかわかった!

佐々木倫子著
「Heaven?」(小学館)
の登場人物、
「伊賀 観」(イガ カン)君でした。

伊賀くん先生と呼ぼうか。

グループリーダーの慎吾先生(仮名)も、
全然、慎吾に似ているわけじゃないので、
もっといい名前をつけてさしあげなくては。
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9月8日(月) 血が足りない!

2008-09-08 23:51:09 | 身体
1日ぐらいは休むつもりだったけれど、
思いのほか気力が充実していたので、
(なにしろ4時半起床、7時半朝食です)
仕事に出かけた。

今日から新しいバイトの人が来ると聞いていたので、
せめて、引き継ぎだけでも・・・と思ったのだが、
結局スッポかされる。

昼休憩の時、暑いはずのバックルームで、
寒くてたまらなくなり、長袖のパーカーを着る。

休憩後も、寒くてたまらんなぁと思っているうちに、
どんどん頭が重く、身体がふらふらし始めた。

まだ貧血??

そのうち、指先がうまく動かなくなり、
小銭を扱えなくなり、
身体中に力が入らなくなり、
脚の痛みとは関係なく、よろよろする。

息切れがして、声が出なくなってきた。

それでも、少しでも稼いでおかなくては、と思う。
仕事を上がった後で、立ち上がれなくなる。

昨日は、こんなことなかったのに。
(ずっと座っていたからかもしれない)

這うようにして、
(実際は自転車でフラフラと)帰宅。

倒れて眠る。

ずっと横になっていて、少しはマシになったけれど、
まだフラフラ気分が悪くて、肩がこる。

こんな症状にあうの 初めてよ~~
とにか~く普通じゃなくて
とぉ~ってもかったるくって
さすがの私でも大きな声が出せな~~~い


息子に買い物を頼み、
娘に口で指図しながら、厚揚げ入りの切干大根を作ってもらう。
少しでも鉄分を摂ろうという考えです。

明日は午後、びーちがいない。
午後からの出勤にしよう。
苦しい~。

金曜日の夜には大事な用があるので、
1時にあがって、英気を養うことにした!


もう寝ます。
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9月7日(日) 映画「グーグーだって猫である」

2008-09-08 07:13:21 | 映画
MW優の公演2回分を観た後、
夫と、映画を見る為にとしまえんで待ち合わせ。

パスタを食べたかったが、
あまり時間がない上に、客が並んで待っている状態だったので、
びーちがおいしいと言っていた、ひもの屋に入る。

夫は秋刀魚、私は鯵を注文。
味噌汁や漬け物が付いてこないように、
私は単品にした。
(食事の塩分に気をつかっているわけです)
あわてて食べたので、じっくり味わえず。

ユナイテッドシネマとしまえんで、
「グーグーだって猫である」を見る。

始まって1分以内で、周囲に迷惑かけるほど号泣

大島弓子さんの原作は、
淡々と風景画のような描き方をしているので、
号泣するマンガではない、決して。

映画も、泣け、さあ泣け、という作り方ではないのだが、
実写でね、猫が出て来てね、
あんなこと言われちゃね、
そりゃ号泣します。
(一応、伏せておきます)

映画のノベライズ版も読んだので、
ラストシーンでも号泣の予感あり。

泣きたい時に、声をあげて泣けないのは、
すごく苦しい。

映画自体は、淡々とし過ぎていて、
ちょっと中だるみするような部分もあったし、
グーグーの登場が少ないような気もしたけれど、
とにかく、グーグーサバも可愛い。

鷲尾真知子さんは、原作にはない占い師の役で、
りりぃとシンメトリーな不思議な登場をした。
(正確に言えば、原作に占い師は出て来るのだが、
それは家の吉凶を占う人なので、
鷲尾さんの役とは、また別)

最後はもちろんまた泣いた。

猫モノはダメだ。

小泉今日子上野樹里が、とてもよかった。

まだ若かったのに、3期の卵巣癌手術から、
10年経過して健在な大島弓子さんは超人だ。

あの映画を見ると、大島さんのマンガを読み返したくなる。
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9月7日(日) 「ONE~ひとつの夢」

2008-09-07 23:22:40 | ミュージカル

MW優の公演、「ONE~ひとつの夢」
けいちゃんと一緒に、
3チームあるうちの、AチームBチームを観ました。

じゅりちゃんニーナさんのチーム、
観られなくてごめんね。

もしまだ検査が終わっていなかったら、
外出許可を取ってでも観に行くつもりだったの。
よかったぁ、昨日のうちに退院できて。

Aチームは、ものすごくレベルが高い。
カズ兄、けいこさん、たどぅ、ヒロコさん、
ミサコちゃん、たみちゃん、マミちゃん、
ともちゃん、N川さん、ナオたん・・・。

あとは知らない人たち。

でも、たどぅたみちゃんも、
最初、「この人たち知らない」と思った。
メイクで、ものすごく雰囲気変わるのだ。

「I Hope I Got It」では、みんながうますぎて涙が出た。
カズ兄のダンスが、すごくカッコいい。

「SING!」青山アルの相手役は、
全員が歌えるように稽古していて、
本番の舞台で突然指名されるという。

明先生、たどぅを指名。
たどぅの緊張が伝わって来たが、
「吐きそう」と言っていたたどぅとは、すでに別人だ。
立っているだけでプロっぽい。

本当は、全員分のクリスティンが聴きたかったんだけど。

佐和子先生のヴァル、超キュート。
似合っています。

「Montage」も、すごくお洒落なステージングだった。
このまま、どこかの舞台に乗せてもいいぐらい。
みんな、ものすごくうまくなっているよね。
この3ヶ月、どれほどの努力を積み重ねて来たのか、
想像できる。

カズ兄はポール、
ナオたんはマイク、
ヒロコさんがコニー、
N川さんはシーラ
だったかな。

けいこさんは、ペッサリー ペッサリー
だった。
あれ、マギーは誰だっけか。

manaさんは、ディアナ。

manaさんのキャラクターには、ちょっとない歌。
「こんちくしょう!」ですもの。
でも、カープを歌う声の力強いこと。
manaさん、こんな声が出るのね!

TCSjの、あやこさんが観にいらしていた。
意外な所で会えると嬉しい。

そして、羽永先生のキャシー
オリジナルキャストですよ。
また涙が。
羽永先生は、照明がなくても華やかに輝いている。

ともちゃんは、新婚ネタで明先生にいじられる。

先生方の「ONE」、最高にカッコいい。
羽永先生をセンターに、
manaさん、佐和子先生が3人で踊る。
スリーダンサーズです。
そこへ明先生が入る。

そして恒例のラインダンス。
これはハードだよね~。

アトムさんと、飯野おさみさんもいらしていました。

飯野さんと、
「WICKED」や、初演「CATS」や、
初演「コーラスライン」のお話をしながら歩いて、
けいちゃんと2人でスタバでお茶。

4時開演のBチーム。
こちらは、知らない人がほとんど。
主催者さん、ミサコちゃん、asako、マミちゃんしか知らない。
ひでさんピロさんは、何度か一緒にレッスンしたことがある。

「SING」は、2人指名されたが、
2人とも、全然違うクリスティンでおもしろかった。

最後に主催者さんが泣き出したのでびっくり。
それにつられて、出演者が次々もらい泣き。
この3ヶ月、大変だったんだろうなと思う。

久しぶりにみんなの顔を見られてよかった。

飯野おさみさんと一緒に写真、撮ったじょ~。

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胸の上のキラ・2

2008-09-07 22:29:10 | 
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胸の上のキラ・1

2008-09-07 22:28:22 | 
退院して来た直後から、
キラたんが、私の胸の上で寝ています。
幸福です。
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主治医の説明~病状と選択肢

2008-09-07 10:28:58 | 股関節

9月5日(金)の晩に、
主治医のアジカタ先生(仮名)の診察と説明。

ベッドで診察、ちょっと嬉しい。(←変態)
脚の太さを測ると、やはり右の方が細い。
(筋肉が落ちているため)

脚の長さには、まだ差がない。

みっちり詰めてやった精密検査の結果でも、
今、この場での診察でも、
右脚の方が、かなり悪い。

変形性股関節症は、
前期、初期、進行期、末期と進んで行くが、
私の右脚は、進行期の中程度。

左脚は、これにくらべるとだいぶいい。
(でも右をかばっている分、痛いんだけどね)

いくつかの組み合わせの選択肢がある。
以下の通り。


@ 右脚を回転骨切り術で手術する場合

病状が進行し過ぎているので、手術の適合性がない。
関節唇(かんせつしん)が切れてなくなってしまっているし、
嚢胞もできている。
手術しても痛みは完全には取れないし、
将来、人工股関節にするまでの、
一時しのぎ的な手術になるだろう。
入院は2~3ヶ月におよび、社会復帰までに半年近くかかる。


@ 左脚を回転骨切り術で手術する場合

今なら、完全に治すことができる。
そのかわり、今現在痛くてたまらない右脚は、
そのままということになる。


@ 右脚を人工股関節全置換術で手術する場合

入院も1ヶ月ですむ。
痛みもなくなる。
人工の物なので耐久性には限度があり、
(だいたい10年~15年)
そうなると再手術が必要。
(ただし最近の物はかなり良くなっている)

仮に15年後、60歳前後で再手術するのならともかく、
さらに15年後、80歳前後で、
侵襲の大きいこの手術ができるかどうかが問題。


以上の説明を聞いた私の考え。

今なら完全に治せるという、左脚に着手するのは、
私の中では、最も考えられない選択肢。

右が痛い!
今、今、痛いのよ!

さらに右を自骨で切って回す手術。
やっても、それほど良くならないのなら、
やりたくない。
これは、近所の医院の先生の言っていたことと同じだ。

メリット、デメリットを考慮しても、
右脚を人工股関節にするというのが、
今、最も私の望みに適っていると思う。

夫も同じ考え。

アジカタ先生(仮名)に、
「先生ご自身のことだったら、どうなさいますか」
と聞くと、
「僕自身や、僕の家族だったら、右を人工にするだろう」
とおっしゃる。

80歳になった時のことまで考慮していられないというのが、
私の正直な気持ちです。

今、目の前で家が燃えている!

新しく住む家を探しに行く前に、
まずは、燃えている火を消そうとするでしょう。

先生も、このたとえには賛成してくださった。

第一、隣のベッドにいらしたHさんは、
82歳で、8月下旬に人工股関節の手術をなさって、
私が帰る頃には、歩行器で歩く練習までしていた。

すごく心強い先輩だ。

「あわてなくてもいいから24日までによく考えて」
とおっしゃるが、
すでに考える余地はないように思われる。
9割以上、人工股関節に傾いている。

何より、人工股関節手術には、
主治医グループが自信ありそうなのだ。

そういう結論に達することになると思います。
たぶん。

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主治医の問診で語った股関節症歴

2008-09-07 09:46:15 | 股関節
【20歳】

ダンスの先生に、
「赤ちゃんの頃、股関節脱臼って言われたことないかどうか、
  お母さんに聞いてごらんなさい」
と言われたのが初めて。
今、思えばさすがはプロのダンサーの眼力だな。

母には、
「検診でそんなこと言われたこと一度もない。
  あんたはただ身体が硬いだけよ」
と軽くいなされる。


【29歳】

産後1年たった頃から、初めて股関節に違和感を感じる。
ごくたまに、痛む。

パソコン通信で知り合った友人(整形外科医)に診てもらい、
「先天性の臼蓋形成不全」だと診断される。
赤ん坊を抱いたりするせいと、
産後に体重が増えたせいで、
初めて自覚症状が出たのだということ。
まずは無理をするな程度の助言で終わる。

母は、
「そんなの全然聞いてない!」
と憮然とする。


【35歳】

息子の就学を前に、部屋のリフォーム。
その時に、家具をあちこち動かしたせいで、
かなり強い痛みが股関節にある。
(左右どっちの脚なのか、両脚なのか、まるで記憶にない)
跛行するほどの痛みが1ヶ月ほど続く。

この時、初めてT医大の整形外科を受診。
(2人の子供もここで産んだ)

「もう少しお子さんが大きくなって手が離れたら、
 自分の骨が使えるうちに、手術した方がいいですね」
(つまり回転骨切り術をするということ)
という診断。
息子7歳、娘4歳だった。

「手術しないとどうなりますか」
と聞くと、
「本人が痛くてガマンできなくなります」
と言われる。

しかし当時は、
そんなに痛い状態というのが想像もできなくて、
手術するより、痛いのをガマンしている方がマシ
・・・と思っていた。

余談だがこの翌々年、マイミクののんちゃんが、
小さいお子さんを預けて回転骨切りに踏み切った。
いずれ自分もすることになるのだろうかと、
常に頭の中で考えるようになった。


のんちゃんは2週間寝たきりだったのに、
私は術後すぐに車椅子の練習が始まった夢。
この夢の内容を考えると、なんとなく予知夢???
という感じがしてくる。


【37歳】

股関節に問題があることなどすっかり忘れるほど無症状。
書店に勤め始める。
これで腰と頸を悪くすることになる。

それから10年弱は、
無理をしたり、冷えたりすると痛みが出るが、
休めば治まる、という状態が続く。

ほぼ毎日1時間はウォーキングもしていた。


【46歳】

出身中学の同期会幹事になる。
5年に1度の大同期会があり、
ハイヒールで、立食形式のパーティーに参加。

これがきっかけとなったのか、
この日以降、痛みがひどくなりまともに歩けなくなる。

近所の整形外科医院を受診。

痛み止めの飲み薬と、貼り薬、
それから杖を使用することになる。

手術のために仕事ができなくなると、
経済的な不安が大きかったし、
(今もそれは同じだけど、痛みが不安に勝ちました)
子供たちも、かなり成長していたにも関わらず、
何ヶ月も目を離していられる状況ではなかった。

杖を使い始めてから、
数ヶ月の間は、ひどい痛みが治まることもあるようになった。


【47歳】~【48歳】

ミュージカルワークショップ優
と出会う。

痛み止めを使いながら、
時には夜中に呻きながら、
舞台で踊ったりした。
みんなと同じ振り付けができずに一人だけ変えてもらうこともあった。

本人はとても満足な生活だったのだが、
これで脚が悪化してしまったらしい。

痛み止めを飲んでも、痛みがなくなることはもうない。


【49歳】

仕事中、立っていることもできなくなり、
常時、椅子を使用する。

4月。
通っていた整形外科医院で、
「いつ手術してもいいよ」
という診断。

この時は、まだ手術する決心つかず。

わずか1ヶ月後の5月。
自由に動いて芝居できるようになりたいと思い、
ついに手術を決意。

息子も、娘も、もう大丈夫だろうと踏んだ。

以上が、今回の入院に至るまでの股関節症歴でした。

決心するのが遅かったかもしれないけど、
でも、家庭の事情でどうしようもなかった。

この後、アジカタ先生(仮名)からの説明がありました。

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