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八十路の青春賦 人生の黄金期を自分らしく あるがままに生きる幸喜幸齢者 感謝と幸せの生きがい日記 頑爺/肇&K

喜寿の知的学び

2023年02月06日 | 冬・喜寿の青春賦 日記!
2月5日(日)0/10℃  
喜寿の知的学び

 早くも喜寿を過ぎたが、先日シニア自然大学校「地球環境自然学講座」から面白い知的学びを得て感じたこと。

(以下は自作の絵画作品からです)

 
 題して「バイオロギングを用いた海洋大型動物の行動生態と環境把握」と聞いただけで難しくその概要すらつかめないし、何の事かも分からない?😅 



簡単に言えば動物に搭載型の記録装置を付けて日頃観察のできない動物の行動や生理、その周辺環境を測定し、人間の視界や認識限界を超えた現場、現象を調べるものとか😯 



 アオウミガメやペンギンなどからクジラなど大型動物に至る迄、聞けば知らない海洋生物の実態が垣間見えて実に興味深いものだった  そこからまた古代の巨大翼竜は本当に飛べたのかとの推測から、学説の推論の否定などもあって面白い😀  



 オオミズナギドリは日の入り直後に島に到着するよう、移動する距離に応じて出発時間を調整しているとか、その羽ばたき周波数には、離陸に使う高周波7Hzと滑空中に時々羽ばたく低周波4Hzの2種類がある事が解ったとか  よくわからないが自然界の知らないことが研究者によって次々と明らかにされていく😮 


 動物搭載型の記録装置によって岩手県には2種類のウミガメがやってくる 夏になるとアカウミガメは屋久島産、アオウミガメは小笠原産で来遊することが分かったという 
 またアカウミガメが三陸沖で頻繁に食べていた餌はクラゲ類が多く、次にカニや貝類を食べていたと。 アオウミガメは紅藻で時々クラゲも食べることが分かったという😲 



だからどうしたの? と言われても困るが、定説を覆すこともあるし確認することもできる
また実際に海中のゴミ(ナノプラスチックやビニール袋)を食べるそれら生態把握から人間の生活の改善まで幅広く関係してくるもので無関心でもおられない😓 



大学の研究室や授業で学ぶようなことが、この歳になって学べることもシニアの特権のように思う ちなみに今回の講座は 東京大学  大気海洋研究所教授の佐藤克文博士で現役のバリバリ研究者だった😃 

 

 毎回講座の講師は京都大学の教授や京大出身の名誉教授なども多く、今更ながら若い頃勉強しなかった分を今になって学べる事は、耄碌してきた頭に、知的学びは脳の活性化に大いに役立つ刺激だ😄 
と言っても次の日にはもう忘れてしまう頭では何とも言えないがね  トホホ😅 



*掲載の絵画は油絵やアクリル画材からキャンバスに描いたもので昔に描いた作品もあります
(昨年12/21の当ブログ「冬の絵画」から)

コメント (5)
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