こんにちは。スタッフの堀米薫です。今回「東北ふしぎ物語」では、生まれ故郷の福島県の「不思議」について書きました。
あらすじ:福島市に住む主人公の小学6年生しのぶは、一年前にお母さんをなくしてから元気がありません。そんなある日、しのぶあてに手紙が届きます。差出人は、何となくなったはずのお母さん。ドキドキしながら封をきると、手紙には「五色沼で待っている」と書いてありました。本当にお母さんは待っているのか。そんな思いを胸に五色沼を巡って歩き出すのです。皆様は裏磐梯にある五色沼は行ったことがありますか?この本の中に出てきますが、五色沼はたくさんある沼ごとに青や緑、白や赤など、不思議な色を見せてくれます。この不思議を生み出すものは、裏磐梯の爆発によって湖沼に溶けだした様様な火山性物質なんですね。私もこのお話を書くために五色沼を歩きましたが、とても素晴らしい景観でした。ぜひ、多くの方に五色沼に足をお運びいただき、沼の色の不思議を堪能してほしいです。また、このシリーズを読んで「東北に生まれて良かった」と思っていただければ幸いです(堀米薫)。