スタッフ、もえぎ桃の新刊です! 発売直後から、おもしろい! ハラハラ。そして、友だちって、何なんだと考えさせられるなどなど、反響続出!
久遠永遠は、訳あってお金持ち学校に入れられた、ちょっとケンカっ早い女の子。当然、入学以来ずっとぼっち。
夏休みの登校日、永遠のクラスは突如全員、「特別授業」という名義で、地下にあるシアタールームに集められた。壁一面のモニターに映しだされた、不気味なくらいに満面の笑みを浮かべたスマイルマークは言った:『やあみんな! トモダチゲーム、始まるよ! ぼっちは削除だ!』
<小学中級から・すべての漢字にふりがなつき>
(もえぎ桃より)
ぼっちは削除します!……というなにやら刺激的な帯がつきました。
意外だったのは、大人や保護者の方から「おもしろいだけでなく、SNSの使い方や怖さを子供に伝えられる!」と、とても好意的な感想をたくさんいただいたこと。
それを意図したわけではまったくないのですが、SNSでトモダチの数を競い合うというストーリーの中で、“リアルなSNS”を伝えることができたのかなと思います。
内容に共感してくれた方が多くて、とてもうれしいです。
児童文庫の棚で、ひときわ目立ってますよー! (お)