みちのく童話会スタッフブログ

第3回を持ちまして、みちのく童話賞は終了ました。これからはみちのく童話会として、活動をしていきます。

『家守神⑤忍びの里の青い影』おおぎやなぎちか作・トミイマサコ絵(フレーベル館)

2024-12-30 | スタッフ新刊・活動紹介

       

大人気シリーズ、とうとう5巻。最終巻が発売になりました。

古くから「つくも神」と呼ばれる妖怪の一種「家守神」と出会った少年拓の物語。個性的なキャラの家守神達とのやりとりも、最後になりました。

表紙に出ているお蝶さんは、急須に描かれた蝶の絵が抜け出して、少女に変化します。その手前にある黒いトンボ(ハグロトンボ)は、今回初めて出る新キャラ(新キャラ出るのに、終わります・・)

舞台は、東京下町から、長野県戸隠へ。

家守神達を描いた絵師、信山勘兵衛のふるさとへと移動し、彼らのルーツも絡んできます。

めでたしめでたしだけではない、ちょっと切なさのある終わりになりましたが、気に入っています。

年末年始、1巻から一気読みもお勧めです。

よろしくお願いいたします。


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