大人気シリーズ、とうとう5巻。最終巻が発売になりました。
古くから「つくも神」と呼ばれる妖怪の一種「家守神」と出会った少年拓の物語。個性的なキャラの家守神達とのやりとりも、最後になりました。
表紙に出ているお蝶さんは、急須に描かれた蝶の絵が抜け出して、少女に変化します。その手前にある黒いトンボ(ハグロトンボ)は、今回初めて出る新キャラ(新キャラ出るのに、終わります・・)
舞台は、東京下町から、長野県戸隠へ。
家守神達を描いた絵師、信山勘兵衛のふるさとへと移動し、彼らのルーツも絡んできます。
めでたしめでたしだけではない、ちょっと切なさのある終わりになりましたが、気に入っています。
年末年始、1巻から一気読みもお勧めです。
よろしくお願いいたします。