こんにちは、木の実ちゃんです。
前回の「なつかしいもの ~昭和レトロのガラスたち~」で、
実家やおばあちゃんの思い出がよみがえった木の実ちゃん。
実は おばあちゃんの思い出はまだまだあって・・・
両親が共働きだったので、実家で祖母と一緒にいる時間が多く
幼少期の思い出は やっぱりおばあちゃんが 多く登場します。
今回はおばあちゃんが大切にしていたものを お伝えしようと思います。
祖母は実家は裕福だったけれど、嫁いできてからは 早くに夫を亡くし
女ひとりで 男の子3人女の子2人を 苦労して育てあげたそうです。
和裁が得意で 針と糸を頼りに 和裁の先生や着物の仕立物をこなし 生計を立てたそう。
苦労して育てた長男が海軍士官になって、長年の苦労をいたわり、神戸で指輪や宝石を買ってもらったみたいです。
指輪は残念なことになくなってしまったんですが 宝石(?人造宝石)は私の手元に残りました。
青い 透き通った 美しい石です。(昭和10年代後半)
その後 娘2人を病気で亡くし、頼りだった長男も戦死してしまった祖母。
どんなに悲しかったことでしょう。
長男に買ってもらった指輪類やこの石を 大切に大切にしていました。その祖母の姿を知っていた木の実ちゃん。
最近になって この石を持って 思い切って宝石屋さんを訪ねてみました。
宝石屋さんいわく
この石は 今の京セラの前身の会社が戦前に神戸にあって そこの会社が製作した人造宝石なんだそうです。
ガラス玉ではなく、れっきとした宝石だそう。
お店の方は 大切になさってください とおっしゃってくださいました。
そこでリフォームを頼みました。
指輪には大きすぎるので 自然な感じのペンダントトップにしてほしいと頼みました。
出来上がったのがこれです。
プラチナの葉っぱに 小さなダイヤがちりばめられた 素敵なペンダントトップになりました。
もちろん それ相応の金額がかかりましたが、祖母の思い出には代えられません。
ペンダントトップにして、祖母の思い出を身に着ける機会が増えました。
おばあちゃん 喜んでくれてるかな~
ペンダントを身に付けるたび、祖母の笑顔が頭に浮かびます。
これからも大切に 大切にしていきたいです。
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