ベリーベリーdiary ~60代の可愛い暮らし~

素朴で可愛いものや自然 小旅行が大好き。
60代の心ときめく可愛い暮らしを目指します。

倉敷レトロ ときめき旅行記 その2

2022-09-21 22:41:48 | 旅行

 こんにちは 木の実ちゃんです。

今回は 前回の記事「倉敷レトロ ときめき旅行記」の続きをお伝えしようと思います。

その前に わが3姉妹について。

70歳 63歳 60歳で構成されるわが姉妹。

長女は悠々マイペース、次女はレシート集めて電卓はじく会計係、三女こと木の実ちゃんは

旅行の企画、手配、旅行当日は雑用・使い走り役となっています(笑)

次女三女で 70歳の長女を労わりながら 楽しく旅行を続けています。(いつまでも3人で旅行したいね)

寄り道あり、変更あり、道草大いに結構の ゆる~い日程で 旅の思い出作りに励んでいます。

 

 さて倉敷美観地区の2日目 はじめに美術館めぐりと行きましょう。

 大原美術館です。

倉敷に来て ここは外せません。しばし芸術作品に見とれる時間・・・

モネやルノワール、ゴーギャンやエル・グレコの絵は 人を引き付けるパワーにあふれていて

思わず見入ってしまいました。

お次は 倉敷民藝館(くらしきみんげいかん)です。もう建物だけで ときめいてしまいます。

東京に次いで 全国で2番目に開館した民藝館だそう。

実は 民藝品も大好きな木の実ちゃん。民衆が長年使いこなしてきた民藝品には 独特の美が宿っていますね。

館内は どっしりとして でもすごく懐かしいものが いっぱい展示されてました。

藁で編んだ「いれこ」。 御飯が冷めないように この中におひつを入れたのでしょう。

実は実家に これと同じのがあって 中に入って遊んでいる木の実ちゃんの写真が残っています。

箪笥も同じ型が実家にありました。「あった! あった~!!」と姉妹で大いに盛りあがりました。

 

 さて今度は 表通りを一本入った本町通(ほんまちどおり)

江戸時代から明治にかけての町屋が軒を連ね、その町屋が改装されて素敵なショップになっているところが多いです。

昔ながらの 駄菓子屋さん 品物いっぱい!   マスキングテープの専門店「如竹堂」(にょちくどう)

     倉敷ガラス 美しい!       倉敷デニム 倉敷は日本ジーンズの発祥の地だとか。

木の実ちゃん 買っちゃいました!本町通のお店で 「倉敷帆布」のショルダーバック。

 倉敷帆布とは 明治以降に発展した帆布作りで 高度な糸より技術で生み出されるしなやかで強い糸を

希少な「シャトル織機」を使い、熟練の職人さんが手間と時間をかけて織りあげていくそうです。

う~ん 確かに丈夫。おまけに底面が皮なので、バンバン使っても傷みにくそうです。

ナチュラルな感じが とっても気に入りました。大切に使っていこうと思います。

姉2人も 別の「倉敷帆布」のお店で それぞれバックをゲット!いいお買い物が出来ました。

 

 さて お腹がすいてきたので TVでも紹介された米蔵を改築したカフェへ。

立派な建物です。国の登録有形文化財で 今でも現役の呉服屋さんだそうです。

ここかな?

 呉服屋さんの横の細い路地を通って   高い石の階段を上がると   素敵なカフェとギャラリーがありました。

 

 カフェはもともと米蔵だったそうで、そのため床が高くしてあるそうです。

米蔵の横には 漬物蔵もあったそうで そのためカフェは 発酵食品を使ったメニューが多いです。         

発酵バターに 発酵食品のドレッシング 発酵クリームチーズ

ゆで卵も発酵させてあるので、独特のうまみがしみ込んでいました。

びっくりしたのは 甘酒! 小さな湯飲みに入っていますが これが

カルピスを少し甘くしたような でもすっきりとした後味 飲みやすい!

こんな甘酒 初めて飲みました!

お店の方が一つ一つ 丁寧に説明してくれました(ごめんなさい ちょっと内容忘れてます)

スープもサラダもパンも付け合わせの野菜も 発酵のおかげでじゅわ~っと 滋味とうまみが広がって 

他にないお味でした。 3人で美味しくいただきました。  ごちそうさまでした!

 

倉敷帆布のバックの他に 「如竹堂」でテープとメモ用紙と付せんを購入しました。

付せんはクリームソーダーつき テープはぺこちゃんがのってます。

使うたびに うきうきわくわく 心ときめきそうです。

 

 今回の旅で思ったこと。

それは倉敷の街が活気にあふれていたことです。10年ほど前に来たときも 素敵な街でしたけど

こんなにキラキラしていませんでした。

帰り倉敷駅まで送ってくれたタクシーの運転手さんは 「倉敷 がんばってるんですよ」と熱く語っておられました。

旅館のご主人や かばん屋さん カフェの方々からは 倉敷を思う熱気が感じられました。

それは「お客さんをもてなしたい 喜んで帰ってもらいたい」と思い、倉敷を大切に思う心の表れだと思います。

伝統ある町ですが、伝統をそのままにするのではなく リノベーション等を試みて、常に新しいことを取り入れてるんだなあと感じました。

伝統の下には 目に見えない革新がある。 

よりよくしていこう より良い明日を生きていこう とする心って大切ですね。

木の実ちゃんも 自分のペースで 少しずつ より良い生き方をしていこうと 思いました。

 

コメント (2)
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倉敷レトロ ときめき旅行記 その1

2022-09-21 22:41:06 | 旅行

 みなさん こんにちは 木の実ちゃんです。

今回は 姉2人と倉敷を訪れた旅の様子を お伝えしようと思います。

    倉敷考古館 宿泊した旅館はすぐ隣にあります

 

 木の実ちゃんの退職と還暦祝いに 姉妹3人で旅行に行こうと計画していました。

しかしコロナの感染再拡大や諸事情のため延び延びに・・・

9月に入り遠出をしないで 近場でゆっくりしようということになり 倉敷旅行に決定しました。

倉敷は岡山駅で乗り換えです。岡山といえば スーパースターがおられますね。

そう 鬼退治のこの方です。

駅の売店では いっぱいおられて キビダンゴ売りに励まれてましたよ。

またフルーツも外せません。マスカット、白桃などなど 岡山はフルーツ大国なんです。

というわけで ピオーネフレッシュジュース 飲んじゃいました!

ピオーネの実ごと ザクザクミキサーに入れて スイッチオン。

おいしー!! 100パーセントピオーネの天然果汁。ここでしか飲めません。

 岡山駅の売店でくつろいじゃった木の実ちゃんたち。

乗り換えてすぐに倉敷に行く予定が 駅近くに岡山高島屋を見つけました。

百貨店大好き3姉妹 ちょっと寄り道 百貨店の中をめぐることになりました。

思いのまま 気の向くまま 寄り道大好きなんですが、それが出来るのも姉妹旅のいいところですね。

 

 さて ウインドショッピングを堪能した3姉妹。やってきました倉敷 そして美観地区へ。

くらしき川舟流し 平日ですが たくさんの方が乗船していました。

 

 倉敷は江戸時代 幕府の直轄地「天領」として栄え、昭和5年には日本初の私立美術館

「大原美術館」が開館し 昭和59年に重要伝統的建造物群保存地区に選定されました。

約300メートルの川沿いに 情緒あふれる白壁の蔵や町屋が立ち並び、見どころ満載な場所です。

 

 早速 旅館にチェックイン。この旅館がまた良かったんです。

   町屋風の落ち着いた感じの玄関      入ると大きな壼生けの花 床がツヤツヤです。

  ロビーのいすやテーブルもいい感じ    お部屋は「吉備の間」お部屋から庭園が見えます。

   庭園は手入れが良くされていて お部屋からお庭におりることもできました。

 

 この旅館は 約280年前の倉敷の豪商の住まいをそのまま旅館にしてあるそう。

長い年月を刻んだ梁や床に 歴史と伝統を感じます。また料理旅館としても有名で 

新鮮な瀬戸内海の魚介と季節の食材を組み合わせた懐石料理が 夕食で出ました。

上品な味付けで 一品一品丁寧に心込めて作ってあるなあと感じられた 素晴らしいお料理でした。

またお部屋係さんも お料理について 丁寧に説明してくださいました。

すごいなあと思ったのは お造りです。新鮮すぎて タイもカンパチもかみ切れませんでした(笑)

こんなお造り 食べたことないです。姉2人も感激していました。

 夕食後は 旅館のご主人が この宿について 直々に説明してくださいました。

将棋の名人戦が行われたお部屋や 樹齢400年の松のこと そして 宴会用に使われていた大広間のこと。

     大広間 梁の骨組みがすごい!感動です!

       樹齢400年の松 見事ですね。

     棟方志功さんの書も飾ってあります。

 

ご主人 親切に丁寧に この宿の歴史を教えてくださって ありがとうございます。

私たち姉妹みんな歴史好きなので、ご主人のお話がとても面白かったです。

この他に この宿にはレトロで素敵なものがあちらこちらに見受けられて

木の実ちゃんも姉2人も ず~と心ときめいていました。

またお部屋のお風呂が良かったんですよ!

瑠璃色の陶器のお風呂! 入るとじんわり 体が温まりました。

お風呂用のかごや室内灯もレトロですね。宿泊者用の飲み物サービス 横に鶴の模様のクッションが置いてあります。

3人でついつい飲み物のお代わりが 重なってしまいました。 

 

 素敵な旅館にときめき満載の木の実ちゃんたち。

この度の宿泊料は3人とも県民割がきいて かなりお安く泊まれました。 岡山県近隣の方、お得でお勧めです。

2日目は倉敷の美観地区を散策して、お店やカフェに立ち寄りました。

お昼に立ち寄ったカフェは NHK Eテレ「ハルさんの休日 倉敷美観地区のカフェ」で放送されたカフェです。

今晩(9月18日)午後6時半から NHK Eテレで再放送されるみたいです。興味のある方は ご覧ください。

 

この旅行記の続きは「倉敷レトロ ときめき旅行記その2」でお伝えします。

続きも読んでいただけると とてもうれしいです。

 

 

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