ベリーベリーdiary ~60代の可愛い暮らし~

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始まりましたね! 大河ドラマ「光る君へ」

2024-01-09 15:07:25 | 大河ドラマ

 

  (画像はすべて NHK出版光る君へ からお借りしました)

 

 みなさん こんにちは。

1月7日(日)大河ドラマ「光る君へ」 始まりましたね。

ご覧になりましたか?

紫式部(まひろ)と道長の子役 よかったですね!

どちらも生き生きと演じていて 見入ってしまいました。

特に母親が殺された後の まひろの葛藤 

父親に抗議して 泣きじゃくる場面には 思わず涙が・・・ 😭 😭 😭

第1回で もう出演しないのかと思うと惜しい気が・・・

ぼーっとしてのんきで 兄にいじめられてばかりいる三郎 後の道長が

したたかで 冷徹な政治家になっていく道筋がどう描かれていくのか

とても楽しみです。

 

 「光る君へ」の冒頭のシーン 雨漏りがする貧しいまひろの館の描写から

一転 美しい日本の古代の色が乱舞するオープニングシーン。

男女のつなぐ手指が印象的に描かれ 琵琶やかな文字が効果的に

画面にちりばめられています。

テーマ曲がまたいいですね。繊細でありながら壮大さを感じます。

テーマ曲のピアノ奏者は反田恭平さん。

この1年間 反田さんの美しいピアノ曲が聴けるのかと思うと ワクワクします。

ドラマの中でもジャズや バイオリンとハープの二重奏が奏でられているところ

とても斬新に感じました。

 

 大河ドラマで平安時代を描くのは 「平将門」「平清盛」に次いで3作目。

中でも平安貴族を真正面から描くのは この「光る君へ」が初めてだそうで

NHK大河では異色であり かつまた意欲作だそうです。

平和な時代で とりたてて大事件もなかったこの時代

大河ドラマは1年間の長丁場 争いのない時代の このストーリーの山場をどう設定していくのか

脚本家の手腕が問われるところですね。

 

 

ドラマで見ていて楽しいのは セットの豪華さ 衣装の絢爛さ。

上の画像は 道長たちの住居の東三条殿(ひがしさんじょうでん)。広大な寝殿造り。

巨石を配した庭園 赤く塗られた橋。そして朱塗りの器に盛られた豪華な食事。

まひろのすむ屋敷や食事とは雲泥の差です。

こんなところにも動かしがたい身分の差が 如実に表れているのですね。

 

 そして円融天皇(えんゆう)天皇の女御になる藤原詮子(ふじわらあきこ)の衣装をはじめ

他の宮中女性たちの 衣装の鮮やかなこと!

赤い袴に 白い絹の下着 その上にいくつもの鮮やかな袿(うちき)を羽織っています。

テレビドラマではめったにお目にかかれない 平安時代の装束や家具調度品が

鮮やかに描かれ ワクワクします。

また登場人物の立ち振る舞いも美しい。

扇の広げ方 筆をもってさらさらと文字を描く様子など 現代の私たちが忘れてしまった

美しい所作が 次々と現れます。

 

 第1回目のドラマの中に これからのストーリーの展開に大切な伏線が

いくつも潜められています。

  男の子だったらよかったと 父親に嘆かれたまひろの聡明さ

  道長の兄 道兼が父の兼家に疎まれていること

  姉詮子と道長の仲の良さ(後に二人は協力して 道長全盛を築きます)

  まひろの父為時(ためとき)が教育係になった皇太子の異常さ

  

 現代では考えられないほど身分の格差があったこの時代 身分の低いものは虫けら同然

そして一夫多妻制 男性の心変わりを責められない苦しさ 権力闘争 恨み 呪い 

女性で能力があってもなかなか生かせない 悲しみ 怒り 葛藤 悔しさ

この時代の生きづらさは 令和の時代を生きる私たちにも共通するものがあります。

平安の生きづらさをていねいに掬い取って描き いかに令和の私たちの共感を得ることが出来るのか

このドラマの見どころは そこにあると感じます。

「光る君へ」 一年間 美しい画像を楽しみながら 見守っていきたいと思います。

 

 それにしても 道兼のエキセントリックなこと! ビックリしました。

第1話は衝撃的なラストでしたね。

道兼は確かにはかりごとにたけた人でしたが わけもなく殺人したり

弟を殴ったりした人ではなかったようですが・・・

脚本家の意図があるんでしょうね。

これからも道兼がストーリー展開の重要なキーマンになりそうですね・・・

            

 

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6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
メインテーマが素敵! (木の実ちゃん)
2024-01-12 00:05:15
なお様 こんばんは。
温かいコメントありがとうございます。
オープニング 美しい色彩の中で奏でられたメインテーマはピアノ協奏曲でしたが その中にハープの演奏も入っていて 繊細でありながら壮大で力強く 素晴らしかったです。
これからも 私なりに気付いたこと感じたことをちょこちょこ載せていきたいと思いますので 読んでくださいね。
返信する
Unknown (なお)
2024-01-11 06:14:18
私は大河ドラマ、なかなか最後まで続けて見たことがなく
最近では「鎌倉殿の13人」位なのですが
今回は1回目でかなり惹かれました。
オープニング、本当に美しくて素敵でしたね。
平安時代の事、全然詳しくないので
木の実ちゃんさんのブログで
色々教えて頂けそうで楽しみにしています。(*^_^*)
返信する
平安貴族の日常の様子が新鮮! (木の実ちゃん)
2024-01-10 23:27:10
ja5kirkir10様 こんばんは。
コメントありがとうございます。
📺ドラマではなかなか看られない平安貴族の装束 建物 家具調度品が見られて興味深いですね。
毎週ドラマを見る楽しみが出来ました。
返信する
毎週楽しみです。 (木の実ちゃん)
2024-01-10 23:23:32
あんこさん こんばんは。
コメントありがとうございます。
私も毎週日曜日の放送 録画予約しましたよ~。
第1回も繰り返して視ました。
繰り返して視ると 細かいところもよくわかります。
お互い 毎週「光る君へ」の放送楽しみましょうね。
返信する
Unknown (ja5kirkir10)
2024-01-10 22:06:49
始まりましたね。NHKの大河ドラマで平安時代の貴族を撮りあげた作品は
めずらしいですね。今後の展開が楽しみです。
返信する
Unknown (あんこ)
2024-01-10 17:20:35
こんにちは!
日曜日、絶対に見ようと思ってたのに気がついたら10分程過ぎてまして… 最初から逃さず見たいので土曜日の再放送を録画予約しました😅
木の実ちゃんさんのブログ読んで益々見たくなりました〜
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