2019年10月14日(月)午後7時頃、日課のジョギングから自宅に帰ってきたアメリカ人女性、ヤップ州法務局長代行のRachelle Bergeronさんが銃撃された。自宅で銃声を聞いた夫がすぐに病院に運んだが、病院で死亡が確認された。夫は犯人を見ていないとのこと。犯人はまだ逮捕されていない。ヤップ州は、ミクロネシア司法省、米国FBIの協力を得ながら捜査を続けている。
現場がJICAヤップ・ドミから200m程の距離で、近くに住む隊員とドミに居た隊員は銃声を聞いたそうだ。ミクロネシアでは、警察が許可すれば一般人でも拳銃を所持出来る(主に狩猟目的)との事。
被害者の女性は2015年からヤップ州で働いており、事件の1週間前、10月7日(月)午前中、JICAのJ-PRISM専門家・公共事業局副局長・私の3人が、彼女・業務サービス室長の2人に法律相談。そのときの印象は、若くて綺麗で頭の良い白人の女性。相談結果、J-PRISMで進めているパイロットプロジェクトに必要な法律を、彼女が早急に作ることになったのだが・・・また、ごみ収集車の売買契約のチェックと彼女の署名、契約手続きに関するヤップ州内法律の確認。あれやあこれやで約2時間がアッと過ぎたのを思い出す。
Rachelle Bergeronさんのご冥福を心よりお祈りします。
坂根篤(ノバ)
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