ヤップ州の衛生的最終処分場建設の検討を開始してから、紆余曲折を繰り返しながら任期も残すところ4ケ月
に迫ってきました。
PW&T(土木部門)と私の所属するEPA(環境保護局)で協議を重ね、JICA 環境企画調査員、専門家、
J-PRIZUM チ-フアドバイザ-、大使館員、及びパラオ・日本の関係者等のアシストを得て目に見える
ものが出来上がってきました。
*計画の変更
・前準備(廃棄物量・種類の調査)の終了
・不足金額の確保(草の根資金以外のヤップ政府が用意する分)
・~2012年 6月 詳細図面・見積書の完成、草の根資金取得の申請書提出
・2013年 2月~工事開始
ヤップ州に適応できる最終処分場の検討内容を数回に分けて記載します。
(1.前準備とアクセス舗装、2.グラウンド(敷地)、3.浸出水池、4.浸出水の処理施設、5.モニタリング)
1.第1回目
*最終処分場のレイアウト案
a.前準備
廃棄物の原単位(kg/人)算出して処分場のライフタイム(10~15年確保)からグラウンド面積
を決める。限定資金のためヤップ州は政府所有の土地を使用
面積:0.3ヘクタ-ル、使用期間:6年-----しかしグラウンドの堰堤を
高くしながら使用期間の延長を図る予定
b.図面設計者は最終処分場についてのトレ-ニングをうける。(ヤップ州では今回受講できず)
c.アクセス舗装の両側・グラウンド内への雨水流入防止のためV溝を作る。(コスト削減のため
凹型溝にしない)、ヤップ州のグラウンドは ”腹付け盛り立て”の構造である。
次回 へ 続く シニアボランテア 寺越 寛
に迫ってきました。
PW&T(土木部門)と私の所属するEPA(環境保護局)で協議を重ね、JICA 環境企画調査員、専門家、
J-PRIZUM チ-フアドバイザ-、大使館員、及びパラオ・日本の関係者等のアシストを得て目に見える
ものが出来上がってきました。
*計画の変更
・前準備(廃棄物量・種類の調査)の終了
・不足金額の確保(草の根資金以外のヤップ政府が用意する分)
・~2012年 6月 詳細図面・見積書の完成、草の根資金取得の申請書提出
・2013年 2月~工事開始
ヤップ州に適応できる最終処分場の検討内容を数回に分けて記載します。
(1.前準備とアクセス舗装、2.グラウンド(敷地)、3.浸出水池、4.浸出水の処理施設、5.モニタリング)
1.第1回目
*最終処分場のレイアウト案
a.前準備
廃棄物の原単位(kg/人)算出して処分場のライフタイム(10~15年確保)からグラウンド面積
を決める。限定資金のためヤップ州は政府所有の土地を使用
面積:0.3ヘクタ-ル、使用期間:6年-----しかしグラウンドの堰堤を
高くしながら使用期間の延長を図る予定
b.図面設計者は最終処分場についてのトレ-ニングをうける。(ヤップ州では今回受講できず)
c.アクセス舗装の両側・グラウンド内への雨水流入防止のためV溝を作る。(コスト削減のため
凹型溝にしない)、ヤップ州のグラウンドは ”腹付け盛り立て”の構造である。
次回 へ 続く シニアボランテア 寺越 寛