もう16〜7年前、アンティークショップを経営してる時期
「70歳を超えて引っ越しの準備が一人では大変なの」と
Tさんに頼まれて房総半島まで一泊2日のボランティア
忘れた頃に、「これ要らない」と分けた段ボール2箱が届く
「何かにお使いになって!」と、紙切れ
もう着れない着物、洋服、、その女性は国分寺に越してくる
考えあぐねた挙句、日傘を作ることに、、
近所で傘を買い、解いてパターン作って、、
まずは手元の生地で試作
次に届いた着物で日傘を作る
持ち手が気に入らなくて、生地を巻いたり、外したり
試行錯誤を繰り返し一作目完成
通りを歩くと「どこで求められたの」「素敵ですね」と
店に来られたAさん「素敵じゃない、自分の分だけじゃなくてもっと作ったら」と
何本か作っていると、「漆塗ってみる❓」と、故ビジネスパートナー
母から「日傘作ったら」ともらってきた着物で作り、既製品の持ち手に初めて漆をかけた日傘
オリジナルの手元を彫ることになるのも当然のような流れ
そんな頃
「うちの社長紹介しまでょうか?」と
大手傘メーカーにお勤めのNさん
京都の工場へ出向き、社長から多くのことを学び
傘骨の手配まで助けて頂く
出来上がった日傘を「素敵ね‼️」と
手元に持っていって頂いた多くの方々
「是非うちのギャラリーで展示会を」と、オファーくださった方々
西洋アンティークショップから日傘作り、
人生は分からないただ目の前の道を進む
不思議なご縁が繋がり 全く素人の私の今の傘作りがある、、、感謝