梅の花が。

2016年03月08日 | 映画・DVD・テレビ

今日はあまりの暖かさに、梅が開きました。
しばらく更新してませんでしたが、まとめてみますと…

1.映画

 ・「スターウォーズ フォースの覚醒」
やはりスターウォーズは最高でした。もとよりハリソン・フォードやマーク・ハミルが出るという情報で狂喜乱舞していたのですが、
    ハン・ソロの登場シーンでその枯れぶりに感慨ひとしお。レイア姫ときたら、とてもいい歳の取り方をしていて、落ち着きとその気品は変わりません。
    初期の3作のファンとしては、本当にうれしかった。
    今回の主役の二人レイ、フィンも勿論初々しさと、若さとその熱さで、次回作の活躍をまた期待させます。なんといっても、カイロ・レンのアダム・ドライバーは
    もう一人の主役でしょう。その姿は昔のルーク・スカイウォーカーと重なり、これからの波乱を感じさせます。
    早く次回作が待たれます。

    
・「シャーロック 忌まわしき花嫁 」
    BS放送では見ていなかったのですが、AXミステリーでその虜に。なんといってもシャーロックとワトソンの絶妙の掛け合い。そして現代ならではの演出。
    メールを画面でみせていたり、現代と18世紀をシャーロックの脳の中で交互に描いてみたり、、、テレビ版を見ていない人にはわからないだろうが、そこここに、
    テレビ版のネタが隠れていて楽しい。
    これも次につながるような終わり方なので、またテレビ版を楽しみにしていよう!

2.展覧会

 ・「森山大道写真展」  東京芸術劇場ギャラリー
    展示会場のせいか、展示数は少なめだったが、過去の作品と最近の作品を並べたことによって、その視点がいつもぶれていないこと、光と影から始まり、都会を
    通過する人々をその道の視線にたって切り取っている。
    写真はその一瞬でしかとらえられない人や都会を、永遠に切り取ってしまうのだなぁ。そして変わっていく街をこうして残している写真家のメがあるからこそ、
    私たちは忘れないでいられるし、そのメで、思いを新たにすることができる。

 ・「プラド美術館展」  三菱一号館美術館
    これもボスを目当てにいったのではあったけれど、中世から初期ルネッサンスの小品をこれだけ見られたのは、うれしい誤算でした。
    ルーベンス、ヤン・ブリューゲルからテニールス、ヴァトーまでそろえて、この美術館のたたずまいとも合っていて、宮廷美術を堪能できた。
    また、この図録も解説が素晴らしく思わず購入してしまった。