映画「犬ヶ島」

2018年06月05日 | 映画・DVD・テレビ
ストップモーションピクチャーの中でも時間やお金がいっぱいかかったであろう作品。

近未来の日本の一都市で、犬インフルエンザにかかった犬やすべての犬を、ごみ捨て場となった無人島に遺棄する条例が犬嫌いの市長によって発令される。市長の甥で12才の少年アタリが、自分の犬を探しに無人島に小型機で不時着するところからはじまる。捨てられた犬の助けを借りて自分の犬を探しだし、閉じ込められていた犬たちと自由を求めて戦う。一方市内では市長の陰謀を疑った高校生達が立ち上がるという話。

日本や犬へのリスペクトや子供の純粋な情熱を表現するのには、この手法だったのだろうし、あえて感情的にならないような会話(吹替え)で 未来感、不思議な国感をだしていた。黒澤映画の音楽を使っていたのも日本映画へのオマージュかな?
人は少し不気味だったけど犬達が可愛いくて昨年亡くした犬を思い出してしまった(ToT)

色々な人の手や愛情がいっぱい詰まった暖かい作品でした。

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