7月に入りまして北の大地も急に夏がやってきた感じです。
6月はすっきりしない天気で例年より雨が多かったので
6月の北海道は実際に梅雨だったのではないかみたいなことが
新聞に書かれてましたね。
日本で唯一梅雨のない冷帯といわれる北の大地も
地球温暖化で梅雨がある地域になりつつあるのかもしれません。
さて、今回はずっと購入を迷っていたエフェクターの話です。
そう、それはコンプレッサーです。
私個人は学生時代はピック弾き中心でしたし、
社会人になってベースを再開した時もロック系中心ということで
スラップはあまりしない2フィンガースタイルかピック弾きだったことでコンプの必要性をあまり感じてませんでした。
まぁ、アクティブのベースばかり弾いてましたし、マルチエフェクターで軽くコンプをかけたりはしてましたが
単体のエフェクターとしては一時的な使用が多くて
APHEX Punch Factory MODEL1404
MXR Dyna Comp WEED Mod
EBS Multi Comp
Aguilar TLC Comp
Maxon CP9 Pro+
・・・
j一時的に上記のものを所有していたことがあったくらいで、ここ数年はずっとコンプなしのベースライフでした。
比較的最近のベーシストはスラッパーが多いせいか、コンプを持っている人が多い印象ですね。
しかし、個人的にはどうしてもコンプをかけるとノイズが増えたり
音が劣化したり、妙にパコパコした感じになるとか
そういう印象(もちろん先入観もあるとは思いますが)
コンプ自体に良い印象を持っていなかったのだと思います。
ただ、最近はパッシブのベースを弾く機会が増えましたし、
それに最近コンプもなかなか良いものも増えてきた感じですし、
ここらできちんとしたコンプを
一つくらい持っていた方がよいかなとも思い始めるようになりました。
真空管のプリ( ALBIT A1BP MARKII や MARK VINTAGE PRE )や ディスクリート回路で TubeAmp を再現した Shin's Music Master preamp pro なんかは、スラップしてもある程度コンプがかかるので良いのですが…
Darkglass Electronics ALPHA·OMEGA ULTRA V2 W/AUX IN や HUMPBACK engineering 2107 Bass EQ のような非TUBE系プリアンプではスラップするような場面では正直コンプが欲しいなと思うことがあります。
そこで、何気にベースマガジンの特集
「イチオシのペダル型コンプレッサー7機種の実力を徹底検証」の試奏映像をみていて、
その中の一つにまさに私好みのコンプレッサーを見つけたのです。(^○^)
それが Limetone Audio focus(alumite color)でした。
なんというかまさに、コンプのかかり具合が絶妙に私好みだったんですね。
その記事でsの村田さんのインプレからの抜粋になりますが…
高速プレイの粒を揃える、 テクニシャン向けモデル
これは先輩ベーシストの IKUO さんがメインで使ってるコンプですね。それもあって僕自身も気になっていたんですよ。
実際に使ってみると、まさに最新型のコンプ・サウンドという感じで、現代の幅広い音楽にマッチするであろう万能なモデルだと思いました。
今回コンプレッションを強めにかけたのですが、それでも音のアタマが潰れずにしっかりと残ってくれるのがいいですね。
“バッコーン”とした感じではなく、高速プレイでも的確に音の粒を揃えてくれるコンプレッションなので、テクニカルなプレイを披露する人には特に持ってこいのコンプだと思いますよ。
実際に IKUO さんも言われてたのは
ノイズがなくて音痩せしない、そして何よりシンプルな操作性で良いということ。
たしかにつまみはそんなにいじらなくても
というか全部12時でもいいくらいの完成された設定になってるんです。
私は多くのつまみをいじって自分好みにじっくり…
という根気のあるタイプでは全くないので
このように初めから完成された設定になっているとすごく助かります。
そんなこんなで focus を購入することだけは決めていたのですが、
やはり買うなら、通常のモデルではなくて
島〇楽器限定のオレンジのやつがいいかなぁとか
といろいろ迷っていた矢先に
この focus alumite color 5th Anniversary モデルが
50 台限定で発売されることを Twitter で知りまして
発売日の 7/1 の AM 00:00 過ぎに眠い目をこすりながら
ポチっとさせていただきました。(^^)v
二日後の朝に届きまして、
Darkglass Electronics ALPHA·OMEGA ULTRA V2 W/AUX IN をつなげまして、
Provision VJB ハカランダ指板のバインディングドットをつっこんで試奏したのですが…
思った以上に良かったですぅ。
もちろんヘッドフォンでモニターしているのですが全くノイズは感じられませんし…
音痩せとかもなくて音もすごくいい感じです。
ずっと弾いていたくなるようなそんな印象でした。
個人的には久々のヒットですね。
まぁ、個人的には電池内蔵で動くようにつくられていないところだけが残念ではありますが。
消費電力も決して小さくはないけど 27mA くらいですし。
決して電池駆動も不可能ではないんだけどなぁ…
等々思うところはありますが、音が良いので許しちゃいます。
もし、どこかで Limetone Audio Focus 見かけたら一度試奏してみてください。
私のようなコンプがあまり好きでない人もコンプ大好きになる可能性はあると思います。
まだ、夏も始まったばかりですが、
連日湿度が高く蒸し暑いですが、どうぞお体にきをつけてお過ごしください。ではでは。
話は変わりますが…あんなにコンプ嫌いだった私が、今や Focus を使い始めて、もっと早くコンプ導入すれば良かったと思うくらいに気に入ってます。パッシブのみならず ATELIER Z みたいなアクティブでもいい感じになりますし… とにかく手放せないコンプですね。
かく言う私めも、LEDインジケーター付きのボリュームペダル【LTV-30L-ilm】を導入しました。
A1992B proを実戦投入してみたところ、リアルタイムで音量を微調整する必要を感じた為ですね。
頑丈なボスの筐体でより高音質、というところがやっぱり『ミソ』でしょうね。
音量設定を可視化出来るのもポイントが高いです。