春夏秋冬 花 mikio

季節のサボテン花、多肉植物の栽培と紹介、地域の花々、
巨樹、自然風景の紹介 造園士。

シナマンサク 支那満作

2019-02-06 | 樹木
安行地区に大きな葉を残したまま、毎年冬を越して
枯葉のそばで、リボン状の花弁を伸ばして、樹木待機所で雨の中咲いてます。

この近くにはマンサクもありますが、まだ蕾の状態です。シナマンサクが一番の早咲きの開花と思われます。
一番目立つ黄色、香りもそこはかとなく、漂ってます。リボン状の花弁が樹木の中でも特異な花を
早春に見せてくれます。  







      



  






三寒四温とまでは行きませんが、暖かな日があり、
また今日は久しぶりの雨、埼玉安行地区も底冷えです、今日は外仕事が中止になってます。
午後からグリーンセンターの事務所まで。











駅前ロータリー 花壇準備

2019-02-05 | 植物、花
立春が過ぎると地域の花壇の準備が始まります。
地元西口川口駅前のロータリー内の花壇の植え替えのため、冬を過ごした葉牡丹や草花の除去が2日前から
始まり、今日すべて除去が完了しました。   この仕事発注は川口市役所から、これからの花々
の植え込みは 安行地区、整備完了です。白く描かれた星型に今回は花々を植え込むと思われます。
周りの樹木は去年私たち造園が剪定したアメリカスズカケ30本が春を待ちます。










草花を除去してるのは園芸職人さんのグループの皆さんです。
除去は根堀と言われる道具を使います。 葉牡丹などは簡単には除去できません、引き抜くと細かな根が残ります。意外と時間がかかります。
当然抜き取れば、後に培養土の還元を行います。花々を育てるには準備がかかります。



  


パッカー車、小型クレー車が配置され不要物を積み込みます。


   


ケヤキの大木が植栽されてるロータリーは川口西口にこられる
多くの皆さんがすぐに目を向ける場所、花町、川口駅前は西も東口も安行からの植物が入ります。
新しく今年はレイアウトを考え、どのような花々、花壇が生まれるか、私たち造園も楽しみにしてます。









中央に立つケヤキの大木は懐かしい樹木です。4年前に
枯れる寸前までになったケヤキを幹巻きをして、樹皮を保護して、中段の枯れた幹を、グレーンに乗り切除して布巻をした、経緯があります。
切除をしたのが自分で、今では春に枝に若芽を吹き、真夏に葉を茂り、秋には色付き、落ち葉を落とす、
いつもこの場所から当時を思いだします。








熱海桜  立春

2019-02-04 | 樹木
荒川河川敷に恒例の大きな花壇を作るために
測量を入れる作業を安行地区で請負、本日朝早く、仲間と出向く、管理は都市農業公園で、毎年この梅園の
剪定を行ってるので依頼を頼まれる。様々な形を作りその中に、花々を植え込む作業の下準備です。

昼休みに都市農業公園内に1本ある、熱海桜を鑑賞、すでに8部 花弁の濃いピンク色で花が大きいのが
特徴、寒緋桜と山桜との交雑種。立春の日に花満開、春爛漫 と思われますが
都市農業公園内の有名な江北五色桜や多くの桜は、蕾を硬く閉じて春は遠からじ。






















熱海糸川遊歩道に2週間前に出向いたときは本場の熱海桜が
満開の美しさを見せてくれました。



 

今日は午後から風が強くなってますが、厚着で仕事を外ですると
久しぶりに汗を掻きました。このまま春到来とは思いませんが?    安行事務所より。
















ユーフォルビア属 3種

2019-02-03 | 多肉植物
<オベサ ホリダ バリダ ユーホルビア属の中でも
個性的な姿を見せてくれます。 冬でも根が細いので、完全に水遣りを止めると回復に時間が
かかるので、寒い時期でも水遣りを軽くすることで根を痛めることのないように、栽培をしてます。
ユニークな形が人気で、個性的な姿が、とても美しいです。 不思議な花も見せてくれます。















子吹きオベサ 子吹きシンメトリカ









大型ホリダ バリダ各


  


  



真冬には借り温室に春までは入れてます。
















雑木林  福寿草

2019-02-03 | 植物、花
2月に入れば雑木林の落ち葉の中から、福寿草が芽を出し
花を咲かせる姿を見せてくれます。 ありのままの姿で見られる場所は、安行雑木林の中でも
この場所、個人の所有の土地だけです。  去年は大雪で見られるチャンスは逃しましたが
今年は所有者が連絡をくれて、案内をしてくれました。  落ち葉の積もる中から、
可憐に咲く姿は、節分、明日は立春、春の息吹を感じました。 有難う(とくさん。)












  


毎年植栽されて、園内にこられる人に福寿草の花を見せる
川口振興地区の花壇内の福寿草。



  


安行地区の蜜蔵院様にて節分会が行われました。 季節的には春ですね。











プラタナス並木 高度な剪定作業

2019-02-02 | 樹木
新宿御苑のプラタナス並木に久しぶりに剪定作業が入るのを
この目で見ました。 本来プラタナスは街路樹である場合は多くは、枯葉を付けたまま剪定するのが通例(川口駅前など)
で御苑は1~2月にかけて、細枝のみ剪定を毎年繰り返してます。 落ち葉の眺め、敷き詰めた枯葉の美しさを見せるため
剪定は後に行われてます。

プラタナスの剪定は総数160本、2名の剪定作業者、下で落ち枝を拾う作業者2名、計4名で行ってました。
正直これは人が足りません。 今日で残り50本があり、100本近くを今まで16日間で剪定してます。

見てのとおり樹木に大型の脚立をかけて、上り、枝にフックをかけて安全を確認して作業をしてます。
移動はすべて枝の上、高度な剪定作業がすぐにわかります。 プラタナスは(こぶ)の付近が弱く
下手に乗ると折れてしまいます。  年齢が若く、とてもスピードで作業が進んでます。 見事です。
グレーンはプラタナス並木の間隔では入れられません。全てが手作業です。

最初はいつものように初年度のお決まりのプラタナス並木の1回目の撮影です。剪定作業が終わってる並木です。










大型の脚立を掛け上り、先端まで行き、三角形に剪定を繰り返し
折れやすい太枝を見極めて足をかけて、剪定を繰り返す作業は、見事な腕前、私たちが見ても熟練の作業員でした。
とりわけプラタナスの枝に出るこぶは非常に弱くすぐに亀裂が入るので難しい作業がわかります。



    

比較してみてください右剪定前 左剪定後 細かな枝は多くが剪定されます。これらすべてが手作業で
切られます。それも不安定なフックを掛けた枝の上で作業を行う。熟練者でなくては出来ない作業と判断いたしました。

 

  


        

約150本のプラタナスの剪定は、聞くところによると1ヶ月は
かかると仰ってました。毎年春からの芽吹き、夏のころの緑のプラタナス並木の素晴らしさは、
造園業の人たちの力があってこそ美しい景観が保たれると思います。




























大國神社 梅開花

2019-02-01 | 樹木
東京都駒込駅前に大國神社があります。境内は小さな敷地
ですが、駅前でとても目立ちます。 通称これまでは 梅ノ木神社と呼ばれ、私もこの名称を使ってました。
こちらの駅前通りを通過するときは、季節ごとにお参りをしてます。 近くには六義園があります。

今は梅の花、狼狽 沈丁花が境内で、春本番前にとても香り良く咲いてます。







   















    





駒込駅よりわずか5分も歩けば、ソメイヨシノ発祥の地、染井町があります。
染井町は六義園発祥の初期に多くのお抱えの職人さんたちが、六義園のさまざまな植物や木々を守ってきました。
しかし後に職人集団の解体があり、全国に分かれました。多くの職人さんたちが現在の安行地区に流れていったいきさつが
あります。不思議な縁が梅ノ木神社にあると言われてます。 

氏神様を祀るお社でなく、個人的な信仰の対象の御祭神、オオクニヌシノミコトをお祀りする崇敬神社で
地域の人々や遠方からのお参りの方々が多くお見えになります。