朝鮮危機の不思議は
一つは
首相自ら経済制裁の先頭に立ち、
朝鮮危機を煽りながら、
何故か?真っ先に考慮されなければならない
肝心の一億国民の安全を全く危機の中にさらしていたことだろう。
二つ目は
米日の首脳陣は強硬手段を執るために
最初から限定戦争、ピーポイント攻撃で終わらせることを狙っていた。
ところが
北朝鮮首脳の対応は強硬なもので小中ミサイルのみならず、
大陸弾道ミサイルに渡るまで実験を重ね、米日を驚かせると
同時に威嚇して見せた。
それは一旦始まれば
限定戦争ではとどまることを
知らない全面戦争の可能性をにおわせた。
このような中で、制裁強化は日韓両国の生命と財産を
計り知れないほど失う可能性を秘めたものだった。
のみならず、
その結果としての朝鮮半島からの大量難民の出現、
同時に国内での大量のテロ続発など、
北朝鮮の暴発は巨大な被害、死傷者、破壊行為を
呼び寄せるものだということが直ぐに予想されるものだったにも
関わらず、なんら現実的対応がなされていなかった。
特に国民の生命と財産の保護・安全は無防備だったことである。