(1)台湾有事を回避出来るか?
①台湾問題の始まり
台湾有事を阻止する方法はなく、
起これば自衛隊が参戦するとかんがえているかどうかの問いかけがありますが、
台湾は元々中国領(清国時代)で日本は台湾を占領(日清戦争による割譲)していましたが
太平洋戦争戦後返還して終わっています。
そこへ蒋介石軍が追われて台湾に避難してきて住み着いたのが今の台湾の始まりです。
②台湾有事の始まり
問題は台湾の政権党が米日欧の支援の元に独立しようとし始めたのが台湾有事のはじまりです。
そこで中国がカンカンに怒り、独立を強行しようとすれば、
力で現政権派を排除すると言ったのが危機の始まりです。
(2)台湾有事は日本有事の始まりは?
この問題は安倍政権時代に安倍元総理が台湾を訪問して台湾有事は日本有事と言い出したのが始まりです。
問題は日本国民がそんな危険な場所にノコノコと米国に誘導されながら首を突っ込むつもりかと言うことです。
これがウクライナと同じ道を歩む始まりになるということです。
指示命令するだけの支配層にとってはなんでもないことのようですが、
一般庶民に取ってはトンデモないことです。それが前記に掲げた見出しの「スローガン」です。
今は強大な軍事大国中国・ロシア相手になることを忘れてはならない!
と思います。ロシアは世界一の核保有国です。
日本の滅亡を掛けた闘いになるからやめよう!ということです。
これは米国・日本の支配層(日本の支配層とその家族は米欧に逃げ出す)に
とっては痛くもかゆくもないです。
しかし、私たち庶民に取っては重大な「谷底に向かうネズミの大群」となる筈です。
馬鹿馬鹿しいから止めよう!と呼び掛けています。
(3)台湾は独立国か?
「〝台湾は元々中国領(清国時代)〟であり、現中国の施政権が及ぶのは当然である、
有事が起こっても日本は巻き込まれてはならぬとの考え」ですか?と言うような問いがありますが、
①台湾の施政権の帰属先と国家の独立の尊厳のあり方
施政権が及ぶかどうかは全中国国民が決めることです。
当然、日本人の運命は主権者である日本人が決めることです。
そこを明確にしておかないと国民一人一人の命と暮らしが外国によって左右されてしまうでしょう!
ベトナム戦争以来、米欧では自分達の利益であっても、極力アジア人はアジア人同士で、
アラブ人はアラブ人で、スラブ人はスラブ人同士で戦わせる!
というように自国と自国民が被害を被らないように
戦争や敵対意識を植え付ける戦略を採っています。
②国家の独立の尊厳に対するマスコミの姿勢
日経新聞などは米国のネオコン学者が安倍政権以来、
日本人には「覚悟が必用!」というプロパガンダを何回も掲載していました。
中国は今では世界第3位の核保有国であり人口世界一、経済力第2位、戦力は2~3位を誇っています。
米国・日本が台湾の為に事を構えるとなると、
ロシアも中・露は確実に連携します。しからば必ず世界大戦へ突入するでしょう。
③台湾戦争に巻きこまれれば日本は?
欧米が勝利しても狭間に立った日本は確実に滅びます。
なぜなら日本は彼らにとっては盾であり、主戦場であるからです。
それはウクライナがNATOにとって戦場であるのと同じです。
今のままでは、
国籍に自覚のないグローバル思想の支配層は全面戦争になれば、米国に逃亡するでしょう!
虚妄の「愛国心」に煽られても、多くの国民にとっては馬鹿馬鹿しい極みです。
そんな戦争は断固拒否すべきです。
日本国民の宝である自衛隊員を全滅の憂き目に晒す闘いを、外国のために道連れにしては絶対にだめです。
(4)台湾の帰属は誰が決めるのか?
貴方のご意見は「〝全中国民が決めること〟でありる ∴台湾は中国の施政権の下で当然であるとの御意見」ですか?という問いがありますが、
それも、台湾内で決めるか、中国全体で決めるかは平和的話し合いが欠かせないでしょう!
それは探せば歴史的にいつの時代でも、又現代においても何処にでもあることです。
米国の南北戦争、スペインのバスク、英国の北アイルランド、過去には日本では幕末の北海道共和国等様々です。
今日では近代民主主義の考え方が浸透してきていますから、
選挙がもっとも適切でしょうが?どうなるかはわかりません。
ウクライナはクーデターで親ロ大統領が倒されてから内戦になり、
この内戦も異国のクーデターに対する介入があり、
厳密に言えば国際法違反といえます。
その過程でNATO軍事同盟への加入問題が勃発しています。
内戦へのきっかけとして、
親ロ派住民の虐殺(一説では14000人)、ウクライナ語の強要などがあり、
怒ったプーチン大統領の「軍事侵攻」が始まりました。
ただし進攻・侵略は国際法上は違反です。
平和的解決がベストですがね。