百萬遍知恩寺境内で、10/30~11/3の期間、古本市が開催された。「古本供養と青空古本市」とチラシにあった。初日9時15分から古本供養の法要、その後開店したようだ。チラシは今出川通に面した三門入口に積んであり、自由に手に取ることができるが、本を購入したとき、判子を押したチラシを袋に入れてくれた。このスタンプ5個で400円の金券に交換、とある。
土曜午前は雨、日曜も昼から雨、月曜も朝から小雨と、天候には恵まれなかったが、最終日の今日は快晴。東大路通に面した駐車場を抜けて、大殿西側に自転車を停める。ちょうどそこは「全集コーナー」になっていた。
10時過ぎに到着したら、既に賑わっている。夏の古本市よりも小規模なように思うが、見やすくていいかもしれない。製本実演やチャリティオークションもあり、糺の森とはちょっと違った古本市だ。
今出川通に出てみると、三門脇にも駐輪場が設けられていた。「今出川通は駐輪禁止です」と立て札はあっても、歩道は自転車でいっぱい。
それにしても、夏に比べ、本を探すのが楽だったこと。こういう催しにはいい季節だ。暑くもなく寒くもなく。汗を気にせず、虫も気にせず。日差しを遮る木がなくて、少しまぶしかったぐらいで。
本を買うと、さきのチラシと共に、来年の古本市のスケジュールが記載されたカレンダーを袋に入れてくれた。春の勧業館の古本市、忘れないようにしなければ。