重要文化財である京都府庁旧本館で開催された“京都こだわりマルシェ3”に行ってきた。
これは、NPO法人日本都市農村交流ネットワーク協会が中心となって、府内産の農作物やそれらを使って作られた食品、また陶芸や布帛製品などを販売する市だ。2009年6月7日に始まり、10月18日の開催に続いて、今日(3月20日)が3度目の開催(11:00~16:00)。
22日には、近くのKBS京都でも、同様の催しがある。「地産地消と安心な食卓・生活」をキャッチコピーにした“KBS京都マルシェ”(10:00~16:00)。もらったチラシをざっと見たところ、出展者は、かぶっていないようだ。
左右にテントが並び(写真上・左)、時間が経つにつれてだんだん賑わいをみせてきた。野菜など、あまりたくさん置いていないので、結構早く売り切れてしまうようだ。野菜や漬物、煎り黒豆などを買った。黒豆茶の試飲があった。香ばしくて、おいしい。
平安騎馬隊(写真上・右)のコーナーもある。警察に騎馬隊があるのは、警視庁と京都府警だけだと聞いた。
旧本館の1階廊下にも、いくつか店が出ていて、見て歩くのが楽しい。中庭にあるのが、最近「容保桜」と命名された、しだれ桜(写真下・左中)だろうか。まだ三分咲きといったところ。館内には「エコ・ツアー」のポスター(写真下・右)が。京都府庁旧本館の春の一般公開が、3/23~4/4にあるとのこと。桜の見頃に合わせた公開だ。
1904年竣工のこの建物は、簡潔な重厚さを湛えている(写真下)。府では、この建物の保存・修復・有効利用を図るため、「府庁旧本館利活用応援ネット」を2008年9月に立ち上げた。最近の京都は、町家保全・高さ規制など、“京都”ブランドに対する意識が高まっている。重文の建物に対するこのような取り組みも、すばらしい。
さて、府庁を出て、烏丸通を北に進むと、播磨屋本店のFreeCafeが目に留まった。東京で流行り、とテレビで見たことがあるが、京都にもあったのか。
カフェは2階で、ガラス張り。京都御苑の下立売御門が真正面に見える。おかきの試食と、コーヒーor紅茶orオレンジジュース。それに売店。何度も流れるマイクの声が耳障りだが、それだけマナーの悪い人が多いのだろう。播磨屋本店のおかきは、朝日揚げが一番好きなのだが、試食にはなかったなぁ。残念。
京都御苑の桃林(写真下)を歩いた。満開。暖かくて、気持ちのいい一日。家に帰って、さっそく黒豆茶を煮出し、おいしく頂いている。
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