今日の夕方
娘:ただ~いま~
私:おか~えり~
娘:ねぇ聞いてよ~
私:なになに?
娘:良いことと悪いことあった
私:まぁ生きていればそうよね。で、何があったのかな?
娘:良いことは今日も学校間に合った
私:ほぅ~、それは当たり前のことだね
娘:久しぶりのクラブ活動が思ったより楽しかった
私:良かったね~
娘:で、ピアノしくじった
私:ほぉ~、間違えたの?でもそれって今日だけじゃないでしょう
娘:そうなんだけどね~
なんて、あっけらかんと話している娘。特に落ち込んだり気にしている様子は全くなし。
学校でピアノを弾くのを頼まれまして、何度も断ったようですが、その度に声をかけられたようでそれで引き受けて弾くことに。
今までも弾いていますが、今日は弾けなかった所があったらしいです。
すると夜、家電が鳴り出てみると担任の先生から。
「夜遅くに電話をすみません…」から始まって今日のピアノ演奏のことを聞きました。
私:そのことは娘から聞いています
担任:落ち込んでいたりしていませんか?学校で何かあったのではないかと…話をしようと思ったらクラブ活動の時間になりまして…
私:落ち込んではいないですよ。(ピアノ)本人は気にしていなようです
とりあえず娘と話せば先生も安心するかと思い娘を呼んで電話に出てもらいました。
その後、再び先生と話すと少し安心したようです。
電話を切った後、娘が
娘:今日、ピアノ弾くとは思わなくて楽譜家なんだよ
ピアノの上にしっかり楽譜ある。
私:忘れて行ったの?
娘:違うよ。時間割りになかったから持って行かなかったら急遽ピアノ弾くことになって
私:そりゃぁ、弾けないね。楽譜借りれば良かったじゃん
娘:なくてもいけるかなと思って
私:その自信どこから?
娘:えっ?今日もいけるって思ったんだよ
私:あのねぇ~、きっと先生気にしてたんだよ。だから電話してきたんだよ。そういう時は先生に言って楽譜借りなよって、さっき「今日も」って言った?
娘:この前も(楽譜が)無くて、でも弾けたから今日もいけると思ったんだけどな…
私:(楽譜を忘れたのは)今日だけじゃないんだ
娘:最初は弾けたんだけど、そのうちどこを弾いているのか分からなくなってさ。歌はどんどん進んでいくし…だから弾きやすい所まで(弾くのを)止めた
私:はぁ?なに?弾くの止めたって…
娘:弾きやすい所まで待っただけだよ
私:えっ、その間みんなアカペラだったの?
娘:うん、そうだよ。だって私弾いてないもん
私:どのくらい弾かなかったの?
娘:一行ぐらいだから4小節ぐらい
私:あのねぇ~、それじぁ先生気にするわ~
娘:伴奏しにくい所から弾くより、歌を待って弾きやすい所から弾いた方がいいもん
とまぁね~、もうねぇ~、呆れまして…
そんなことがあったのに本人全く気にしてない。
その上
娘:あっ、そうだ!全部覚えれば楽譜忘れても大丈夫じゃん。それで弾けたら私スゴくない?
だって。
もうねぇ、母は思いましたよ。
ある意味肝が据わってると。