負けてらんにぇ ! みんなでなんとかすっぺ !!

南相馬市から新潟県三条市へ集団避難→同市内の雇用促進宅に→2015.2~同市内の戸建に転居 妻と二人暮らし。

世間は盲目 ・・・ うわべだけ

2012-09-18 21:00:49 | 原発震災避難者


遠足



世間は とかくめくらです。



博士号をもっていると ・・・ 名医だと思う。

教授という肩書きに尊敬の念を払う。

衣をきて 数珠をまさぐっていると ・・・ 宗教家と思い込む。

毎朝 お経を読んだり 写経していると ・・・ 信心家と錯覚する。

テレビに出ているから ・・・

何か素晴らしい能力をもっていると早とちりする。


世間の目 マスコミの目は つねに ものの外側ばかりみています。

外形 ・ 評判 ・ 虚名で判断します。

内容 実質などは みようとしません。


袈裟をまとったら その綺麗な衣にだけ目をとめて

「 良い坊さんだ 一人前の出家だ 」 と判断するのと同じです。

なぜ 衣をつけて お経をよむだけで

一人前の坊さんといえるのか ・・・ 私にはわかりません。


博士で 白い手術着をきたって ヤブ医者はたくさんいます。

名医は そんな外見でわかるものではありません。


名僧も ・・・ しかり です。

マスコミに出てくる僧など ・・・ まず ロクな坊さんはおりません。

第一 命がけで修行していたら そんなヒマがあろうはずがありません。



このように 「 風体( ふうてい ) 」 にとらわれて

ものの表裏をみぬこうとしない怠慢さと いい加減さ ・・・

このうわべだけの軽率な判断を ・・・ 私たちは よくしがちです。







一生懸命 ・・・ いっぱい いっぱい

2012-09-18 19:00:51 | 原発震災避難者


遠足



マイペースのなかで

だれもが 「 一生懸命 」 「 いっぱい いっぱい 」 やってきて ・・・

その積み上げとして ・・・ きょう その人間の姿があります。


ところが そのマイペース以外の不安定な動揺のなかで

いくら悩んでみても ・・・

このときの「 一生懸命 」 とか 「 いっぱい いっぱい 」 は

・・・ なんの積み上げにもなりませんね。







心の安らぎ ・・・ 健康に感謝

2012-09-18 17:00:17 | 原発震災避難者


遠足



健康は 最上の利益

満足は 最上の財産

信頼は 最上の縁者

心の安らぎこそは 最上の幸せなり

                     (法句経)



心の安らぎを説かれたことばです。



釈尊は 80歳という高齢に達するまで

教えを説かれるために歩きつづけ 托鉢しつづけた方です。


そうした力はどこからでてくるか ・・・


まず第一に 健康であること ・・・ でした。

亡くなったとき 師の足は象のようだった と弟子が語るように

その脚力も逞しかったにちがいありません。


「 健康は 人間にもっとも素晴らしい利益をもたらしてくれる原動力 」

といわれることばには ・・・ 釈尊の実感がこめられているのでしょう。


と同時に 健康に配慮する心は

生命を尊しとする 「 在りがたし 」 とする精神のあらわれでもあります。



頑健を誇る必要はありません。


感謝すること ・・・ です。


そして 注意を怠らぬ自分

暴飲暴食をせぬ自制力をもった自己のあること ・・・ に

むしろ 喜びをもつということです。



釈尊は 「 迷信 」 を否定された人ですから
 
ご自分が 病いにかかると

ジーヴァカ(耆婆:ぎば)という医師の診察をうけられたし

弟子にも治療を頼みました。


医学をさけて まじないによって病気を治そうなどということは

釈尊のもっともきらわれたことです。



健康に留意するとともに

病人なら よき医師にかかれ ・・・ これが 仏陀の教えです。




* おかげさまで ・・・
  健康のありがたさを痛感しております。
  感謝 感謝 感謝 ・・・ です。
  
  また よろしくお願い致します。







もっと悠々 ドッシリと生きたい

2012-09-18 15:00:52 | 原発震災避難者


遠足



「 急ぐべからず 」 を説いた俚諺(りげん)のたぐいは

世界各国に 非常に多いですね。


これが多いということは

「 急ぐ 」 人間が 世に多いからこそでしょう。



人間は とかく 「 あせる気持 」 や

「 急(せ)かされる気分 」 に陥りやすいものです。

そのために ・・・ しなくてもよい失敗をしてしまいます。



だから これを戒める金言のたぐいが

古今東西にたくさん生まれることになります。


急がば回れ。 ・・・ 日本

あわてる蟹(かに)は穴に入れぬ。 ・・・ 日本

あわて者の半人足(一人前の役に立たない) ・・・ 日本

誤りは急ぎのうちにある。 ・・・ 中国

急ぐなら もっとゆっくりしろ。 ・・・ イギリス

長いあいだ待つ人が ほしいものを手に入れる。 ・・・ エジプト



日本人ほどセッカチでない諸国民のあいだでさえ

「 急ぐ 」ことが これほど口やかましく戒められています。


まして いわんや ・・・ ということになるはずです。



われらスベカラク ・・・

もっと悠々 ドッシリと ・・・ 生きたいものですね !







急ぐ気持ちを制する

2012-09-18 12:00:05 | 原発震災避難者


遠足



一日に十里の道を行くよりも 十日に一里行くぞ楽しき

・・・ という古歌があります。


やはり 「 急ぐべからず 」 ・・・ を説いたものです。


「 一日に十里(約40キロ)も歩こう なんて

そんなスピード狂(!)ではいけませんよ。

周りの景色などを楽しみ 道草もくいながら

十日かかって 一里行くぐらいのユッタリした気持になりなさい 」

・・・ というのです。



自動車も 鉄道もなく

乗り物といえば 駕籠(かご)と馬ぐらいしかなかった時代にさえ

・・・ ユックリ主義をすすめる このような歌があったのです。



亡き父が よく口にした句に

カタツムリそろそろ登れ富士の山 ・・・ があります。


のろいものの代表ともいうべきカタツムリを

天下の名峰富士山に登らせ

しかも 「 そろそろ登れ 」 ・・・ といいきかせる。


ユックリ精神を極限的に誇張して描いて ・・・ 教訓とした句です。



文明の発達によるスピード化は いたしかたないとしても

これが 人間たちのセッカチな気分や

急ぐ心を刺激し 煽っているとするなら

・・・ めでたいことでは けっしてありません。



スピード時代であるからこそ 急ぐ気持ちをいっそう制するよう

ひとりひとりが ・・・ 「 自衛 」 の姿勢を確立すべきでしょうね。


群集心理で「 理由なく急ぐ 」 ことから

・・・ よい結果が生じるためしはないからです。







永遠の声

2012-09-18 10:00:11 | 原発震災避難者


遠足



とおい耳

               榎本 栄一

この耳は

ふしぎな耳で

テレビの言葉は

聞こえにくいが

何万光年 彼方からの

宇宙の ささやきが

人身受け難しと 聞こえてくる



変わった耳をおもちですな。

どこの整形外科で そんな耳とつけかえてくれるんですか。

ナニ だれでも生まれつきもっているんですって。

でも わたしゃ テレビの声はきこえるが

宇宙のささやきなんてハデは声は ・・・ トンときこえませんよ。

ハハァ 波長の合わせ方によりますか。

心の奥底の魂できくんですって。

こちとらの耳は

浅い娑婆の雑音しか波長が合っていなかったってわけか。


人身受け難し なんてことは ・・・ 今まで聞いたことないな。

根っからの人間と思っていたから

そんなこと疑ってもみなかったな。


そういえば 私が人間に 人間の中の私に生まれついたってことは

不思議といえば 不思議だな。

「 ばらの木にばらの花咲くなにごとの不思議なけれど」
 
昔 北原白秋のこの詩をを読んで

・・・ ナニ寝言抜かしとると笑ったが

なるほど あたりまえにしとったことが 実に不思議なんだな。


人身受け難しと しみじみ全身で感じとったものだけに

人身が与えられるんだな。



今まで娑婆の落伍者になるまいと

そればっかり気にかけて娑婆の声だけ聞いてきたが

こりゃ 宇宙のささやきがもっと大事だな。


正しい方向をもたぬ科学技術文明のケツについて

息せきって走った挙句 ・・・ 人類絶滅ときては モトもコもないぞ。


みんな気をつけて下さいな。

人身受けがだし ・・・ ですぞ。



あんたは年よりで 耳が遠いだけでなく ぼけなさって

宇宙のささやきなんていうてなさる ・・・ と思ったが

・・・ えらい失礼いたしました。