負けてらんにぇ ! みんなでなんとかすっぺ !!

南相馬市から新潟県三条市へ集団避難→同市内の雇用促進宅に→2015.2~同市内の戸建に転居 妻と二人暮らし。

色気 気色 ・・・

2014-06-29 09:45:13 | 原発震災避難者


菖蒲



元気 陽気 天気 気色 ・・・ すべて 「 き 」 と読みます。

色気 吐き気 寒気 食い気 ・・・ 同じ気なのに 「 け 」 と読みます。

そして 「 け 」 のニュアンスは 中国にありません。


平安時代 やまと言葉の 「 け 」 は

昔は 中に米を書き ・・・ 「 氣 」

ご飯を炊いて ゆらゆら立上る湯気

実体がつかめない正体がはっきりしないもののこと。

中国では

「 気色 」 「 色気 」 ・・・ 顔色が良いという意味

ところが 日本では

「 気色 」 ・・・ よい意味ではなく 「 気色が悪い 」

「 色気 」 ・・・ 「 セクシー 」


「 き 」 を 「 け 」 と読むときは ・・・ 気が低下していて

ちょっと病的 ちょっと怪しげ

不思議な気を表すときが多いようですね。







箸使い

2014-06-29 04:43:08 | 原発震災避難者


菖蒲



その人の箸使いをみて ・・・

「 親の顔が見てみたい 」 と思うことがあります。


日本人にとって

生後百日前後の 「 お食い初め 」 のときから

箸は ・・・ ごく身近にして神聖なもの。


それは 「 他人を不快にしない 」

というマナーを守るためでもあるのです。


たとえば こんなタブーがありますね ・・・ 。


「 移り箸 」 ・・・ 一つのものを取りかけて 別のものに変えること。

「 かき箸 」 ・・・ 茶碗や丼のふちに口をあてて 箸でかきこんで食べること。

「 こみ箸 」 ・・・ 口に食べ物をたくさん詰めて 箸で押し込むこと。

「 刺し箸 」 ・・・ 箸で食べ物を突き刺すこと。

「 探り箸 」 ・・・ 箸で器の中のものをさがすこと。

「 涙箸 」  ・・・ 箸先からポタポタ汁をたらすこと。

「 ねぶり箸 」・・・ 箸についているものや箸先をなめること。

「 迷い箸 」 ・・・ どれを食べるか迷って あれこれ箸で指すこと。

「 横箸 」  ・・・ 二本そろえて スプーンのように食べ物をすくうこと。



どんな立派な学歴があっても

立派な職業についていても

箸使いが満足にできない人は

立派な日本人 ・・・ とは言えないのではないでしょうか。