大遠足
生きものはすべて
「 体のなかへ入れる 」
「 体から外へ出す 」をくりかえしながら生きています。
飲食と排泄は ・・・ その一例です。
健康法というと とかく
「 入れる 」ことばかりに 心を傾ける傾向がありますね。
栄養の高いもの 精のつくものを食べる とか クスリを飲むとか。
そして 「 出す 」ほうには ・・・ 心が向きません。
これは 片手落ちというものです。
「 出す 」ほうこそが むしろ ・・・ 重要なのです。
少なくとも ・・・ 出すほうが先です。
「 入れて出す 」ではなくて 「 出して入れる 」が正しいのです。
そして 「 出すべきものは ・・・ 出しきる 」ことが
健康の基本 ・・・ その出発点となります。
出すべきものを出しきれば
入るべきものは ・・・ 自然に入ってくるのです。
「 快便 」があれば 「 快食 」が それにともなうように。
「 出す 」と「 入れる 」が 正常に ル循環すれば
生命力は充実し 精神的にもたくましくなります。
気が弱い人 ノイローゼ傾向の人は
「 出す 」にも 「 入れる 」にも ・・・ 異常や欠損があるはずですね。
「 出す 」ことがじゅうぶんでないと
体が ・・・ 汚物 毒物をかかえて重くなります。
すると 心もまた 汚れて重くなります。
・・・ 心身ともスッキリしないのです。