大遠足
癌にもいろいろな種類がありますが
全体的に ・・・ 実証の人がなるケースがほとんどです。
勿論 虚証の人でも癌になる方が たまにいます。
その場合は
肉体的 精神的にかなり無理をした結果 ・・・ 癌になってしまうようです。
癌患者の80~90%は実証の人ですから
自分が癌だと知ったとき ・・・ 多くの人が
「 なぜ自分が ? 」 「 青天の霹靂 」 と驚きます。
実証であるがために
自分自身の健康を過信していた人たちが多いのです。
癌になってしまった場合
「 実証体質 」 を十分に考慮した上で
戦略的に癌を治療していていかなければなりません。
つまり まず最初に
「 実証 」 という問題を解決しなければならないのです。
「 実証体質 」 の人は食欲も旺盛なので
癌になっても 病に打ち勝とうと ・・・ 一生懸命食べてしまいます。
しかし
癌細胞のエサともなる高栄養のものや 甘いものを食べ過ぎると
・・・ 癌細胞を成長させることになってしまいます。
癌の手術後 患者の体力をつけさせるために
無理にでも食べさせたりすることもありますが
これは ・・・ 癌を誤解した対処法なのです。
( 3.につづく )
* 虚証:正気(健康を維持するために必要な体力)が弱い
正気、邪気(病気を起す原因となるもの)ともに弱い、あるいは邪気は弱いが、正気はさらに弱い場合 ⇒ 虚証とみる。
* 実証:邪気が盛ん
邪気の大小に関わらず、邪気の勢いがそれにもまして強い場合 ⇒ 実証とみる。
* 中庸:虚証・実証の中間
虚証・実証どちらに偏ることもなく、調和とバランスのとれた状態。いちばん望ましい状態で健康的 ⇒ 中庸とみる。