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遠足
今や
日本の風景の中で
川を舟で渡る姿を
・・・ 見い出すことは難しい
伊藤左千夫の『野菊の墓』に出てくる
江戸川の「矢切の渡し」では
今 日曜 祭日に観光客用に
渡し舟が出ている ・・・ と聞きました
しかし 昔は
渡し舟は 川を渡る唯一の交通手段であり
人々に大切なものでありました
それだけに
急ぎの時など なかなか来ぬ舟に
しびれを切らしたことも多かったのでしょう
渡し場に着いたとき
舟が待っていて
すぐ向こう岸に向かえた時の喜びは
ひとしおだった ・・・ と思えます
それがこのような諺となって
人々にことあるごとに
口にされるようになったようですね