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田舎の停車場から
期待と不安をもって旅立った後
幾星霜が経ち ・・・
ふと 故郷を思い出した時に出てくる歌が
・・・ これですね
♪ うさぎ追いし彼の山
小鮒つりし彼の川
夢は今もめぐりて
思いいづるふるさと
と 故郷の山河を懐郷*します
日本人の心は
ついしばらく前まで
春の訪れを待ちわび
雪解け水に春を告げられ
れんげやすみれが咲くことや
どじょっ子や鮒っ子が
川底から姿を現すことによって
・・・ 春を実感し
田植えの季節の訪れを知ったのです
そして 故郷の記憶は
山と川とが
日本人の自然観と同様
・・・ 中心となるのでした
*懐郷:故郷を懐かしく思うこと