老後の日々

果物に野菜作り等、
今では趣味にして気間々にやっています。

不正に怒れる正しい心

2007年07月09日 | Weblog

正義感を持ち、心の底から正しいと信じることを、揺らぐことなく守っていこうとする人がドンドン少なくなっています。おかしいと思いながらも集団意識に迎合し、まあ仕方ないと思い、これが世の中だと妙に納得し、自分一人がどう思っても何が変わる訳でもない、

あまり関わらないようにしょうと過ぎてしまっている社会に、不満は感じる。不正や不祥事が告白されたところでその声は中々届かなかったり、取り上げられなかったりもする上、勇気を持って告白した人が生きにくくなる。正しいことのために怒る人が減り、自分の利益のためだけに不平を言う人が増え、理不尽なことがまかり通っていても、

自分に降りかかるまでは関心を持たない。それでは何が正しいのかを見極める力、考える力がなくなってしまうのではないが。そして対処する方法も見つけられなくなる。怒っても事態が変わらないことに疲れ、本当に正しいことのために怒る人が減っている事を恐ろしく思う。何事も問題が小さいうちに関心を持たないと、収拾がつかなくなる。