長男が小学4年生長女が幼稚園に入るのを期に、徳島に帰ってきて全く知識のない仕事を始め、家内と共にはたらいた。子供達にも寂しい思いもさせた。でも子供達にとってはこれも良い経験になったのではなかろうか、親の言い訳ではないが?。
親は自分の子供が辛い思いをしているのを見たくない。出来れば楽しい思い出だけをさせてやりたいと思う。でも辛い思いもせずに終わる一生などない。人は、人に傷つけられたときの悔しさ、人を傷つけてしまったときの切なさやつらさを経験して初めて、人との付き合い方を身につけていくのだと思う。
人と喧嘩をしたり対立したりしながら、また次の日には一緒に遊べる友達を作る。寂しい思いをしながらも親が一生懸命働く姿を見て、何日かめに訪れる楽しさが何倍かの思い出になって心に残る事だってある。今は二人の子供に心の中で寂しい思いをさせたお詫びと、人として立派に育つてくれた感謝の日々である。