老後の日々

果物に野菜作り等、
今では趣味にして気間々にやっています。

楽しさばかりの一生はない

2007年07月10日 | Weblog

長男が小学4年生長女が幼稚園に入るのを期に、徳島に帰ってきて全く知識のない仕事を始め、家内と共にはたらいた。子供達にも寂しい思いもさせた。でも子供達にとってはこれも良い経験になったのではなかろうか、親の言い訳ではないが?。

親は自分の子供が辛い思いをしているのを見たくない。出来れば楽しい思い出だけをさせてやりたいと思う。でも辛い思いもせずに終わる一生などない。人は、人に傷つけられたときの悔しさ、人を傷つけてしまったときの切なさやつらさを経験して初めて、人との付き合い方を身につけていくのだと思う。

人と喧嘩をしたり対立したりしながら、また次の日には一緒に遊べる友達を作る。寂しい思いをしながらも親が一生懸命働く姿を見て、何日かめに訪れる楽しさが何倍かの思い出になって心に残る事だってある。今は二人の子供に心の中で寂しい思いをさせたお詫びと、人として立派に育つてくれた感謝の日々である。


黒南風に嫌人癖(クロハエにケンジンヘキ)

2007年07月10日 | Weblog

夏に吹く南寄りの風を南風と言う。そのうち陰うつな梅雨空に吹くのが黒南風

梅雨が明けた後のさわやかな風を白南風と呼ぶ。

感情や行動は季節によって影響されることが多い。

癖、とは心が一方に片寄ることで、嫌人癖とは他人と付き合うのを嫌うことだ。

黒南風はいやな風で、気分までふさぎ込んでしまう。

そんな日は誰とも口をききたくないという。元々は漁師言葉だった黒南風が季語となる。