《プチグレートジャーニー B区間・マキノから彦根へ!!》
カヤックにてB区間となるマキノより彦根へ琵琶湖を横断・・・松林の美しいマキノ町知内浜より出航することにする。その前に回収用の自転車を彦根にデポ。
今年の天候は変・・・東日本大震災・・・未曾有の大災害に身震いがする。津波の恐ろしさをリアルな映像で嫌というほど見せ付けられた。所詮、人間の力なんて微力なもの・・・恐ろしいほどのパワーで人間の築き上げてきたものを破壊していってしまった。ある人の言った我欲・・・心して反省しなければいけない部分もあるようだ。安全を高らかに歌い上げていた原発とは何なのか・・・
今回の旅・・・ソロで進めているが、いかに自然に従い、謙虚に、かつ安全第一を心がけた。琵琶湖といえども、ひとたび牙をむけば恐怖の世界へ・・・3月、バス釣りのボートに乗った二人が転覆で死亡・・・この時期の湖水に1時間も浸かれば低体温症で絶命となる。
今回の旅の画像です・・・
http://gallery.nikon-image.com/110885861/albums/2354983/
(バラバラのカヌー)
琵琶湖畔、マキノ町知内浜の松林でファルトボートを組み立てる。小寒い風を感じながら木製のフレームを組み立てる。この時期、例年であれば海津大崎の桜が満開となり、多くのカヌーや花見客で賑わうエリアとのこと。
(いよいよ出航)
ソロ旅の悲しさ・・・誰に見送られることもなく、カヌーを湖面に・・・その前にセルフタイマーで記念写真を撮る。風はほとんどなく、絶好のカヌー日和と思えた。
(以前に越えた江若国境の山)
ぬめっとした湖面にカヌーを滑らせ、快適に前へと進む。振り返ると、前回越えた近若国境の山々が白い。あの辺りの鞍部を通過・・・山スキーの記憶が蘇った。
(竹生島目指して)
左手に海津大崎の桜が遠望できる。まだまだ咲き始め・・・観光客も少なそうで、かえって雰囲気がある。人がごった返す花見は好きになれない。前方には西国三十三観音霊場、30番札所の宝巌寺がある竹生島が見える。
島に近づくと、緑に覆われた島に異変が・・・多くの鷺が営巣し、その糞で木々が枯れてしまっている。
この時期、海津大崎の花見に向かう観光船が増便されるようだ。大津、彦根、長浜辺りより大型の船が大挙してやってくる。前方にエンジンの唸りが聞こえると恐怖・・・真っ直ぐにこちらへ向かってくるようで怖い。その航路から外れるように進路を変える。
竹生島の南側を通過・・・次に長浜の南浜を目指す。近そうに見えて遠い・・・いくらパドルを漕いでも陸地は近づかず、ちょっと焦りも・・・といって、手を休めれば永遠に目的地には着けない。頭の中を無にして、黙々とパドルを動かす。
南浜が近づくころ、長浜のエクシブやフジテックの塔が確認できるようになる。ちょっとだけ残雪の見える伊吹山。湖北方面には金糞岳や横山岳が真っ白に望まれた。
(彦根、芹川河口付近)
前方に彦根城が見えてくればゴールも近い・・・しかし、これからが辛かった。登山でいう胸突き八丁・・・気持ちが緩んできた時ほど焦りも・・・半ばヤケクソ!?で漕ぐ。彦根城の桜をカメラに納めてゴールへ。芹川の河口となる彦根市長曽根のポケットパークに上陸。
9時半スタートで14時半着、約5時間の琵琶湖横断であった。ふらふらになりながら重いファルトを東屋に運び、素早くたたむ。柱に収納袋をくくり付け、15時にマキノへ向かって自転車を走らせる。
(湖北の琵琶湖)
ビワイチと呼ばれ、人気のコースだけに多くのサイクリストとすれ違う。ウエットスーツのままで走る姿は変に見えたかと。長浜城の下を通過し、湖北町尾上「みずとりステーション」の辺りで写真を撮る。葦原、水鳥、竹生島の組み合わせが人気のエリアらしい。
(マキノ、清水の桜)
木之本、塩津、永原と走り、奥琵琶トンネルを抜けて海津へ・・・道路下の「清水の桜」が満開で、ちょっと一休みする。湖畔の道路に出ればこの旅も終わりに・・・造り酒屋「竹生島」の看板が気になった。
知内浜に到着・・・18時15分、日没前に着けて一安心であった。次回は自転車で・・・彦根芹川の河口よりスタートし、多賀、佐目、鞍掛トンネル、藤原、員弁、桑名へと走る予定である。
カヤックにてB区間となるマキノより彦根へ琵琶湖を横断・・・松林の美しいマキノ町知内浜より出航することにする。その前に回収用の自転車を彦根にデポ。
今年の天候は変・・・東日本大震災・・・未曾有の大災害に身震いがする。津波の恐ろしさをリアルな映像で嫌というほど見せ付けられた。所詮、人間の力なんて微力なもの・・・恐ろしいほどのパワーで人間の築き上げてきたものを破壊していってしまった。ある人の言った我欲・・・心して反省しなければいけない部分もあるようだ。安全を高らかに歌い上げていた原発とは何なのか・・・
今回の旅・・・ソロで進めているが、いかに自然に従い、謙虚に、かつ安全第一を心がけた。琵琶湖といえども、ひとたび牙をむけば恐怖の世界へ・・・3月、バス釣りのボートに乗った二人が転覆で死亡・・・この時期の湖水に1時間も浸かれば低体温症で絶命となる。
今回の旅の画像です・・・
http://gallery.nikon-image.com/110885861/albums/2354983/
(バラバラのカヌー)
琵琶湖畔、マキノ町知内浜の松林でファルトボートを組み立てる。小寒い風を感じながら木製のフレームを組み立てる。この時期、例年であれば海津大崎の桜が満開となり、多くのカヌーや花見客で賑わうエリアとのこと。
(いよいよ出航)
ソロ旅の悲しさ・・・誰に見送られることもなく、カヌーを湖面に・・・その前にセルフタイマーで記念写真を撮る。風はほとんどなく、絶好のカヌー日和と思えた。
(以前に越えた江若国境の山)
ぬめっとした湖面にカヌーを滑らせ、快適に前へと進む。振り返ると、前回越えた近若国境の山々が白い。あの辺りの鞍部を通過・・・山スキーの記憶が蘇った。
(竹生島目指して)
左手に海津大崎の桜が遠望できる。まだまだ咲き始め・・・観光客も少なそうで、かえって雰囲気がある。人がごった返す花見は好きになれない。前方には西国三十三観音霊場、30番札所の宝巌寺がある竹生島が見える。
島に近づくと、緑に覆われた島に異変が・・・多くの鷺が営巣し、その糞で木々が枯れてしまっている。
この時期、海津大崎の花見に向かう観光船が増便されるようだ。大津、彦根、長浜辺りより大型の船が大挙してやってくる。前方にエンジンの唸りが聞こえると恐怖・・・真っ直ぐにこちらへ向かってくるようで怖い。その航路から外れるように進路を変える。
竹生島の南側を通過・・・次に長浜の南浜を目指す。近そうに見えて遠い・・・いくらパドルを漕いでも陸地は近づかず、ちょっと焦りも・・・といって、手を休めれば永遠に目的地には着けない。頭の中を無にして、黙々とパドルを動かす。
南浜が近づくころ、長浜のエクシブやフジテックの塔が確認できるようになる。ちょっとだけ残雪の見える伊吹山。湖北方面には金糞岳や横山岳が真っ白に望まれた。
(彦根、芹川河口付近)
前方に彦根城が見えてくればゴールも近い・・・しかし、これからが辛かった。登山でいう胸突き八丁・・・気持ちが緩んできた時ほど焦りも・・・半ばヤケクソ!?で漕ぐ。彦根城の桜をカメラに納めてゴールへ。芹川の河口となる彦根市長曽根のポケットパークに上陸。
9時半スタートで14時半着、約5時間の琵琶湖横断であった。ふらふらになりながら重いファルトを東屋に運び、素早くたたむ。柱に収納袋をくくり付け、15時にマキノへ向かって自転車を走らせる。
(湖北の琵琶湖)
ビワイチと呼ばれ、人気のコースだけに多くのサイクリストとすれ違う。ウエットスーツのままで走る姿は変に見えたかと。長浜城の下を通過し、湖北町尾上「みずとりステーション」の辺りで写真を撮る。葦原、水鳥、竹生島の組み合わせが人気のエリアらしい。
(マキノ、清水の桜)
木之本、塩津、永原と走り、奥琵琶トンネルを抜けて海津へ・・・道路下の「清水の桜」が満開で、ちょっと一休みする。湖畔の道路に出ればこの旅も終わりに・・・造り酒屋「竹生島」の看板が気になった。
知内浜に到着・・・18時15分、日没前に着けて一安心であった。次回は自転車で・・・彦根芹川の河口よりスタートし、多賀、佐目、鞍掛トンネル、藤原、員弁、桑名へと走る予定である。