Club野風増   岐阜・本巣100夢プロジェクト!

自転車、登山、テレマークスキー、カヌー・・・そんな情報が満載ですよ!!

山旅 ニッコウキスゲの霧ヶへ!

2013-10-26 22:03:58 | 登山
《山旅 ニッコウキスゲの霧ヶへ!》
下界は連日の猛暑・・・もう冷えたビールが旨い!のレベルではないようです。よって高原へ避暑に・・・霧ヶ峰へ行ってきました。この時期のお楽しみはニッコウキスゲ・・・それほど珍しい花ではありませんが、緑の草原一面に咲いた黄色は感動でした。

霧ヶ峰強清水にクルマを停め、コロボックルヒュテ~車山(1925m)~車山肩~蝶々深山~物見石~八島ヶ原湿原へ。ゆっくり歩いて4時間くらいの行程でした。まさしく爽やか信州!快適な風が吹き抜ける緑一面の草原には感動・・・

クルマの回収には自転車を利用・・・一人、ビーナスラインを快走?し、強清水へ。反省・・・岐阜からの日帰りはちょっとハードなプランでした。


(車山のお花畑)


(満開のニッコウキスゲ)


(車山の頂上にて)


(蝶々深山?)


(鎌ヶ池付近)


(八島ヶ原湿原)

山旅 錦秋の越前大日山へ!

2012-11-11 21:43:50 | 登山
《山旅 錦秋の越前大日山へ!》
別名・越前甲(えちぜんかぶと)・・・越前大日山(1320m)へ行ってきました。場所は加賀と越前を分ける県境、勝山市の北部に位置します。

郡上白鳥より油坂トンネルを抜け、九竜頭の湖畔へ。ここの紅葉は最高でした。朝日を受けた広葉樹林(照葉樹)は全山が紅葉に・・・黄色の中に赤が・・・目が覚めるとはこのことかと。また、湖面に映る紅葉も素晴らしい。

勝山市横倉より登山を開始・・・先ずは沢沿いに大日峠へ。国道416号はつながっておらず、幻の道のようです。峠より急登の連続で頂上へ・・・二等三角点からの眺望は最高。新雪をまとった白山連峰・・・のどかに広がる大野盆地・・・はるか遠くには小松の市街地も。

白く雪に覆われた高山・・・紅葉真っ盛りの中級山域・・・里はまだまだこれから冬の準備・・・11月の中旬はいろいろな感動があり、出かけるのが楽しみな時期のようです。


(九頭竜あたりの紅葉)
ちょっと前まで白鳥と九頭竜の間にある油坂峠は難所でした。冬場の積雪期は除雪がされず、春まで通行止めに。現在は中部縦貫自動車道のトンネルが出来、短時間で行けるようになりました。

紅葉は真っ盛り・・・湖面に映る紅葉は格別な美しさがありました。


(大日峠にて)
越前大野市を抜け、勝山市へ・・・勝山城、勝山大仏殿はパス・・・途中で石川県へはつながっていない国道416号へ入り、野津又川に沿って横倉の集落へ・・・最終、かなりきわどい?林道を上がって登山口へ。

紅葉の沢沿いに登山道を進み、明るくなったところが大日峠。かつては加賀と越前を結ぶ生活道路であったことでしょう。


(カエデの黄葉)
大日峠より県境尾根を西方向へ向かいます。斜度は一気に増し、集団の会話も静かに・・・石川側はブナの自然林、福井側は笹の灌木帯・・・勝山から大野の平野が見下ろせます。後ろ方向には、取立山、大長山、赤兎山、経ヶ岳の山並みが望めます。


(霊峰白山)
更に高度を上げますと霊峰・白山が手に取るように・・・白く新雪をまとい、その姿は神秘的でもありました。


(素敵な仲間)
冬型の気圧配置・・・空には黒い雲が流れ、山頂には冷たい風が・・・早々に昼食を済ませ、下山へ。最近、加賀大日山へのルートも整備されたとか・・・またいつか訪れてみたいものです。


(加越国境の山々)
高度を下げると展望がよくなり、雄大な加賀と越前の国境尾根が見渡せます。遠くに別山が・・・荒島岳もくっきりと。


(八反滝)
無事に駐車場へ・・・帰路、行に気が付かなかった八反滝の雄姿が望めました。紅葉に囲まれ、なかなか立派な滝・・・でした。


山旅 信州・斑尾山から岩菅山へ!

2012-10-16 13:32:58 | 登山
《山旅 信州・斑尾山から岩菅山へ!》

以前より気になっていた斑尾山と岩菅山へ行ってきました!
斑尾山・・・北信五岳(ほくしんごがく)の一つで、標高は低いですが、とても渋い山でした。大明神から眺める野尻湖越しの黒姫山や戸隠連山は圧巻。斑尾高原はバブル期にリゾート開発がされたのでしょうか、ちょっとケバい建物が林立していました。好みの違いかも・・・

岩菅山・・・志賀高原の盟主?(最高点は裏岩菅山)。一等三角点の山でもあり、展望は欲しいままでした。北アルプスの連山はもちろん、苗場山、妙高山、黒姫山、高妻山(戸隠連山)、飯縄山は手に取る距離。根子岳や浅間山も・・・紅葉の志賀高原を心置きなく満喫してきました。

宿・・・歴史のある渋温泉へ。石畳の温泉街を歩き、九つの外湯めぐり(巡浴祈願)が楽しめます。四階建ての老舗旅館「金具屋」には感動。今回の宿は「玉久旅館」、建物は年季が入っていそうでしたが、綺麗に改装(ヒノキ造りの内湯は二重丸)がされ、出された料理は手抜きなしで感動でした。お勧めの宿です。

次回・・・奥志賀林道を北上し、栄村辺りまでツーリングを!と目論んでいます。


(斑尾スキー場から登山を開始)
岐阜より中央道、長野自動車道にて豊田飯山インターへ。道の駅「ふるさと豊田」にて休憩。斑尾高原への道を確認しました。同行の皆さんは早速に土産をゲット・・・大量の信州リンゴが車中に・・・でした。


(秋の空)
迷いに迷い、斑尾のスキー場より登山開始。ゲレンデの中を上がり、最終リフトへ。振り返ると・・・リゾートと呼ばれるにふさわしいちょっと派手目の建物群が見下ろせます。高度成長期の名残・・・東京あたりの有名店が出店しているとも。


(斑尾山大明神よりの野尻湖)
最終リフトよりは照葉樹林の林へ・・・よく手入れのされた登山を歩いてゆきます。ところどころに「信越トレール」の看板が・・・ここはトレールランも盛んなようです。

斑尾山の頂上からの展望はありません。少し南に下がったところの大明神へ・・・そこよりは野尻湖を眼下に・・・妙高山、黒姫山、戸隠連山、飯縄山の北信五岳の四つが(斑尾山はその一つ)・・・素敵な眺望を楽しみながらのランチタイムは至福のひと時。


(渋温泉の宿・玉久旅館)
今宵の宿は以前より泊まってみたかった渋温泉・・・石畳の温泉街、九つの外湯、木造四階建ての「金具屋旅館」・・・なにか懐かしささえ感じるレトロな温泉街です。


(九つの外湯めぐり・巡浴祈願)
外湯めぐり「温浴巡拝」・・・九つの外湯の名前が染め抜かれた手ぬぐいを手に、朱印をいただきながらの温泉めぐりは面白い。日本人に生まれてよかったと!


(志賀高原の紅葉)
玉久旅館はとても素敵な宿・・・建物はレトロではありますが、そのサービスは一流かと。料金はリーズナブルですが、料理ともてなしには感動でした。朝、出がけにふかしたての温泉まんじゅうをいただけたのが嬉しかったです。


(頂上直下の笹原)
二日目・・・志賀高原の蓮池より一の瀬へクルマ移動・・・上条用水路に沿った道より岩菅山を目指します。照葉樹林の尾根は紅葉に・・・まさしく爽やか信州!でした。


(岩菅山にて)
東館山からのルートと合流した地点よりは稜線上を行きます。展望が開け、遠く北アルプスの峰々や浅間山まで手に取るように・・・早朝には富士山も見えたそうです。

苗場山、北信五岳、四阿山、浅間隠山・・・また次の山旅に夢が膨らみます。





山旅 雲上の乗鞍岳へ!

2012-09-06 11:23:37 | 登山
《山旅 雲上の乗鞍岳へ!》
気軽に行ける三千メートル級の山といえば乗鞍岳でしょうか。
朴ノ木スキー場よりシャトルバスで畳平へ・・・
そこより二時間弱で最高峰の剣ヶ峰(3026m)へたどり着きます。

展望・・・周囲の山は見えるのですが、遠くの山は雲の中に。
気温は10度台・・・下界は30度以上・・・避暑にはもってこいの場所でした。


(観測所)
朴ノ木平スキー場の駐車場にクルマを停め、そこよりシャトルバスにて畳平へ・・・50分ほどのスカイライン・ドライブです。森林限界は2200メートルくらいでしょうか、ハイマツの広がる風景は下界では味わえない絶景です。


(コマクサ)
畳平より登山を開始・・・二時間弱の行程ということで気分は楽々です。いきなり、登山道の横にはコマクサの群落が・・・一時は心無い登山者(高山植物を商売のネタにする悪質業者!?)の盗掘により絶滅の危機に・・・ようやく日本人のレベルも上がってきたようです。


(畳平を振り返る)
クルマも通れるような幅の道が肩の小屋まで続いています。ちょっと興ざめの感じがしますが・・・左手下に残った雪渓ではサマースキーの方々が競技の練習をしているようです。ご苦労様なことです・・・


(岳)
肩の小屋からは本格的な登山道に・・・合宿の学生達でしょうか、スニーカーにTシャツという軽装で大勢が登ってきます。天候が悪化すれば???ここは本格的な三千メートル峰なのですが・・・


(信州側エコーライン)
東側を見下ろせばエコーラインが眼下に・・・信州の乗鞍高原より上がる道路です。いつかは自転車で上がってみたいなと!


(素敵な仲間)
野風増アウトドア倶楽部の皆さんです。その登行意欲は若い人に負けません。頼もしい皆さんです。


(火口湖)
乗鞍岳は火山の集合・・・美しい火口湖が点在しています。この景色はいつまでもこのままに残していただきたいものです。

夏・・・下界の暑さに嫌気がさした方は乗鞍岳へ出かけてください。天然のクーラー(表現が古臭い!?)が待っています。

山旅 津軽富士・岩木山へ!

2012-08-13 21:44:27 | 登山
《山旅 津軽富士・岩木山へ!》
今から40年も前でしょうか、青森駅より竜飛岬に向かい、その後半島を横断する林道にて小泊村へ。そして、十三湖から五所川原へ出ました。自転車の旅でした・・・

津軽平野は東北のイメージとは違い、とても広くて明るい感じが!つねにその先には津軽富士の岩木山(1625m)がそびえていました。いつか登ってみたい・・・ようやく夢が叶いました。

前日の鳥海山登山の疲れもあり、登山口は8合目より・・・岩木山スカイラインを利用しての楽々プランとなりました。駐車場より登山リフトもありますが・・・歩いて1時間半で頂上へ至りました。


(駐車場よりの頂上)
この日は秋田県大館市に宿泊。8月上旬の青森はどこも宿がいっぱいのため、弘前へ50分ほどで行ける大館に泊まりました。意外と穴場かも・・・秋田竿灯祭りの客も泊まっていたようです。

弘前市内の手前よりアップルロードに入ります。ここは青森リンゴの本場・・・見渡す限りのリンゴ畑は圧巻でした。その向こうには津軽富士がドカンと見えます。この道、いつか自転車で走ってみたいなと・・・

岩木山神社を過ぎたところよりスカイラインに・・・一本の尾根に付けられたジグザグの道を上がってゆきます。思ったよりは険しくない・・・なんと八合目まで上がってしまいました。


(ガラガラの登山道)
駐車場よりはリフトも上がっていますが・・・そこは登山者、まじめに登山道を上がります。低木に覆われ、見晴らしの利かない道でした。


(旧の噴火口の横を通って)
九合目、リフトからの道と合流するあたりからは景色が一変します。目の前には旧の噴火口跡らしきものが・・・その向こうには聳え立つ岩木山の頂上が。かなり急なのが分かります。


(はるか下に駐車場が)
火山弾が降り積もって形成されているのでしょうか・・・ガラガラの道はかなり厳しいルートです。時には岩につかまり、一歩一歩足を引き上げてゆきます。振り返ると、はるか下に駐車場が・・・


(頂上の岩木山神社)
上り始めて一時間半、思ったより早く頂上へ着きました。ちょっと雲があるものの、はるか下に津軽平野が見渡せます。天気がよければ北海道の松前あたりも見えるとか。岩木神社の奥社でしょうか、登頂お礼に参拝しました。


(頂上にて)
大勢の登山客で賑わう頂上で大休止・・・日陰がないと暑いくらいです。オニヤンマや秋アカネが飛んでいます・・・もう秋の訪れでしょうか。東北の夏は短いようです。


(ふもとのトウモロコシ畑)
下山後、裾野に広がるトウモロコシ畑の一角にあるお店で焼きトウモロコシを購入・・・畑の中で背後にそびえる岩木山を眺めながら味わいました。

さすがは百名山・・・遠く岐阜より千キロの道を走ってきた甲斐があります。またひとつ、素敵な思い出が残りました。