《旅行 ペルー・その1 クスコへ!》
定年退職(再雇用中ではありますが)の記念?として、以前より憧れていたペルーへの旅に行ってきました。8日間で29.8万円から・・・以前であれば50~60万円以上が相場!?だったのが庶民にも手の届く料金設定に・・・
成田~ニューヨーク~ペルー・リマ~クスコ~ウルバンバ~マチュピチュ・・・
20時間以上にも及ぶ飛行機旅は苦痛の一言、それに時差が14時間・・・信州のビッグ峠を越えるより多難な旅行でもありました。メインディッシュ?はマチュピチュ遺跡とナスカの地上絵・・・苦痛以上に感動をたっぷりといただいてきました。
6月25日18:20、JL-0004にてニューヨークへ(所要13時間)。5時間後、ラン航空LA-0531便にてペルーのリマへ(所要8時間。ペルーと日本との時差が14時間、缶詰状態は21時間と、南米の遠さを実感。
(リマよりクスコ空港へ)
リマから更に乗り継いでクスコ(インカ帝国の首都?)へ・・・ここの標高は3400㍍とか、空気の薄さを実感し、腹式呼吸を心がける。その分、空の透明度は抜群で、青い空が感動でした。
(クスコの街並み)
15世紀、スペイン軍が上陸し、植民地に・・・その後、アフリカからの奴隷が・・・暗い歴史を持つ国でもあります。街並みは中世のヨーロッパのようでもあり、狭い石畳の道を走り抜けるクルマは日本製のトヨタが大半、その乱暴な走りは発展途上のアジアの国のようでもありました。クラクションがけたたましい・・・
(祭り?アルマス広場にて)
原住民であるインディオは現代でも独自の衣装を身にまとい、アイディンティティーを主張しているようでした。ネズミ?の丸焼きはお祭りのご馳走とか・・・ぎょっとさせられました。
(ペルー料理!?)
ペルーは農業国・・・歯ごたえのいいステーキと豊富な野菜がご馳走とか・・・黄色いインカコーラでいただくランチは???好みの問題ですが。仕上げのコカ茶は未体験の味がしました。
(フォルクローレ・コンドルは飛んで行く)
今回の旅のもう一つのお楽しみはフォルクローレ・・・サイモン&ガーファンクルで知った「コンドルは飛んでゆく」・・・目の前で演奏される民族音楽はまた格別、ペルーへ来たことを実感しました。
(クスコの郊外)
ペルーといえばフジモリ元大統領・・・最貧国に属していた国を盛り上げた功績は大きいと思うのですが、特権を有していた白人層からは人種差別的に・・・そのスキャンダルによって失脚!??・・・一筋縄ではゆかないようです。
(パンパ?の大草原)
クスコの町を出れば貧しそうな家々が・・・草原(砂漠?)に立つ日干し煉瓦造りの農家は、その生活の厳しさがにじんでいました。今どきの日本人には耐えられない生活かと・・・
(5千メートル級?ペルーアンデス)
見渡す限りの草原大地へ出ると、その向こうには雪(氷河?)をいただいたペルーアンデスの山々が遠望できます。標高は5千メートル級とか・・・その雄大さに絶句、この景色を見れただけでも南米に来た甲斐があるというものです。
(ウルバンバのホテル着)
マチュピチュへの起点となるウルバンバ村のホテルへ到着。何でもいいから、お湯の出るシャワーと温かいベッドへ・・・ひ弱な日本人はタフでないようでした。