Club野風増   岐阜・本巣100夢プロジェクト!

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山旅 揖斐・龍神伝説の夜叉ヶ池へ!

2013-06-26 19:18:55 | 花の旅
《山旅 揖斐・龍神伝説の夜叉ヶ池へ!》
文豪、泉鏡花の戯曲でも知られる「夜叉ヶ池」へ行ってきました。福井と岐阜の県境、標高1100mの稜線上に池はあります。入る川も無ければ、出る川もない・・・その水量は年中一定とか。その神秘性から雨乞い伝説が多くあります。
http://www.youtube.com/watch?v=BjwiwuJHEfI


(登山口よりの夜叉ヶ璧)


(6月でも残雪が!)


(クサリ場)


(ついに池が!)


(夜叉ヶ池と三周ヶ岳)


(なごみの時間)

輪旅 保福寺峠から修那羅峠・鷹狩山へ!

2013-06-19 15:32:49 | 自転車旅
《輪旅 保福寺峠から修那羅峠・鷹狩山へ!》
とあるイベントが信州の某所で開催されました!
総勢33名の筋金入りサイクリストが・・・
クラッシックルートともいえる保福寺峠、修那羅峠を越えて麻績村へ。
天候にも恵まれ、素敵なツーリングが楽しめたかなと思っています。

二日目は、大町の隠れスポット的な展望台へ!
そこからの景色は雄大の一言・・・上りの苦しさを忘れさせてくれる絶景でした。



(峠への上り)
スタートはJR篠ノ井線明科駅前より・・・会田川に沿って旧四賀村を目指します。ここは昔の北国西街道(善光寺街道)・・・村の中心地となる会田(あいだ)地区は、かつての宿場町でもあったようです。軒を並べる建物にその面影が・・・

保福寺川に沿って・・・途中、コンビニにて小休止。赤怒田・・・春、このあたりの土手はフクジュソウで黄色く彩られるそうです。保福寺に立ち寄り、いよいよ峠への上りの始まりです。


(保福寺峠にて)
保福寺峠・・・今から40年も前でしょうか、自転車を始めたばかりの私はニューサイクリング誌の峠紀行文に刺激を受け、いつかは信州の峠を訪れようと憧れたものでした。

33名の方々の脚力はそれぞれ・・・好きなペースで峠を目指します。途中、東屋の横に湧く水の美味さは格別でした。峠には、日本アルプスを命名したウォルター・ウェストンの碑が・・・この前でしばしのランチタイム。自転車談義・・・近況報告と話が弾んでいるようでした。


(沓掛温泉への下り)
ここは大昔の官道「東山道」が通っていた場所でもあります。旧道の案内板(ハイキング道?)も・・・新緑に覆われた気持ちの良い自然林の中を下って行きます。青木村へ・・・沓掛温泉は山の中腹にあるようです。

国道143号に出合い、田沢温泉への看板を見送って修那羅峠へ・・・麻績口から県道12号。結構な急坂を上がって峠に・・・有名な石仏群はさらにわき道を800mほど進んだところ・・・結果、二名ほどの方しか訪れなかったようです。

※ここにありました画像ですが、諸事情により削除しました。
考えの違いとはいえ、寂しい話です。
(シェーンガルテン麻績にて)

遅れる方も数名・・・宿との約束の時間もあるため、見切り発射に。豪快に県道を下り、麻績村の中心地へ・・・聖高原駅はすぐそこ。更に旧大岡村へ向かい、今宵の宿「シェーンガルテンおみ」に到着。標高差100mのアップが応えました・・・

夕方6時、全員が宿に到着。前日より走ってみえた愛知のS木さんも元気なお姿。夕食時の宴会、その後の二次会が盛り上がったことは言うまでもありません。特に岐阜の地酒「甕口」の評判がよかった!??


(鷹狩山から見下ろす大町市街)
二日目、予想に反して天気は快晴・・・ありがたいことです。棚田の中を下って県道55号へ。麻績川に沿って差切(さしきり)峡・・・渓谷美と素掘りのトンネルが圧巻でした。

山清路にて国道19号を横切り、生坂村、八坂村へ(旧名?)途中、娘さんの嫁ぎ先へ寄るというⅠ岡さんとお別れに。更に道は高度を上げ、大展望の鷹狩山へ。途中では、「山に登って下りるだけじゃないの!」と、不満もちらほら。

宿より3時間の激闘・・・標高1164mの鷹狩山山頂に到着・・・その展望は一級・・・大町市街が眼下に一望・・・その背後には、蓮華岳、針ノ木岳、爺ヶ岳、鹿島槍ヶ岳、五竜岳と望める!・・・はずでしたが、ちょっと雲の中に。雄大な景色を見下ろしながらランチ(コンビニおにぎり?)を楽しみました。


(唐花見湿原の近くにて)
大糸線の東の車窓に見える山並み・・・これが今回の尾根ルートです。次の訪問地は唐花見(からけみ)湿原・・・池の乾燥化が進み、低木が繁茂して湿原のイメージからは遠ざかっていました。


(一本カエデ付近にて)
相川のトンネルの所へ出、更に大峰高原へ。かつては牧場だった!?・・・レストハウスは閉店(廃業?)のようでした。更に南下・・・NHKの朝の連続テレビ小説「おひさま」の舞台となった一本カエデ(樹齢250年の七色大カエデ)の場所より法道地区を通って国道19号へ!・・・というプランは変更し、池田町会染へ・・・道の駅「花とハーブの里・池田」にてソフトクリーム休憩。「大雪渓」の蔵元(大雪渓酒造)は道の駅のすぐ近く・・・クール宅急便で銘酒を送る方も。


(フィナーレの高瀬川沿い)
フィナーレは、地元安曇野在住のY本さんに案内をしていただき、高瀬川の堤防上を・・・最後、犀川に沿って龍門渕公園、JR明科駅へ。

無事に第14回のイベントが終了しました。


輪旅 佐久平その3・北軽から浅間林道、小諸へ!

2013-06-16 12:21:11 | 自転車旅
《輪旅 佐久平その3・北軽から浅間林道、小諸へ!》

三日目、北軽井沢のペンションより小諸まで走りました。
軽井沢へ下り、中山道から北国街道をと・・・
それでは新鮮味に欠けるかと思い、峰の茶屋より浅間林道を走りました。
「管理が厳しそう」「路面が荒れていて走れない」
結果は大正解・・・よく締まったダート(判断は個人差あり)は走りやすく、小諸まではほとんどフラットで快適でした。

後で知ったことですが、その下にある1000m林道もよさそうですが。


(ペンションの朝食)
カッコウの鳴き声で目覚め・・・ここは高級?な別荘地のようです。気持のよい朝、十分なボリュームの朝食をいただき、旅の支度を。


(M氏のタンデム)
佐久平より参加のM夫妻が乗るフランス製タンデム車・・・昨日の車坂峠への上り・・・嬬恋村への下りのダート・・・いづれも苦労をされたようです。パニアバッグの汚れがそれを物語っていました。


(総勢9名のサイクリスト)
京都より参加のY岡さん・・・長野駅より菅平を越えての予定が、冬季?通行止めのため、大きく迂回をさせられたそうです。春の信州路は一筋縄では行かないかも。

東京より参加のK野さん・・・吾妻線を利用し、自慢の黒アルプス号で参加されました。お洒落な帽子が素敵でした。全員がペンション前に集合・・・ペンションのオーナー夫妻に見送られ、静々とスタートしました。


(北軽井沢からの浅間山)
今回のプラン・・・結果、浅間山をグルッと一周するコースとなりました。佐久平から・・・嬬恋村から・・・北軽井沢からと、360度の角度から眺めることができました。

それぞれの角度で表情を変える浅間山の容姿・・・その優美な姿が頭に記憶されました。北軽からはとても優しい感じの姿が印象的。


(1200m林道?を走る)
群馬と長野の県境にて、国境平へ向かう方々とお別れに・・・そこからの浅間が美しいというⅠ倉さん。昔、活躍していた草軽電気鉄道の軌道跡を下って軽井沢へ出るというK野さん。「またどこかでお会いしましょう!」・・・と。

峰の茶屋より浅間林道へ・・・あまり事前情報が無く、入り口付近の路面状態を偵察・・・雑草が覆い被っているわけでもなく、轍もそこそこあり、ゴーサイン。路面状態も悪くなさそうです。


(なごみの時間)
嬉しいことに、小諸まではほぼ下りで上り返しなし・・・途中よりは1200㍍の等高線に沿って水平に行く感じでした。時より難解な分岐点に・・・K原さん装備のGPSやスマートフォンにて確認しながら迷うことなく小諸を目指しました。

パンクが一回・・・林道ではなく、舗装路で拾った針金の切れ端のようなものが原因でした。二匹のカモシカが時間を隔てて突進してきました。こちらも大声を上げて威嚇を・・・この時期、メスを奪い合うオスが命をかけて戦うそうです。ふだんは物静かなカモシカなのですが・・・


(小諸に戻る・農水省草地試験場あたり)
天狗温泉浅間山荘(浅間清水)へ向かう道より外れ、下の1000㍍林道へ下ります。この道も軽井沢よりいつか走ってみたいなと・・・ 牧草地の中を走り、菱野温泉の手前へ。クルマをデポしていた「ペンションのりさんち」はすぐそこでした。

三日間の佐久平自転車旅行・・・メンバーに、コースに、宿に、天候にと最高に恵まれたツーリングを楽しむことができました。参加の皆さん、ありがとうございました!

輪旅 佐久平その2・小諸から嬬恋村へ!

2013-06-16 09:19:30 | 自転車旅
《輪旅 佐久平その2・小諸から嬬恋村へ!》
無謀にもチェリーパークラインにて車坂峠へ・・・
高峰高原まで約2時間半の激闘??でした。
峠からの展望はいうに及ばず・・・富士山も微笑んでくれました。
峠の向こうは群馬県、なんと7キロものダートがお出迎え!
降り立ったところがギャベツの栽培で知られる嬬恋村・・・想像以上の雄大さに感動!・・・こんな素敵な場所に出合えたことに感謝!自転車をやっていてよかったと思える一日でした。


(ペンションの朝)
深夜、空には星がびっしりだったとか。眼下には小諸の夜景が・・・朝、心のこもった朝食が嬉しかったです。ここは農園ペンションでもあるそうで、広い敷地ではワイン用のブドウも栽培され、それから造ったワインもいただけるとか。


(チェリーパークラインを上がる)
朝一で高峰高原へ・・・チェリーパークラインを上がって車坂峠へ向かいます。標高差は千メートル以上・・・かなりの覚悟がいるヒルクライムです。先頭はK原さん、山で鍛えた脚は流石です。二番手はAさん、半世紀を超える?サイクリング歴を実証。続いて東京のⅠ倉さん、一度、ペンションより合流予定のM夫妻を迎えに小諸へ下り、下より上がって見えました。走りは本物です。

私とN沼さんは亀作戦で・・・残念ながらウサギさんは昼寝をしなかったようです(笑)


(車坂峠1973mにて)
早い人は一時間半?、遅い人も二時間強?で峠に到着・・・峠からの展望は最高の一言・・・八ヶ岳から中央アルプスが・・・富士山も遠望できます。上りの苦労が報われるひと時でもあります。

マウンテンビューホテルでランチの方・・・ソフトクリームに舌鼓を打つ方・・・それぞれで絶景を楽しんでいました。湯ノ丸林道はここより左へ・・・浅間山の絶景が楽しめる黒斑山への登山道は右へ・・・高峰高原は素敵な場所でした。


(群馬側のダートを下る)
これより群馬県側へ・・・快適な舗装路を豪快に下って行きます。っと思いきや、道は地道に・・・ある程度予測はしていたのですが、かなりの酷いダートで、浮いた砂利には苦労をさせられました。特に細いタイヤの方は四苦八苦・・・約7キロの区間が未舗装でした。


(嬬恋村から眺める浅間山の風景)
苦労に苦労を重ね、ようやく嬬恋村のキャベツ畑に出ました。パノラマラインを横切るあたりよりは裏?浅間山の風景が・・・一部には残雪も見られ、信州佐久側とは違う眺めが楽しめます。

田代で国道144とクロス、坂を上がって田代湖へ・・・ここは灌漑用の溜池、味気はないものの、湖越しの浅間山が雄大でした。


(キャベツ畑を快走)
再びキャベツ畑の広がる台地に出て、その中をうねって通る道を快走してゆきます。気分は最高・・・心から自転車をやっていてよかったと思える時間でした。


(ここは富良野?美瑛?)
「園芸試験場高冷地分場」そんな施設をかすめ、高台に・・・ここは富良野か美瑛か・・・本場にはかなわないものの、充分に雄大な景色を満喫できる場所でした。

干俣の中心地へ下り、大笹で国道144へ・・・途中、コンビニで小休止・・・蕎麦でお腹を満たす人も。さらに県道235にて北軽井沢の鎌原(かんばら)へ向かいます。


(北軽のペンションへ到着)
鬼押ハイウェーを横切り、別荘地へ・・・特徴のない?家(別荘)が立ち並ぶ中を抜け、デカいホテルの前を抜けてペンションへ。ここで全員が集合・・・総勢9名の大所帯になりました。

輪旅 佐久平その1・御牧ヶ原から小諸へ!

2013-06-14 21:56:13 | 自転車旅
《輪旅 佐久平その1・御牧ヶ原から小諸へ!》
雷電くるみの里よりスタート・・
東御市の高台を走ってきました。
このエリアの魅力は、農村風景と浅間山の遠望。
蓼科山や北アルプスの山々にはまだ白い雪が・・・
田植えの準備ができた水田、白い花の咲くリンゴ園。

信州の春を満喫してきました。


(海野宿を走る)
前夜は京都のK原さんと車中泊・・・登山の仲間はどこでも寝れる!?で心強いです。道の駅「雷電くるみの里」よりスタート。江戸時代の名力士「雷電為右衛門」の碑のところで北国街道に合流・・・しなの鉄道田中駅を目指します。

ここで、神奈川のN沼さん、東京のⅠ倉さんと合流。折角ですので、海野宿へ寄り道・・・観光化が進みすぎて映画のセットのような街並み復元が目立つ中では、とても往時の雰囲気が残っていて好感が持てます。


(八重原にて)
田中橋で千曲川を渡り、東御市八重原へ・・・ここは私のお気に入りエリア、信州の違う一面があって、何度も訪れたくなる場所です。特に、浅間山が白くなったころは最高かと。南には雪の残る蓼科山も遠望できます。

佐久平は雪の少ない地域・・・もう水田には水が張られ、田植えのシーズンでもありました。コメが主食の日本人にはこれも嬉しい風景です。

明神池の湖畔をかすめ、上八重原、田楽平らへ・・・地質学的にいえば、浅間山や蓼科山の噴火による火山灰が積もってできた台地なのでしょうか。その雄大な眺めは一見の価値ありです。


(浅間山をバックに)
外倉、桐原、細谷、塩沢へと快適なサイクリングを楽しみます。明治時代、廃藩置県で職を失った武士が、この御牧ヶ原へ入植したとも・・・水利の悪い台地のため、溜池が多く見受けられます。遠くには北アルプスの白い峰々も・・・後立山連峰のようです。

観音坂を下り、畔田より印内へ。そこよりゆるい坂をじわじわと御牧ヶ原へ上がります。かつてここは名馬を産出した場所とか・・・


(御牧ヶ原にて)
四ツ京塚で右折・・・蓬田方面へ。「緑の牧場学園」の看板のところで左折、八幡という地区を走ります。ここもご機嫌なエリア・・・ひとりのんびりと散策したい場所です。

千曲ビューラインを横切り、山浦地区へ・・・乾門無池から諏訪山口までの道のりは誰にも教えたくない!?くらいの風景が待っていました。まさしくランドナーの世界・・・


(布引観音)
諏訪山への予定はカットし、小諸の町へダウンヒル・・・千曲川に出合ったところで皆さんとは別行動に・・・皆さんは小諸城址、懐古園へ、私は宿題となっていた布引観音を訪れることに。

「牛に曳かれて善光寺へ」その由来となったお寺さんです。山麓の駐車場より両岸を岩に囲まれた沢を登って行きます。約30分・・・手掘りの隧道を抜け、懸崖造りの観音堂へ・・・信仰心の厚さを感じる建物に感動でした。


(小諸 大塚酒造)
「雷電くるみの里」に停めたクルマを回収・・・夜の部?に備え、小諸市内の酒蔵で新酒?生酒を仕入れます。大塚酒造、以前もここで試飲をさせていただき、美味しかったことを覚えていましたので。建物の造りも昔のまま、とても雰囲気のある酒蔵です。もちろん、お酒も美味しい・・・


(ペンションのテラスにて)
小諸市内よりちょっと上がった天池という場所に「ペンションのりさんち」はありました。私はクルマで・・・他の皆さんはちょっと苦労をされたようです。


(クラシックギターのゆうべ)
ここで三重のAさんとも合流、これで五名に。洒落た建物はとても素敵・・・なんと夕食はオーナーの説明付きのフルコース・・・とてもリッチな気分になれました。

サプライズ・・・三重のAさんはクラシックギターも趣味の一つ・・・バッハをはじめ、名のある曲(私には覚えられない)を次々に披露・・・最後はあの名曲「アルハンブラの思い出」その指の動きにはほれぼれとする美しさがありました。

自転車をきっかけとするお付き合い・・・皆さんの多彩な一面に感動を覚えました。
ありがたいことです!!