《輪旅 保福寺峠から修那羅峠・鷹狩山へ!》
とあるイベントが信州の某所で開催されました!
総勢33名の筋金入りサイクリストが・・・
クラッシックルートともいえる保福寺峠、修那羅峠を越えて麻績村へ。
天候にも恵まれ、素敵なツーリングが楽しめたかなと思っています。
二日目は、大町の隠れスポット的な展望台へ!
そこからの景色は雄大の一言・・・上りの苦しさを忘れさせてくれる絶景でした。
(峠への上り)
スタートはJR篠ノ井線明科駅前より・・・会田川に沿って旧四賀村を目指します。ここは昔の北国西街道(善光寺街道)・・・村の中心地となる会田(あいだ)地区は、かつての宿場町でもあったようです。軒を並べる建物にその面影が・・・
保福寺川に沿って・・・途中、コンビニにて小休止。赤怒田・・・春、このあたりの土手はフクジュソウで黄色く彩られるそうです。保福寺に立ち寄り、いよいよ峠への上りの始まりです。
(保福寺峠にて)
保福寺峠・・・今から40年も前でしょうか、自転車を始めたばかりの私はニューサイクリング誌の峠紀行文に刺激を受け、いつかは信州の峠を訪れようと憧れたものでした。
33名の方々の脚力はそれぞれ・・・好きなペースで峠を目指します。途中、東屋の横に湧く水の美味さは格別でした。峠には、日本アルプスを命名したウォルター・ウェストンの碑が・・・この前でしばしのランチタイム。自転車談義・・・近況報告と話が弾んでいるようでした。
(沓掛温泉への下り)
ここは大昔の官道「東山道」が通っていた場所でもあります。旧道の案内板(ハイキング道?)も・・・新緑に覆われた気持ちの良い自然林の中を下って行きます。青木村へ・・・沓掛温泉は山の中腹にあるようです。
国道143号に出合い、田沢温泉への看板を見送って修那羅峠へ・・・麻績口から県道12号。結構な急坂を上がって峠に・・・有名な石仏群はさらにわき道を800mほど進んだところ・・・結果、二名ほどの方しか訪れなかったようです。
※ここにありました画像ですが、諸事情により削除しました。
考えの違いとはいえ、寂しい話です。
(シェーンガルテン麻績にて)
遅れる方も数名・・・宿との約束の時間もあるため、見切り発射に。豪快に県道を下り、麻績村の中心地へ・・・聖高原駅はすぐそこ。更に旧大岡村へ向かい、今宵の宿「シェーンガルテンおみ」に到着。標高差100mのアップが応えました・・・
夕方6時、全員が宿に到着。前日より走ってみえた愛知のS木さんも元気なお姿。夕食時の宴会、その後の二次会が盛り上がったことは言うまでもありません。特に岐阜の地酒「甕口」の評判がよかった!??
(鷹狩山から見下ろす大町市街)
二日目、予想に反して天気は快晴・・・ありがたいことです。棚田の中を下って県道55号へ。麻績川に沿って差切(さしきり)峡・・・渓谷美と素掘りのトンネルが圧巻でした。
山清路にて国道19号を横切り、生坂村、八坂村へ(旧名?)途中、娘さんの嫁ぎ先へ寄るというⅠ岡さんとお別れに。更に道は高度を上げ、大展望の鷹狩山へ。途中では、「山に登って下りるだけじゃないの!」と、不満もちらほら。
宿より3時間の激闘・・・標高1164mの鷹狩山山頂に到着・・・その展望は一級・・・大町市街が眼下に一望・・・その背後には、蓮華岳、針ノ木岳、爺ヶ岳、鹿島槍ヶ岳、五竜岳と望める!・・・はずでしたが、ちょっと雲の中に。雄大な景色を見下ろしながらランチ(コンビニおにぎり?)を楽しみました。
(唐花見湿原の近くにて)
大糸線の東の車窓に見える山並み・・・これが今回の尾根ルートです。次の訪問地は唐花見(からけみ)湿原・・・池の乾燥化が進み、低木が繁茂して湿原のイメージからは遠ざかっていました。
(一本カエデ付近にて)
相川のトンネルの所へ出、更に大峰高原へ。かつては牧場だった!?・・・レストハウスは閉店(廃業?)のようでした。更に南下・・・NHKの朝の連続テレビ小説「おひさま」の舞台となった一本カエデ(樹齢250年の七色大カエデ)の場所より法道地区を通って国道19号へ!・・・というプランは変更し、池田町会染へ・・・道の駅「花とハーブの里・池田」にてソフトクリーム休憩。「大雪渓」の蔵元(大雪渓酒造)は道の駅のすぐ近く・・・クール宅急便で銘酒を送る方も。
(フィナーレの高瀬川沿い)
フィナーレは、地元安曇野在住のY本さんに案内をしていただき、高瀬川の堤防上を・・・最後、犀川に沿って龍門渕公園、JR明科駅へ。
無事に第14回のイベントが終了しました。